Canon EOS C50 発表速報:最小・最軽量のシネマEOSに“オープンゲート7K”と4K120!FX3対抗の本命が来た

Canon EOS C50

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キヤノンがついに待望の新シネマカメラを発表しました。EOS C50は、シネマEOSシリーズでこれまでで最も小型・軽量のボディを実現しつつ、新開発の32MPフルサイズセンサーを搭載。7K60pのCinema RAW Light記録、3:2オープンゲートの柔軟性、そして4K120pのハイフレームレートを武器に、プロの現場を革新する一台です。SonyのFX3を本気で狙うライバルとして、SNS時代にぴったりの運用性を備えている。価格は$3,899で、2025年11月頃の出荷予定。さっそくその魅力と実力を深掘りしていきましょう。

要約:EOS C50の核心は“小型で本気の動画特化”

EOS C50は、シネマEOSの新基準を打ち立てるカメラ。新開発の32MPフルサイズCMOSセンサーは、デュアルコンバージョンゲイン(デュアルISO)ISO 800/6400でダイナミックレンジを広げ、7K60pのCinema RAW Light(HQ/ST/LT)や3:2オープンゲート7K30p、オーバーサンプリング4K30p、さらには4K120pや2K180pといった高解像度・ハイフレームの記録を可能にする。一方で、EVFやIBIS、内蔵NDといった機能は省かれているが、XLR入力付きのトップハンドルが同梱され、フルサイズHDMI出力、CFexpress Type BとSDカードのデュアルスロット、アクティブ冷却ファンといった“映画制作の現場で欠かせない要素”はしっかり押さえている。

著名レビュアーの反応も熱いです。Peter McKinnonさんは「FX3キラー」と断言し、特に4K120pのスローモーションとオープンゲートの別次元的な柔軟性を絶賛しています。一方、Kai WさんはデジタルISの標準モードで歩き撮りが実用的(約1.1×クロップ)だと評価しつつ、ハイ設定の1.5×クロップは少し過剰気味と指摘しています。トータルでは小型軽量の運用性を高く買っています。また、Jared Polinさんは主にスチル写真家としてこのカメラを数日間ハンズオンでテストし、R5CとC80のミックスとして位置づけています。ビデオ中心のハイブリッドカメラとして、フィリーズの野球ゲームで実践し、冷却ファンによるオーバーヒートの心配が全くなく、外部ディスプレイを使ったシネマスタイルの撮影を楽しんだようです。静止画はテスト程度で、ビデオ運用に特化している点が最適だと語っています。この一台は、中小規模のプロダクション、ドキュメンタリー、YouTubeとSNSの両対応案件にぴったりハマります。

主要スペック:動画制作のツボを押さえた設計

EOS C50のスペックは、動画クリエイターのニーズに特化しています。新開発の32MPフルサイズCMOSセンサーは、Dual Pixel CMOS AF IIを搭載し、人物や動物の認識精度を高め、静止画モードでは検出対象がさらに拡張されます。ログガンマはC-Log2/C-Log3、HDR対応のHLG/PQをサポートし、柔軟なポストプロダクションを可能にしてくれます。

記録フォーマットは特に目を引きます。7K60pのCinema RAW Lightが主力で、3:2オープンゲートモードでは7K30pまで対応。4Kはオーバーサンプリングで高品質を保ち、120pのスローモーションもフルサイズで実現。2Kなら180pまでいける。静止画撮影も32MP RAWで最大40fpsの高速連写が可能で、プリバースト機能や登録人物優先も搭載。ただし、メカシャッターは非搭載なので、電子シャッターのみの運用になります。

メディアスロットはCFexpress Type B(RAW全般用)とSD(4K以下や同時縦/スクエア記録に便利)。入出力面ではフルサイズHDMI、USB-C、タイムコード入力(DIN)、3.5mmマイク/ヘッドホン端子、E3リモート端子、Wi-Fi、そしてUVC/UAC対応でUSBウェブカム化も可能。同梱のトップハンドルにはXLR×2、録画ボタン、ズームロッカーが備わり、すぐにプロユースで使えます。

ボディデザインは小型軽量を追求し、多数の1/4-20インチネジ穴を備え、RFマウントの固定ネジ×4でPLアダプターなどのアクセサリー装着を想定。アクティブ冷却ファンで長時間の高負荷記録も安定します。その他の機能として、同時クロップ記録(4K本線+FHD縦9:16/9:17/1:1をSDへ)、LCD輝度ブースト、デジタルズーム、オートシャッターが揃っています。バッテリーはLP-E6Pで、7KオープンゲートRAWの連続記録で約90分持つ目安。BG-R20グリップにも対応し、拡張性が高いです。

