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Thunderbolt機器が増えてきたのでThunderbolt4対応の3ポートハブ購入!
普段使ってるiMac ProにはThunderbolt3のポートが4つ付いてます。
今まで接続してた機器はこの4つ。
- Thunderbolt3接続でバスパワー駆動のオーディオインターフェイス「Arrow」
- Thunderbolt3対応の外付けHDD「Pegasus3 R4」
- 5.7インチの外部モニター「FEELWORLD F570」
- 最大転送速度1.25GB/sの「ProGradeダブルスロットカードリーダー」
4つ目のダブルスロットカードリーダーはUSB-A接続でも使えますが、転送速度が遅くなるのでThunderbolt/USB-C端子に接続して使ってました。
この4つに加えて、EOS R5を購入した際にThunderbolt3接続の「CFexpress Type B Thunderbolt 3専用 シングルスロットカードリーダー」が新たに加わったので、Thunderbolt3の機器が合計で5つになってしまいました。
Thunderbolt3を3つ増やせるドックの購入も考えたんですが、価格が4万円と高い。Thunderboltだけが欲しかったのに、USB-AやSDスロットなど11ものポートが付属してるので僕には過剰スペック。
何かいいのないかなと思ってた時にタイミングよく発売されたのが、今回紹介する『OWC Thunderbolt 4ハブ』です。
OWC Thunderbolt4×3ポートハブ
『OWC Thunderbolt 4ハブ』のパッケージ。型番はOWCTB4HUB5PNです。
これが本体!想像してたよりかなりコンパクトで良い感じ。
同梱物一覧。本体、Thunderbolt 4 ケーブル、電源ケーブル、ACアダプター。あと、クイックスタートガイドが一枚入ってました。
ACアダプターは本体より大きいです。パワーデリバリー対応でパソコンへ最大60W、Thunderbolt機器へ最大15Wの電源供給ができるのでこんなに大きくなってるんでしょう。
なので、持ち運びするよりも机に据え置きして使う方が良いかも。
Thunderbolt4に対応したケーブルが付属。まだThunderbolt4に対応した機器は持ってませんが、Thunderbolt3でも普通に使えます。
天板と底面には保護フィルムが貼られてました。使用前に剥がしました。
天板にはOWCのロゴがあります。ロゴは電源ケーブルを接続すると点灯します。
底面の角には滑り止めのゴム足がついてます。
前面。左から、PC接続用のThunderbolt4ポート、USB-A3.2 10GB/sポート、電源LED設定ボタン。
Thunderbolt3の上にある小さな穴は、OWC ClingOnという名前のケーブル抜け防止スタビライザーのマウントポイント。Thunderboltケーブルが抜けないように固定することができます。ハードディスクなど大切なデータをやり取りする場合は固定しておくと安心です。
電源LED設定ボタンは、ペーパークリップなどをこの穴に差し込んで内部のボタンを押すことで、電源LEDの点灯状態を変更できます。通常点灯→底輝度点灯→消灯の順に切り替わります。
背面。左から、電源入力端子、セキュリティスロット、Thunderbolt4ポートが3つ。
こちらのThunderbolt4ポートの上にも固定する穴があります。基本的に抜き差ししないところは固定するようにしてます。
主な特徴はこちら。
- システム要件:macOS 11.0(BigSur)以降/Windows10以降
- ハードウェア要件:Mac Thunderbolt3ポート/PC Thunderbolt4ポート
- Thunderbolt機器をデイジーチェーン接続できる3つのThunderboltポートを搭載
- デイジーチェーン含めて、最大5台のThunderbolt機器を接続可能
- 各種USB機器を接続できるUSB3.2 TypeAポートを本体前面に装備
- USB PowerDeliveryによりパソコンへ最大60W、Thunderbolt機器へ最大15Wの電源供給が可能
- サイズ:118×73×17mm
Macで使う方はmacOS BigSur以降が対応ですのでご注意ください。
僕もこれを使う前にBigSurにアップデートしました。アップデート方法や遭遇したトラブルはこちらにまとめてますので、まだアップデートしてない方はどうぞ。
BluetoothヘッドホンのひどいノイズがBig Surクリーンインストールで消滅した話
モニター出力できる解像度は、モニター1台の場合は最大で8K/60Hz または 4K/120Hzまで。モニター2台の場合は最大で4K/60Hzまでです。
Apple M1 チップ搭載Macに接続できる外部モニターは1台まで。
外部モニターを複数接続することを考えてる方もご注意ください。
実際に使ってみた感想
赤矢印部分、iMac Proの右側に設置しました。ロゴのLEDは、電源を接続すると白点灯、Thuderbolt4ケーブルでパソコンと繋ぐと青点灯します。
背面はこんな感じ。すでに大量のケーブルでごちゃごちゃ。
白いケーブルがオーディオインターフェイスArrowのケーブル。ここでも問題はなさそうでしたが、音関係はノイズなど色々と気を使うことが多いので、この後、本体の端子に接続し直しました。
というわけで、このOWCのハブに接続したのは、ProgradeのSDカードリーダーとCFexpress/XQDのカードリーダーの2つ。
本体の方は、このOWC Thunderboltハブ・Arrow・Pegasus3 R4の3つ。5.7インチの外部ディスプレイはPegasus3 R4にデイジーチェーンで繋いでます。
というわけで、パソコン本体に1つ、ハブに1つ、Thunderbolt端子に余裕ができました。これならあと2つThunderbolt機器が増えても大丈夫です。
あー、余裕があるってうれしい。
前面にUSB-Aポートが一つあるのは意外と便利。USBメモリとかちょっとしたものを使う時に背面に手をまわずにさっと挿せるので重宝してます。
iMac Proと接続してるThunderbolt4のケーブルの見た目が悪いので、L字型のUSB-C変換コネクタで調整するつもり。
続いて転送速度。
CFexpress TypeBでテストしてみました。
iMac Proの端子に接続した時と同じ速度が出ました。これなら一安心です。
Thundebolt3のハブがずーっと欲しかったんですが、Thunderboltは基本的にデイジーチェーンで接続するのがあたりまえで、ツリー状のハブってほとんど販売されてませんでした。
今回紹介したOWC Thunderbolt ハブのおかげで、ようやくThunderboltの端子不足が解消されました。
Thunderbolt機器をよく使うユーザーにかなりおすすめできるハブですよ。