Ankerよりハイコスパ!8-in-1のUSB-CハブをM1 MacBook Airで使ってみた

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Ankerよりハイコスパ!8-in-1のUSB-CハブをM1 MacBook Airで使ってみた
3.5mmヘッドホンジャックも付いてるからiPad ProやiPad Airでも使えるUSB-Cハブ
M1 MacBook Airを買ってから困ったのが拡張性の少なさです。
搭載されてるのは、Thunderbolt/USB-4のポートが2つと、3.5mmヘッドホンジャックが1つあるだけ。
端子類はこの3つだけですがThunderbolt/USB-4のポートが、

  • 充電
  • DisplayPort
  • Thunderbolt3(最大40Gb/s)
  • USB4(最大40Gb/s)
  • USB3.1 Gen2(最大10Gb/s)

の役割をこなしてくれるので、使いたい機器の端子の形状が合えば問題ありません。
ただ、USB-Aの機器やHDMIで外部ディスプレイに出力したいときには端子の形状が違うので別途USB-Cハブを購入する必要があります。
MacBook Air用のUSB-Cハブでぱっと頭に思い浮かんだのがAnkerのUSB-Cハブ。Amazonで「macbook air usb-c ハブ」で検索するとズラーっとAnkerのものが出てきます。
なかなか評判も良いので僕も買おうかなと思いましたが、ちょうどお付き合いのあるメーカーさんからVAVAというブランドから8-in-1の多機能USBハブが発売されるということで提供していただきました。

VAVA 多機能ハブ「VA-UC020」特徴

VAVA 多機能ハブ「VA-UC020」
『【VAVA】8-in-1の拡張性 多機能USBハブ VA-UC020(追記:販売終了→ 後継品は11in1のUSBハブ』のパッケージ。
VAVAは、モバイルバッテリーブランドの「RAVPower」、オーディオ・家電ブランドの「TaoTronics」を展開しているグローバル企業SUNVALLEYグループが展開しているスマート家電ブランドです。
今まで使ったことがないメーカーだったので最初はちょっと不安でしたが、普段からよく使ってて安心感のあるRAVPowerとTaoTronicsと同じグループということで、警戒心が和らぎました。
パッケージの中身 梱包もしっかりしてました
パッケージの中身。梱包もしっかりしてました。内容物は、取扱説明書類とUSB-Cハブ本体です。
USB-C ハブ 本体
多機能USB-Cハブ本体。大きさは実測値で10.7 x 4.2 x 1.1 cmでした。
注意のシールが貼られてました(すぐ剥がせます)。書かれてる内容は…

  1. フル作動している場合、またはPDアダプタを使用している場合、ハブの表面温度が最高55℃まで達する場合があります
  2. USB3.0の最大出力は1.8A/9Wです。7.5W以上の電力を持つデバイスはサポートされていません
  3. 40W以下のPDアダプタでは、ハブを介して一部のデバイスを充電できません

注意事項なので使う前に頭に入れておきました。
3.については、ハブのPDポートに100W以下の電源アダプターが接続されていると、ハブと周辺機器におよそ20Wの電力が使われるので、40W出力以下のPDアダプターだと大元に接続しているMacBook Airなどを十分に充電することができないということのようです。
主な特徴はこちら。

  • USBハブ1つでHDMIポート/USB-Cポート/USB-Aポート×2/PD充電ポート/SDカードスロット/Micro SDカードスロット/3.5mmAUXでヘッドホン出力とマイク入力に対応
  • 最大5Gbpsでデータ転送可能のUSB-Cポート
  • 4k@60Hz対応のHDMIポート
  • 最大100Wの高速充電が可能なPower Delivery(PD)ポート
  • SD/micro SDカードスロットは最大2TBのデータ転送容量、最大速度104MB/秒に対応
  • 48kHzオーディオ出力&マイク入力