価格は$3,899、出荷は2025年11月ごろの予定。スペックシートを見ると、動画特化の割り切りが光る一台となってます。

  • センサー:新開発 32MP フルサイズ CMOS(デュアルコンバージョンゲイン:ISO 800 / 6400)
  • 記録7K60p(Cinema RAW Light HQ/ST/LT)、3:2オープンゲート 7K〜30p、オーバーサンプリング4K〜30p、4K120p、2K180p
  • AF:Dual Pixel CMOS AF II(人物・動物認識)、静止画は検出対象がさらに拡張
  • ログ:CLog2 / CLog3、HLG / PQ(HDR)
  • 静止画:32MP / RAW最大40fps、プリバースト、登録人物優先(※メカシャッター非搭載)
  • メディア:CFexpress Type B(RAW全般)、SD(4K以下・同時縦/スクエア用に便利)
  • 入出力:フルサイズHDMI、USB-C、TC(DIN)、3.5mm×2、E3リモート、Wi-Fi / UVC/UAC(USBウェブカム化)
  • ハンドル:同梱トップハンドル(XLR×2、録画ボタン、ズームロッカー)
  • ボディ:多数の1/4-20”穴、RFマウント固定ネジ×4(PLアダプター等の装着を想定)、ファン搭載
  • その他:同時クロップ記録(4K本線+FHDの縦9:16/9:17/1:1をSDへ)、LCD輝度ブースト、デジタルズーム、オートシャッター
  • バッテリー:LP-E6P(約90分:7KオープンゲートRAWの連続記録目安)。BG-R20グリップ対応。
  • 価格/発売:$3,899、2025年11月出荷予定

何が“刺さる”のか:オープンゲートと運用性の絶妙バランス

EOS C50の最大の魅力は、3:2オープンゲートの7K記録です。このモードはアナモフィックレンズ運用に最適で、フルハイトを活かした横向きのYouTube動画と縦向きのSNSコンテンツを、同一素材から編集で最適化できます。

たとえば、横4KのメインラインをLogで記録しつつ、同時クロップでFHDのRec.709適用縦動画をSDカードに一発収録。現場の回転率が劇的に上がる仕組み。さらに、小型軽量ボディと冷却ファンの組み合わせで、長回しや高負荷の撮影でも安定。XLRハンドル同梱とフルサイズHDMI出力により、追加投資を最小限に抑えられます。

SNS時代に求められる“縦横両対応”和“即納品”のワークフローを、硬派なシネマクオリティで実現する点が、クリエイターの心を掴むでしょう。

レビューアーの視点:Peter McKinnonとKai Wの実運用評価

ハンズオンで触れたレビュアーたちの声も、EOS C50のポテンシャルを物語っています(多少の忖度はあるかも)。

Peter McKinnonは「FX3キラー」と位置づけ、4K120pの滑らかなスローモーションとオープンゲート7Kの柔軟性を最重要視。最高ビットレートは非RAWで最大約1,730Mbpsとヘビー級で、ストレージと編集マシンの準備を警告しつつ、暗所ライブ会場の手持ち撮影(ジンバル/レンズISオフ)でも良好な画質を報告。内蔵LCDは暗所ピント判断が厳しいため、アナモルフィック撮影時は外部モニターを推奨。また、バッテリー持ちの改善(R5C比)とCFexpress+SDの縦動画即納品の便利さを高評価しています。

一方、Kai WはデジタルISの標準モードを歩き撮りの実用ツールとして賞賛。約1.1×クロップで自然な安定感があり、ハイ設定の1.5×は効きが強すぎてやや過剰だと指摘。小型軽量の取り回しが最大の勝ち筋で、C70のような優れたカメラでも“まだ大きい”と感じる現場でC50が輝くという。S35クロップ(5K60 RAW)やS16(2.5K150 RAW)の柔軟性、ローリングシャッターの抑制も“十分良好”。ボタン数は14カスタムキー(100以上の機能割り当て可能)、VR対応、UVC 50/60p出力など、“今すぐ仕事に活かせる実務機能”が満載です。

Jared Polinさんは、Sony FX3/FX2に対抗する真のハイブリッドカメラとして評価しています。R5CとC80の“子供”のような存在で、主にビデオ中心ですが、静止画も可能だと指摘します。数日間の使用でこのレビュー自体をC50で撮影し、フィリーズの野球ゲームでテスト。コンパクトボディにケージ不要の1/4-20穴が多数あり、Sony FXシリーズに似ている。EVFなしを惜しみつつ(自身はEVF派)、シネマカメラとして外部モニターで楽しんでいました。メニューは静止画用とシネマ用が分かれていて複雑なのでSonyのように統合される方が良いかも。モード切り替えに3-4秒かかるものの、以前のシネマカメラより高速。冷却ファンは上80°Fの高温多湿環境でもオーバーヒートゼロで、R1より優位。

