M1 MacBook Airのストレージを簡単に増設する方法!蓋に磁石でくっつく外付けSSDを追加

M1 MacBook Airの蓋に磁石でくっつく外付けSSD500GBを追加

M1 MacBook Airのストレージを簡単に増設する方法

先週購入したM1 MacBook Airがすごく快適です。

普段は仕事部屋にこもって作業してたんですが、いろんな場所で仕事ができるので(安心して外出できないので家の中だけですが)、使用頻度がかなり増えてます。

メモリ8GB、SSD512GBのモデルを買ったものの、これから使う機会がさらに増えてくると512GBだとちょっと足りなくなってくるかなと。

というわけで、まずは手始めにSamsungの約50gほどしかない500GBの外付けSSDを蓋にピタッとくっつけて増設してみました。

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蓋SSD増設に必要なもの

今回は、M1 MacBook Airに増設しましたが、MacBookに限らずWindowsやChromeなどのノートパソコン全てでこの「蓋SSD増設」は可能です。

用意するものは、この4点。

これだけで、かかったコストは約1万1千円ほど。

M1 MacBook Airの場合、AppleストアでSSDを1TBに増設しようとすると+2万2千円ほどかかるので、約半分の価格で増設することができます。

SSDの転送速度は下記にも書いてますが、内臓SSDの1/10ほどにはなります。ただ、T5でも読み書きともに300MB/sの速度は出るので特に不満はありません。もっと転送速度が速いX5も販売されてますが、価格が約3倍ほどなので今回は見送り。

あと、EZOの20cmのUSB-Cケーブルはケーブルが太くて硬いです。グニャグニャの柔らかいものを探してる方には不向きですので購入の際はご注意ください。

蓋SSD増設のメリットデメリット

まずはメリットから。

● 蓋SSD増設のメリット
  • かさばらない:蓋に磁石でくっつけるので持ち運びがラク
  • 転送速度が速い:SSDの最大転送速度は540MB/秒で、M1 MacBook Airの実測値は書き込み・読み込みともに約300MB/sちょっととデータ転送が速い
  • 動画編集にも使える:転送速度が速いので、4K30P、フルHDで60Pの編集も普通にできる
  • すぐ動画編集できる:BMPCC4KでSSDに保存してるなら、MacBook Airに接続してすぐ編集できる
  • 手軽:残容量がなくなってきたら別のSSDに差し替えできる

Gen2対応のUSB-Cケーブルを使えば、高速でデータ転送できます。

T5の転送スピード M1 MacBook Air
T5をM1 MacBook Airに接続した時の転送スピード。

書き込みで331.5MB/s、読み込みで381MB/sとなかなかの転送速度です。この数字が安定して出てます。

さすがに、内蔵SSDの速度(書き込み3400MB/s、読み込み2800MB/sほど)にはかないませんが、300MB/sほどのスピードがあれば4K30Pぐらいまでの編集なら問題ありません。

ちなみに、Gen2に非対応のUSB-Cケーブルだと、転送速度が1/10の30MB/sほどになるので使うケーブルにはご注意ください。

● 蓋SSD増設のデメリット
  • ケーブルがはみ出る:ケースに入らないから抜き差しが必要
  • 転送速度が内蔵SSDより遅い

デメリットは、どうしてもケーブルに挿す必要があるので、収納するケースに余裕がないとケースに入れて持ち運ぶ際にはケーブルを外さないといけないことですね。

頻繁にケースで出し入れすることが多い人には蓋SSD増設はおすすめしません。

あと、内蔵SSDの転送速度には敵わないので、スピード重視の方は内蔵SSDをカスタムして購入するのがおすすめ。

M1 MacBook Air 蓋SSD増設の方法

UGREEN メタルプレート 4枚セット
UGREENのメタルプレート4枚セット。ロゴが邪魔な人は黒いシュアテープなどで隠すと良いです。

MacBook Airの素材はアルミなのでそのままじゃ磁石がくっつきません。

背面は3Mの粘着シート
背面には3Mの接着シートが付属してます。


MacBook Airの蓋にメタルプレートを貼る
MacBook Airの蓋にメタルプレートを貼り付けます。貼る前に、USB-Cケーブルの長さと蓋を開けた時にケーブルがちゃんと届くかを確認します。


マグネットシート
ハサミでカットできるマグネットシート。片面に粘着剤が付いてます。


ハサミでマグネットシートを切る
厚みはありますがハサミで簡単に切れます。SSDの背面の大きさよりちょっと小さめでも磁力は十分強力です。


SSDにマグネットシートを貼り付ける
T5の片面にマグネットシートを貼り付けます。


かなりしっかりSSDがくっつきます
マグネットが強力なのでかなりしっかりくっつきます。

ただ、このオレンジのケーブルはLaCieの衝撃に強い外付けHDDに付属してたもの。速度も十分出てるんですが、長さが50cmだったのでケーブルが邪魔でした。

なのでケーブルをEZOの20cmのものに交換することに。

何かと便利なカーボンヘラ
何かと便利なカーボンはがしヘラでメタルプレートを剥がします。


20cmのケーブルに合わせてメタルプレートの貼り付け位置を移動
20cmのケーブルに合わせてメタルプレートの貼り付け位置を移動しました。


蓋の開け閉めでも影響が全くない蓋SSD増設が完了
ここだと蓋の開け閉めにも影響がありません。


蓋を開けた状態のM1 MacBook Air
ケーブルが短くなってスッキリ!色もオレンジからグレーに変わったので見た目も落ち着きました。

ノートパソコン蓋SSD増設 まとめ

M1 MacBook Airの蓋にSSDを増設

BMPCC4Kでの動画撮影時に保存先をT5のSSDにしてたので、このままM1 MacBook Airに接続して編集するためにやってみたんですが、これがなかなか具合が良い。

動画編集だけでなく通常のデータ保存先としても使えるので、ノートパソコンのストレージが足りなくなってきた方にもおすすめです。

T5のほか、SanDiskのポータブルSSDなど軽くてコンパクトなSSDがどんどん出てきてるので、いろんなSSDで蓋SSD増設は可能です。

ノートパソコンのストレージ不足にお悩みの方、ぜひお試しください。

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