USB-CとUSB-A×2とAUX端子
左からUSB-C・USB-A×2・AUX端子。
AUX端子があるのは珍しいですね。3.5mmヘッドホンジャックが廃止された最近のiPad AirやiPad Proで有線のイヤホンやヘッドホン、ヘッドセットを使えるのは便利です。
HDMI端子
4k@60Hz対応のHDMIポート。
左からPD充電ポート、micro SDカード、SDカード ポート
左からPD充電ポート、micro SDカード、SDカードのポート。
M1 MacBook Airに接続した多機能USB-Cハブ
M1 MacBook Airに接続したVAVAの多機能USB-Cハブ。ケーブルの長さは本体根本から端子の先端までで17.5cmです。

多機能USB-CハブをM1 MacBook Airで使ってみた

多機能USBハブにPD充電とSDカードを挿した写真
実際に使い勝手はどうなのか、1週間ほど使ってみていくつか数値を計測してみました。

SDカードと外付けHDDの転送速度を計測してみた

まずはSDカードスロットにProGradeのGOLD 250R メモリーカードを挿入してDisk Speed Testで計測。
iMac Proで計測した時書込119.0MB/s 読込241.7MB/sのスピードが出てましたが…
SDカードの転送速度結果
書込76.8MB/s 読込81.9MB/sという結果でした。
SDカードスロットの最大速度は104MB/秒なので、もうちょっとスピードが出ても良いかなという感じ。
続いてLaCie Rugged 5TBをUSB-Cに接続して試してみました。
iMac Proで計測した時は書込129.3MB/s 読込128.1MB/sのスピードが出てましたが…
5TBの外付けHDDの転送速度結果
書込136.1MB/s 読込138.2MB/sという結果でした。
こちらはiMac Proよりもほんのちょっと速いスピードが出てます。

最大100WのPD充電を試す

次に最大100WのPD充電を試してみました。
電源アダプターはPD100W出力に対応している『AUKEY PA-B5』と、先日紹介した30W出力の「RP-PC144」で試しました。
以下の画像はM1 MacBook Airの「このMacについて」→「システムレポート」→「電源」の項目を切り取ったもの。
充電W数
左から、「PA-B5」を直接M1 MacBook Airに接続したもの、その右が「PA-B5」に多機能ハブを介したもの、一番右が「RP-PC144」に多機能ハブを介したもの。
多機能ハブVA-UC020の注意書きによると、「100W以下の電源アダプターが接続されていると、ハブと周辺機器におよそ20Wの電力が使われる」とありますが、SDカードとHDMIを接続した状態でも「92W」で充電できてるので、8Wしかハブに電源をとられてないことになります。
同様に、一番右の30W出力のRP-PC144の場合だと「22W」で充電できてるので、こちらも8Wをハブが消費してる結果になりました。
他のポートを全部使うと最大で20Wの電力が使われると注意書きにあるので、充電するには余裕を持って40W以上の急速充電アダプタを使うと良いでしょう。

75インチの4KテレビにHDMI出力してみた

リビングにあるハイセンスの75インチ4KテレビにHDMI出力してみました。
75インチ4KテレビにHDMI出力してみた
4K対応のHDMIケーブルで接続してみました。75インチ4K 3840×2160ピクセルの画面に映し出されました。さすがに75インチなので迫力がありますね。ただ、解像度が高すぎて文字が米粒のようで見にくい。
75インチ4Kテレビにミラーリングする
設定をミラーリングにすると文字もちょうど良い大きさになりました。
表示は問題なしだったんですが、操作時にちょっとだけ遅延が発生しました。同じケーブルでパソコン用ディスプレに接続した際には遅延は全くなかったので、4Kテレビの問題だとは思います。
気軽にパソコンの画面をテレビや外部ディスプレイに映し出せるのは意外と便利です

まとめ

M1 MacBook Air用に初めて多機能ハブを使ってみましたが、コンパクトで軽くて動作も特に問題もなかったのでこれからかなり重宝しそうです。
Ankerのものが有名なのでそっちを買いそうになりますが、VAVAは価格も2千円ほど安いしAUX端子も付いてて3.5mmヘッドホンジャックがないiPad Proなどでも使える点はポイント高いです。
安くてイヤホン出力&マイク入力も付いたUSB-Cハブを探してる方にはおすすめです。

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