トップハンドル(XLR×2、24bitオーディオ、デジタルホットシュー経由)はSonyをコピーしたようですが、外部ディスプレイとの相性が良く、シネマスタイルの持ち方が快適です。LCDは明るいが小さく、視力の悪い自分にはEVFが恋しいそうです。バッテリーはLP-E6Pで消耗が速く、予備必須。メディアはCFexpress B + SDで、C80のデュアルSDより優位で、同時録画や縦9:16プロキシがスポーツ撮影に便利です。内蔵NDなしとIBISなしを大きな欠点とし、NDフィルターを利用。センサーは新開発32MPフルフレーム(非BSI、非スタック、非DGO)で、読み出し速くローリングシャッター最小限。3:2センサーでオープンゲート7K(30pまで)が魅力で、アナモや縦クロップに最適です。C-Log2で16ストップのダイナミックレンジ、フィリーズゲームの色とトーンが素晴らしい。4K120p(オーディオなし)、2K180p、AF(Dual Pixel AF II)はビデオで驚異的で、タッチ追尾がキビキビしてます。静止画は電子シャッターのみですが、40fps RAWで歪み少なく、R6 IIIのセンサー候補かもと推測。全体として、シネマ初心者でも扱いやすく、$3,900の価格で良いポジションだとまとめています。これらのレビューから、EOS C50はスペック以上の“現場フィット感”が魅力だとわかります。

FX3、R5C、C70/C80との違い:明確なポジショニング

EOS R5 C

Sony FX3は現場の定番ですが、オープンゲート非対応が弱点。EOS C50は7K 3:2でアナモフィックや縦横両対応を前提に設計され、FX3の柔軟性を上回ります。

一方、Canon R5 Cは8Kや4K120pで今も強力ですが、EVFやサイズが運用を煩雑にさせる場面がある。C50はビデオ特化の筐体で、冷却、I/O、音声入力、同時クロップ記録を強化し、時短運用に振っています。C70やC80はより本格的な“王道シネマ”志向ですが、C50の携行性、オープンゲート、同梱XLRハンドルが小〜中規模案件で差別化

まとめると、FX3のOG非対応を突き、R5Cより運用しやすく、C70/C80と棲み分けつつSNS両対応の軽快さを武器に、動画特化の小型機として地位を確立しそうな存在です。

弱点と注意点:割り切りを理解して運用を

もちろん、完璧ではありません。IBISなし、内蔵NDなし、大型バッテリー非対応は運用でカバーする必要があります(デジタルIS、可変ND/マットボックス、外部電源で対応)。LCDは高精細ではなく、屋外では輝度ブーストを活用し、露出確認は波形やフォルスカラーを推奨。最高ビットレートの7K RAWはデータ量が膨大で、ストレージと編集環境への投資が必須です。静止画は電子シャッターのみなので、フラッシュ同調不可や高速被写体の歪み懸念があります。これらの弱点を補う工夫次第で、EOS C50の強みが最大化されるでしょう。

こんな人・現場に刺さる:機動力を求めるクリエイターへ

EOS C50は、YouTubeとSNSの同時展開で即納品が必要な制作チームに最適です。横4K本線+同時縦/スクエア記録でワークフローを効率化。アナモフィック案件では3:2オープンゲート7Kの余裕が活き、軽量ボディで長時間・移動撮影のドキュメンタリー、イベント、旅撮りにぴったりです。4K120pや2K180pのハイフレームを頻用するユーザーも満足するでしょう。XLR同梱やフルHDMIで“買ってすぐ仕事”を求めるプロに、特におすすめ。

価格・発売日:手が届く本格機か

価格は$3,899。海外だと購入しやすい価格帯かもしれないが、日本の場合は為替の影響で50万円は超えてくるでしょう。正式な日本での価格が発表されたら更新します。

発売は2025年11月(第4四半期出荷予定)で、予約開始も近日中に行われると思います。こちらも分かり次第更新します。

まとめ:小さくて本気の新世代シネマEOS

EOS C50は、“小さくて本気”を体現するシネマEOSです。オープンゲート7K×4K120p×同時縦クロップというSNS最適化を、XLRハンドル、フルHDMI、冷却ファンまで含めて一台でこなす。IBIS/NDなしの割り切りはありますが、サイズ、価格、仕事効率の総合力でFX3対抗の筆頭格となりそう。C70/C80/R5Cと明確に棲み分け、現場時間を短縮するリアルな強さを発揮します。動画クリエイターの次の一手に、ぜひ検討してみてはいかがですか?

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