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約6年ぶりに買い替えたメインマシンは約70万円のiMac Pro!
2018年11月9日にApple Storeでカスタマイズ注文(CTO)したiMac Proがやっと届きました!
注文したiMac Proのスペックは以下の通り。
- 3.2GHz 8コアIntel Xeon Wプロセッサ
- 64GB 2,666MHz ECCメモリ
- 1TB SSDストレージ
- Radeon Pro Vega 56(8GB HBM2メモリ搭載)
- Magic Trackpad 2 – スペースグレイ
- Apple Care+ for Mac
これまで使っていた27インチiMac(Late 2012)で特に不満だった動画編集および書き出し時のスピードを改善するためにこの構成にしました。これで税込72万円越えです!
Mac BenchmarksによるとCPUは8コアでもマルチコアで優に30000を超えてるので、これで十分。ストレージも内臓は500GBほどしか使ってないので1TBのSSDでOK。グラフィックスもVegaの8GBで文句なし。
ただ、メモリに関してはPremiere CC 2019での推奨が2018の16GBから32GBに増えてるので64MBにしておきました。
あと、マウスはロジクールのMX Master 2Sを使ってる(レビューはこちら)ので、Magic Mouse 2じゃなくて持ってないMagic Trackpad 2にしました。
普段は加入しないApple Care+も、さすがに高い買い物だったので入ることに。
というわけで、開封レビューとiMac Late 2012との起動時間の比較を、ファーストインプレッションとしてまとめてみました。
iMac Pro 開封レビュー
上海支店からクロネコヤマトで送られてきたダンボール。
2013年1月に購入したiMac Late 2012の時よりスポンジのクッション材が増えてます。
購入した極薄iMac(Late2012) 27インチが到着〜♪開封の儀【写真26枚】台形段ボールから内包物一覧
輸送時の衝撃を軽くしてくれるスポンジ。
いざiMac Pro本体を取り出そうと、持ち手がある上から見てみると…あら?
iMac Proの箱のシールが剥がれてました。上海支店から発送されて自宅に届くまでの6日の間に剥がれたんでしょうね。中身に影響はないと思います。
ただ、このままじゃAppleの梱包でお馴染みのペリペリができないので、そのまま自分で貼ってペリペリと剥がしておきました。
iMacの時は以下のように発砲スチロールで守られてましたが、今回は専用の型紙で厳重に守られてました。
こちらが2013年1月に購入したiMacの梱包。こうやって見ると随分すっきりしてますね。
まずはアクセサリーから開封。iMac Proのディスプレイ下にあった箱から。
電源ケーブルのイラストが描かれてます。
iMac Proの本体に合わせて、電源ケーブルも黒でした。
次はiMac Proの上にあった白い箱のアクセサリー。
お馴染みの「Designed by Apple in California」の文字が書かれてます。
スペースグレイのテンキー付きMagic KeyboardとMagic Trackpad 2。小冊子と黒いLightning-USBケーブルと黒いリンゴのシールとクリーニングクロスが入ってました。
早速、デスクにセッティング
これまで約6年間使ってきた27インチiMac Late 2012。
3TBのFusion Driveがリコールで交換になったり、スタンドが壊れたりと色々ありました。
完結!Appleサポートが集荷に来ない…を未然に防ぐたった1つの注意点 iMacハードドライブ交換プログラム
iMacが「パキッ」という異音とともにスタンドが壊れた!簡易的な解決方法はこれ
長い間お世話になりました。売るにしろ別の用途で使うにしろ、スタンドが壊れてるのはどうにもならないので、今度Appleサポートに電話して費用を聞いてみようと思います。
机の上を整理してiMac Proを乗せます。高めの洋服を買った時に包まれてるような不織布を外します。
いろんな場所に保護シールが貼られてました。
iMac Proの背面ポート。長いことiMacを使ってるので、このポートの抜き差しにくさにも慣れました。
ThunderBolt3のポートが4つもあるので、外付けHDDもスピードの速いThunderBolt3のものに変更するつもり。あと、外部ディスプレイも使いたい。
iMacと違うのは自分でメモリの換装が出来ないこと。iMacでは電源ケーブルの上にスロットの開け口がありますが、iMac Proにはありません。メモリを増設したい場合は、注文時にカスタマイズするしかありません。(購入後にApple Storeやリテールストアに持ち込めば可能だという話もあります。事前にご確認ください。)
iMac Proの設置が完了。色はスペースグレイになりましたが、大きさは一緒なので違和感は全くありません。
iMac Proを起動したらデータを転送するか聞かれるので、そのままUSB3.0でつないだ外部HDD(Time Machineで直前にバックアップ完了済み)から情報を転送します。
約500GBほどしかなかったので、約1時間半ぐらいで終わりました。
Mac起動、Premiere起動・書き出し速度の比較テスト
左がiMac Pro 2017 3.2GHz 8cores(1TB SSD)、右がiMac Late 2012 2.9GHz 4 cores(3TB Fusion Drive)。
データ移行が完了したので、まずは以下の動作比較をやってみました。
- Macの起動速度
- Photoshopの起動速度
- Illustratorの起動速度
- Premiereの起動速度と書き出し速度
- Disk Speed Test(Blackmagic)
ちなみに、Geekbench 4のスコアによると…
iMac Late 2012 | iMac Pro 2017 | |
Single Core | 3631 | 5031 |
Multi-Core | 9918 | 30792 |
という結果になってます。
iMac Late 2012 | iMac Pro 2017 | |
Mac起動 | 46.03秒 | 27.20秒 |
Photoshop起動 | 6.50秒 | 4.13秒 |
Illustrator起動 | 27.43秒 | 8.96秒 |
Premiere起動 | 1分7.63秒 | 30秒 |
Premiere書き出し | 25分34秒 | 8分42秒 |
Disk Speed Test | 約220 MB/s(write) 約400 MB/s(read) |
約3000 MB/s(write) 約2500 MB/s(read) |
Premiere書き出しは、1080P 59.94fの15分1秒の映像を書き出した時の速度です。
動画レビュー
YouTubeに動画レビューも公開してます。あわせてご覧ください。
ファーストインプレッション まとめ
比較対象が6年前のiMacなので当然の結果ですが、
全てにおいて快適なスピードで動作してくれてます!
15分の編集した動画を8分ちょっとで書き出せたのには唖然としましたよ。
さらに、動画のプレビューでカクツクことが当たり前だったんですが、それが一切ありません!
以前は重すぎて気軽に起動できなかったPremiereだけでなく、After Effectsなどのソフトも気兼ねなく起動することができてます。
あと、ディスプレイの解像度が2560×1440から5Kの5120×2880になったのもうれしいポイント。フォントの滑らかさが素晴らしすぎです。
高い買い物でしたが、全ての作業においてトップスピードで作業ができるのはすごくありがたいですね。あとは自分の作業スピードを上げていくだけです。
最初はオーバースペックかなと思いましたが、こんなに早く動画を書き出してくれるんなら申し分ありません。動画編集するならオススメのマシンです。