M1 MacBook Air 買って良かったわ【8K動画書き出しテスト】

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EOS R5 8K 動画記録サイズ
M1 MacBook AirとiMac Proで8K動画書き出しテストやってみた結果
EOS R3が発表された当初は、ハイスペックすぎるし価格も高いという理由で買うつもりはなかったんですが、マップカメラなら「下取差額お支払い」が可能ということなので、予約開始の翌日に予約だけはしておきました。
現在、R5とR6でもたまに動画撮影してますが、R6で4K動画撮影する場合、24Pでも温度上昇によって40分ぐらいで熱停止してしまいます。
R5だと4Kでも24P以下&IPBなら2時間以上4K撮影しても熱停止しないのでこちらは比較的安心です。なので、現在はR6を下取りする方向で考えてます。
さて、せっかくR5を持ってるので一度は8K動画を作ってみようと思ってテストしてみたんですが、2018年11月に購入したiMac Proだと書き出し途中に停止してしまって最後まで書き出しができませんでした(使用ソフトはDavinci Resolve)。
一方、2021年1月に購入したM1 MacBook Airだと最後まで書き出しができました!すごい。

iMac Proで8K書き出し不可

EOS R5で撮影した素材は「8K DCI RAW」。
まずはうちのメインマシンのiMac Proでやってみました。
Davinci Resolve タイムライン解像度
Davinci Resolveで「タイムライン解像度」を「8192×4320 DCI」に設定。
4K動画編集の時と同じように操作しようとするも、重くてタイムラインが動かない…。というかタイムライン解像度を8Kにした途端、iMac Pro全体が劇重に…。最適化メディアを生成しても、ちょっとは動くようになったけど重すぎて作業できるレベルじゃありません。
これじゃ全く何もできないので、タイムライン解像度を変更。
タイムライン解像度を落とす
「4096×2160 DCI」に設定すると、なんとか確認できるぐらいにはタイムラインが動いてくれました(かなりカクカクはしてます)。
色の調整と、暗い映像でノイズが多かったので全体にノイズ除去をしっかり目にかけて書き出し。
書き出し設定はこちら。

  • フォーマット:QuickTime
  • コーデック:H.264
  • 解像度:8192×4320
  • フレームレート:24
  • 品質:自動
  • プロファイル:自動
  • エントロピーモード:自動
  • キーフレーム:自動

動画の長さは「56秒」です。
すると、どうしても10%進んだところで書き出しが止まってしまう
Davinci Resolve 8K 書き出しが止まる
どうも10%終わって次のカットを書き出そうとした時に止まってるようです(エラー画面は何も表示されず)。
何度やっても同じ結果で最後まで書き出すことはできませんでした

M1 MacBook Airすげ〜!書き出しできた!

M1 MacBook Airで8K編集
同じプロジェクトをM1 MacBook Airで書き出してみると…
M1 MacBook Airで8K編集完了
「06:49:37」で完了しました!すごい!ちゃんと書き出しできました。あ〜、買って良かったM1 MacBook Air。
ただ、たった56秒の映像ですが8Kで映像全体にノイズ除去をしっかりかけたので、約6時間50分もかかってしまいました。
やっぱり8K動画編集するにはもう2段階上ぐらいのマシンスペックが必要な感じ。

エフェクト無しならiMac Proでも8K書き出しは可能

ちなみに、ノイズ処理などのエフェクトを全て外した状態であれば、iMac Proでも8K書き出しできました。
iMac Pro で8K書き出し完了
56秒の8K書き出しにかかった時間は「01:11:53」。
これがM1 MacBook Airだと…
M1 MacBook Air で8K書き出し
56秒の8K書き出しで「01:15:56」でした。
iMac Proの方が速いという結果になりました。
もしこれもM1 MacBook Airが速ければ本気でiMac Proの買い替えを考えてましたが、iMac Proもまだまだ現役で使えそうで一安心。8Kでも単純に繋いだものであれば書き出しできることも分かって良かった。
M1チップの性能もしっかり感じることができました。
iMac Proだと4Kや8Kの重い動画の書き出し時にはファンが回りますが、M1 MacBook Airはファンレスなのでパームレストの部分や底面がかなり熱くなってました。そんなMacBook Airを見て「ん〜、頑張ってるね〜」とニンマリ。
普段はブログの下書きぐらいでしか使ってなかったので、ようやくM1本来の実力を発揮してもらえました。1分以内のショートムービー用に8K動画を使っていこうかなと思ってるので、これからはしっかりM1 MacBook Airも活用していきたいと思います。
2022年にはM1かM1X搭載の小型Mac Proがリリースされるなんて噂も出てますね。
より動画編集が軽く快適になるといいなぁ。

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