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iPhoneやiPadを使っていると、通常の文字では表現しきれない特別な記号や特殊文字が使いたくなることがあります。
SNSの投稿をもっと個性的にしたいとき、仕事の資料をわかりやすくしたいとき──
そんなときに記号をうまく使うと、文章が一気に見やすく、印象的になります。
この記事では、iOS26の最新キーボード仕様に対応した記号入力の方法を紹介します。実際に数えてみると、iPhoneでは750以上の記号が使えます(実際には1,000種類以上の可能性も)。すべてUnicodeで定義されているため、PCのワープロソフトなどでも文字化けせずに使えます。
※一部の機種依存文字は、古い端末では表示できない場合があります。
iPhoneの日本語変換で記号を表示して入力する方法
まずは基本の方法です。
テキスト入力ができるアプリで「きごう」と入力し、変換候補欄の右端にある「∨(下矢印)」をタップします。すると、数百種類の記号が一覧で表示されます。

下にスクロールして、この中からすぐに目当ての記号が見つかればいいですが、もっと細かく表示させたい場合は、以下のような言葉を入力すれば、そのカテゴリ関連する記号をまとめて表示可能です。
括弧(かっこ)
「かっこ」で変換すると、()、{}、[]、〈〉などが一覧で表示されます。資料作成や記事執筆での区切りに便利です。

※この記事を最初に書いた2015年6月時点のiOS9では、記号が画面いっぱいに一覧表示できてましたが、iOS26では画面の1/3ほどの大きさでしか表示できなくなってます。以前の方が見やすかった。アップデートで改善希望です。
矢印(やじるし)
「やじるし」で変換。→、←、↑、↓、↗︎、↘︎などが選べます。図解やリスト整理に欠かせない記号ですね。

丸数字(まるすうじ)
「まるすうじ」で入力すると①②③〜が出てきます。iOS26では20以上の丸数字まで対応。10以上が出ない場合は、「Unicode入力」や「コピー貼り付け」も活用できます。

罫線(けいせん)
「けいせん」で変換。—— や ╋╋ などを入力できます。テキスト区切りや装飾に役立ちます。

顔文字(かおもじ)
「かおもじ」で変換すると ( ^ ^ ) や (≧▽≦) などが一覧に表示。メッセージアプリで個性を出すのにピッタリ。

絵文字(えもじ)
「えもじ」で変換するとカラフルな絵文字も候補に登場します。最近のiOSでは「顔文字+絵文字」が統合表示される場合もあります。

ローマ数字(ろーますうじ)
「ろーますうじ」で変換した結果。I、II、III、IV、XIなどのローマ数字を簡単に入力できます。

ギリシャ文字(ぎりしゃもじ)
「ぎりしゃもじ」で変換した結果。

ロシア文字(ろしあもじ)
「ろしあもじ」で変換した結果。

数学(すうがく)
「すうがく」で変換した結果。大なり小なり、ルート、無限大などなど。

単位(たんい)
「たんい」で変換した結果。資料にはこういう省略した単位をよく使いますね。

手(て)
「て」で変換した結果。色は違いますが、いいね!も選べます。

天気(てんき)
「てんき」で変換した結果。月の満ち欠けも出てきました。

丸(まる)
「まる」で変換した結果。

まるしー
「まるしー」で変換した結果。コピーライトは大事です。

まるあーる
「まるあーる」で変換した結果。登録商標も大事です。
旧かな(きゅうかな)
「きゅうかな」で変換した結果。使う機会は少ないですが一応載っけておきます。

英語キーボード長押しで入力する方法
英語キーボードでも特殊文字を簡単に入力できます。
英語入力に切り替えて「A」や「E」などを長押しすると、À、Á、Äなどの文字がポップアップ表示。外部キーボードを使用している場合は、⌘+スペースで切り替え可能です。
これを知っておくだけで、名前や地名などの正確なスペル入力がスムーズになります。

「☆123」キーで入力できる記号
数字や記号を直接入力したいときは、キーボード左下の「☆123」をタップ。
ここでは「!」「?」や「@」「#」などの基本記号を入力できます。
ただし、この画面では数が限られているため、「きごう」「やじるし」などの変換入力の方が圧倒的に種類が豊富です。

記号が出ない/表示されないときの対処法
特殊文字を利用する際には、いくつかの注意点があります。これを知らずに使用すると、意図した通りに表示されないことがあるので、事前に確認しておきましょう。
- キーボード設定を確認:「設定」→「一般」→「キーボード」→「ユーザ辞書」を開き、不要な登録を削除。
- 入力モードを「日本語かな」に変更。
- iPhoneを再起動すると改善する場合もあります。
- 古いOSや他社端末では、Unicode未対応の文字が□(四角)で表示されることがあります。
- Webページやメールで使う場合は、送信前にプレビュー確認をおすすめします。
SNSや資料でよく使う記号ベスト20
| 用途 | よく使う記号例 |
|---|---|
| 強調・区切り | ★☆◎◇◆→↓↑→⇨ |
| 数字表現 | ①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩ |
| 注意・補足 | ※†‡☞☛ |
| 可愛い系 | ♡♬♪❀☀︎ |
| ビジネス資料 | ✓✔︎〒℡%#@ |
特殊文字を使うときの注意点
- 機種依存文字(例:①や㊤など)は、環境によって正しく表示されないことがあります。
- フォント依存文字(例:特殊単位記号)は、ブラウザやアプリによって形が異なります。
- 重要書類やビジネス文書では、標準的な記号(例:括弧やハイフン)を使うと安全です。
よくある質問(FAQ)
Q:丸数字が10以降出ません。
A:「まるすうじ」入力で出ない場合、コピーサイト(例:Unicode丸数字一覧)を利用するか、ユーザ辞書登録で解決できます。
Q:変換しても候補が少ないです。
A:iOSの辞書を最新にアップデートしていない可能性があります。「設定」→「一般」→「キーボード」→「変換学習をリセット」で改善することがあります。
Q:顔文字が出ないのはなぜ?
A:「かおもじ」で変換候補が少ない場合、iPhoneの「言語設定」または「日本語キーボード」のバージョンが古い可能性があります。
まとめ
この記事で紹介した方法を使えば、iPhoneやiPadで750種類以上の記号を自在に使いこなせます。
SNS投稿を個性的に、資料作成を見やすくしたいときに、ぜひ活用してください。
ポイント
- 「きごう」で一覧表示
- 「カテゴリ別キーワード」で目的の記号を探す
- 「英語キーボード長押し」で特殊文字もOK
- 「☆123」キーで基本記号も素早く入力
iOSの進化とともに記号の種類も増えています。
定期的にアップデートを確認して、最新の便利機能を活用しましょう。

