ViltroxがX100シリーズ用のテレコン&ワイコンを発売。純正の半額以下で「28mm / 50mm化」できる拡張レンズ登場

Viltrox テレコンバージョンレンズ シルバー for FUJIFILM X100 TCL-X100VI

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富士フイルムのX100シリーズに、久しぶりに大きなニュースです。

Viltroxが 純正の半額以下で購入できるテレコン(50mm化)とワイコン(28mm化) を正式に発売しました。

X100はレンズ交換ができない固定式カメラですが、この2つのコンバージョンレンズを使うことで、

  • 28mm(ワイド)
  • 35mm(標準・通常)
  • 50mm(中望遠)

という「3台分の画角」を扱える万能スナップ機へと進化します。

X100VIがいまだに新品を買えないぐらい人気を維持している今、コスパと実用性の両面から見てもX100シリーズの今後の注目アクセサリーのひとつになりそうです。

発売された2つのViltroxコンバージョンレンズについて

今回登場したのは次の2製品です。

Viltrox テレコンバージョンレンズ(1.4x)

Viltrox テレコンバージョンレンズ シルバー for FUJIFILM X100 TCL-X100VI
  • X100シリーズの35mmを 50mm相当に拡大
  • ポートレート・スナップの表現力が大きく向上
  • 背景分離がしやすく、X100のボケ味を活かしやすい
  • 価格を日本のAmazonでチェック
Viltrox テレコンバージョンレンズ シルバー for FUJIFILM X100 TCL-X100VI

Viltrox ワイドコンバージョンレンズ

Viltrox ワイドコンバージョンレンズ ブラック for FUJIFILM X100 シリーズ TCL-X100VI

どちらも最新の X100VIを含むX100シリーズ全機種に対応。黒/銀の2色展開で、カメラ本体に合わせやすいのも魅力です。

価格は純正より大幅に安いが、日本価格は未発表(米国比較ベース)

Viltroxの新しいテレコン/ワイコンはまだ日本での正式価格が発表されていません。

現時点では アメリカ・B&Hでの販売価格 を参考として比較します。

Viltrox(B&H価格)

  • Viltrox Tele Conversion Lens(1.4x)$189.00
  • Viltrox Wide Conversion Lens$159.00

富士フイルム純正(B&H価格)

  • FUJIFILM TCL-X100 II Tele Conversion Lens$399.00
  • FUJIFILM WCL-X100 II Wide Conversion Lens$399.00

米国価格で比較すると、Viltroxは純正の半額以下という強烈な価格差 があります。

ただし、日本での価格は少し事情が違う点に注意

日本では富士フイルム純正のコンバージョンレンズがどちらも27,000円前後で販売されており、米国より大幅に安い という背景があります。

そのため、

  • 日本価格が米国価格に準じて設定されれば → 純正の半額以下になる可能性大
  • もし日本独自の価格調整が入れば →半額とまではいかない可能性も十分ある

という点は購入前に知っておくと良いでしょう。

気になる描写傾向は?

海外レビュー・PetaPixel記事・SNSの初期サンプルを参考に、描写の特徴を整理すると以下のとおりです。

  • 解像力:中心部は十分にシャープ。周辺はやや柔らかい傾向がありますが、実用上気になるレベルではないという評価が多め。
  • 色味:富士フイルムらしい色再現を損なわず、フィルムシミュレーションとの相性も良い様子。
  • AF性能:装着時も大きく低下はしないものの、暗所では若干迷うシーンがあるとの声。
  • 重さ・サイズ:純正に比べて軽いという意見もあり、持ち歩きやすさは十分。

X100ユーザーにとってのメリット

  1. 3つの画角を使えるX100になる:X100最大の弱点は「レンズ固定」ですが、この2本があれば使えるシーンは一気に拡大します。
  2. 旅の装備が超シンプルになる:本体+2つのコンバージョンレンズで、スナップ/風景/ポートレートのすべてをカバーできます。
  3. コスパ抜群なので導入しやすい:純正の半額というのはX100ユーザーにとって非常に大きなメリット。
  4. 28mm・50mmは人気の焦点距離:街撮りなら28mm、人物なら50mm。「35mmだけじゃちょっと足りない」という不満を解消してくれます。

注意点(購入前に知っておきたいポイント)

  • 周辺描写は純正よりも弱い可能性
  • AF速度がわずかに低下するケースあり
  • 装着すると前玉が大きくなり、携帯性は少し犠牲になる
  • 画角変更時はカメラ側の設定変更が必須

このあたりは、価格とのバランスで判断することになるでしょう。

どんな人におすすめ?

  • X100VIを購入して「まずは画角を広げたい」人
  • スナップ中心で28mm/50mmも使いたい人
  • ポートレート撮影の機会が増えたユーザー
  • “純正は高いけどViltroxなら手が届く”と感じる人
  • 旅行で1台完結のセットを作りたい人

X100は画角を変えられないからこそ、コンバージョンレンズの価値が際立ちます。

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