EOS R10からR7に買い替えた3つの理由

当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。

CANON EOS R7
CANON EOS R7

あることがどうしても気になるようになった…
2022年8月に購入したEOS R10 RF-S18-150レンズキット
買ったよ!EOS R10・18-150mmレンズキットレビュー
約5ヶ月ほどお散歩や小旅行のお供に使ったり、小学生のサッカー撮影でも使ってきたんですが、ちょっと気になる点がいくつか出てきまして、思い切ってEOS R7に買い換えました。
R10 RF-S 18-150mmレンズキットを下取りに出して、R7はレンズキットではなくボディを購入。
5万円ほどの手出して購入することができました。

R10は軽くてコンパクトで最高!だけど…

買い替えはしましたが、EOS R10は本当に良いカメラす。これは間違いありません。
軽くてコンパクトで写りは良いし動画もちゃんと撮れる。
おそらく、R10が初めてのミラーレス一眼カメラだとしたら、RF-S 18-150mmのキットレンズで数年間は何の問題もなく使い続けてたと思います。
ただ、ここ最近は小学5年生の息子のサッカーを高速連続撮影(連写)で撮影することが多くなりまして、どうしても電子シャッターで撮影した場合のローリングシャッター現象が気になるように…。

EOS R10のローリングシャッター現象

その問題の写真の一例がこちら。
EOS R10の電子シャッターで撮影した写真です。
左に走る被写体をカメラを左に動かしながら流し撮りしたもの。
EOS R10の電子シャッターのローリングシャッター現象
背景の電信柱が不自然に左に傾いてます。
また、顔はモザイクをかけてますが、全体的に歪んだような表情になってました。
家に帰ってモニターで確認した時には軽くショックを受けました。電子シャッターでこんなに被写体が歪むのかと…。
左右に動く被写体を流し撮りする場合に顕著にこの現象が発生します。
一方、メカシャッターや電子先幕で撮影すると、この歪みはほとんど発生しません。
なので、サッカーで撮影するときはメカシャッターで撮影するようにしてたんですが、R10のメカシャッターの音がかなり大きくて、さらに全然気持ち良くないんです。
周囲に誰もいない場合は気兼ねなく使えるんですが保護者がいることの方が多いので、さすがに大きなシャッター音で連射するのは気が引ける…。というわけで、次第にサッカー撮影で持ち出す頻度が減るようになりました。最近はR5とかR3で撮影するようになってしまってました。

R10からR7に買い替えを決めた3つの理由

せっかくのAPS-Cセンサーで、焦点距離が1.6倍になるのにメカシャッターの音の大きさが原因で持ち出す頻度が減るのは非常にもったいない。
というわけで、EOS Rシステムのカメラで同じAPS-CのEOS R7を色々調べたところ、R10よりはメカシャッターの音が少しは静かだということが判明。早速、近所の家電量販店に行って確認したところ、確かに若干ではあるものの音は静かになってました。
というわけで、買い換えた理由1つ目はメカシャッター/電子先幕のシャッター音がR10より小さいこと
続いて、理由の2つ目はClog3
普段、R5をメインカメラにして動画撮影してるんですが、APS-C用レンズのSIGMA 18-35mm F1.8 DCがかなり良いレンズなのでR10でも使ってました。
ただ、10bitのClog3での撮影ができなかったので、R5と2カメで撮影した時の色合わせがちょっと難しかったんです。
なので、Clog3でも撮影できるR7がずーっと気になってたんです。
最後の理由3つ目は、全体的な質感と剛性
EOS R10はボディ全体が軽くてコンパクトなのは良いんですが、どうしても上位機種と比べるとチープな感じがします。さらに、防塵防滴にも対応してないので、R3とR5とR10の3本体制で持ち出す時にどうしても不安になることがありました。
一方、R7はマグネシウム合金製シャーシで耐衝撃性・耐久性が高く、防塵防滴なのでちょっと雨が降った場合でもほぼ心配ありません。

EOS R7とR10 実際に使って感じた違い

正面 左がR7、右がR10
正面。左がR7、右がR10。
サイズは…
R7・・・幅132mm × 高さ90.4mm × 奥行き91.7mm
R10・・・幅122.5mm × 高さ87.8mm × 奥行き83.4mm
バッテリーとカードを含んだ重さは…
R7・・・約612g
R10・・・約429
という感じ。
実際に持って比べてみると、圧倒的にR10の方が軽いです。コンパクトさと軽さを求めてる人には最強のカメラですね
一方、R7はよりR5やR6に近いグリップになってるのでグリップの握りやすさは上です。R5より若干小さなグリップなので、個人的にはR5よりR7の方が握りやすいです。
重さも約612gですがR5と比べるとかなり軽くてコンパクトに感じます。
背面 左がR7、右がR10
背面。左がR7、右がR10。
何と言っても大きな違いはファインダーの右側に移動されたサブ電子ダイヤル。
EOS R7のサブ電子ダイヤル
まだ使い始めて1週間も経ってないのでなんとも言えませんが、ファーストインプレッションとしてはダイヤル本体がちょっと硬いかなという印象。
回しにくさはないんですが、もうちょっとダイヤル自体がちょっと柔らかい感触なら最高だったかなと感じてます。あとは、使い勝手になれるかどうかですね。
右側に移動した電源ボタン
電源スイッチは右上に移動してます。さらに、動画切り替えもここに集約されてます。これは個人的には好印象です。切り替えスピードも一瞬だし、すごく使いやすいです。
メイン電子ダイヤルがすごく回しやすい
一番快適だったのがこのメイン電子ダイヤル。
R10はパチパチと硬い回し心地だったのが、R5の電子ダイヤルと同等か、もしかしたらそれ以上に回し心地が良くなってると感じました。
さらに、M-FnボタンもR10のカチカチという感触ではなく、押した時の深さがある柔らかい押し心地のボタンになってます。
このほか…
MENU、INFO、再生、ゴミ箱のボタンも押しやすくなってる
MENU、INFO、再生、ゴミ箱のボタンも押しやすくなってました。
やっぱりR10よりボディだけでなくボタンやダイヤル周りも随分と質が向上してるんですね。これは期待してなかっただけに買い換えてかなり嬉しいポイントでした。
電源オフでシャッター幕が閉じる機能もあり
電源オフでシャッター幕が閉じる機能もあり。
これがあるだけで格段にセンサーにゴミが付着しにくくなるので、レンズ交換を頻繁にやる僕にとっては必須の機能です。

R7ファーストインプレッションまとめ

早速、週末にサッカーの撮影で持ち出しましたが、やはり電子シャッターだとローリングシャッター現象は同じように発生します。
体感的には同じぐらいのローリングシャッターですね。
なので、途中からメカシャッターに切り替えたんですが、R10よりは連射音が若干小さくなってるので、特に周りに人がいても気にせずシャッターを押すことができました。
これぐらいだったらまぁ大丈夫かなというレベルです。
やっぱりAPS-C機は望遠で使うには良いですね。
EF100-400mmが1.6倍になって160-640mmで使えます。しかもR7は約3250万画素なので最大で6960×4640で撮影できるのでトリミング耐性も良いです。
さらにはClog3でも撮影できるし、動画でもガンガン使えそうでワクワクしてます。
これで魅力的なRF-Sレンズがどんどん出てきてくれれば、いいんだけどなぁ。
2023年中に何本か発表されるかもしれませんので、期待しつつR7を使いまくりたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です