ワイルドスワンズの小銭入れTANGUE(タング)エイジング1日目レビュー

ワイルドスワンズの小銭入れTANGUE(タング)エイジング1日目レビュー

2001年から発売されてるワイルドスワンズの大人気コインケース

2020年1月末に予約してから4ヶ月。ようやく届いたので初日の様子をレビューとして残しておきます。

今回の革は、2020年1月末から受注が一時休止となっているサドルプルアップの皮革でしかもエージングが最も楽しめるナチュラル色なので、エイジングで大きく変貌することは間違いありません。なので、最初の状態と比較するためにこのレビューに掲載してる写真を定期的に見返すことが多くなりそうです。

ワイルドスワンズの存在を知ったのが遅かったので、サドルプルアップについてはすごく憧れといいますか「一度、ぜひ使ってみたい」という思いが強かった。

なので、ホワイトハウスの三つ折り財布・土屋鞄のLファス・ワイルドスワンズのSURGEPALMと、ここ最近立て続けに購入が続きましたが、今後なかなか入手しづらいサドルプルアップの革ということなので迷うことなく購入しました。

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ワイルドスワンズ TANGUEの特徴

予約注文から4ヶ月で届いたワイルドスワンズのタング
予約注文してから4ヶ月。届くまで長かった〜。

開封の前にTANGUE(タング)の特徴をまとめておくと...

● TANGUEの特徴
  • WILDSWANS(ワイルドスワンズ)のラインナップで最もポピュラーなアイテムの一つ
  • 発売されたのは2001年という長く愛され続けている人気商品
  • 価格も1万円台後半から購入できるので初めてのワイルドスワンズとして買う方も多い
  • コインポケットの内側に「舌」のような仕切りがついてることからTONGUEと命名された
  • 舌のような仕切りでコインとカードを分けて収納できる
  • 握ったときに手のひらに収まりやすいように丸みのある優しい印象のデザインを採用
  • 使いはじめは革が硬いのでプラスチックのカードなら3枚ほどしか収納できませんが、革が馴染めば10枚以上のカードも収納可能

「舌」なら読み方は「タン」じゃないのかと最初思いましたが、メーカーホームページに「タング」と書かれてるので、読みは「タング」が正解です。

今回購入したサドルプルアップは、耐久性が高く、長く使ってもハリ感が損なわれることなく、皮革表面には力強い光沢が現れる革とのこと。

これは楽しみな小銭入れを手に入れてしまいました。

ワイルドスワンズ TANGUE 開封レビュー

タングのダンボールを開封
もう3回目のワイルドスワンズ。今回もいつものように丁寧な梱包でした。


タングパッケージ一覧 クリーニングクロスもつけてくれた!
パッケージ一覧。今回、長くお待たせしてしまったとのことで、メンテナンス用のクロスをおまけしてくれました!ありがとうございます!

すごく良い生地のクロスでした。乾拭き専用として使わせてもらいます!


スリッカーもちゃんと付属
コバを磨くスリッカーも付属してます。


透明の袋に包まれたタング ナチュラル色
透明の袋に包まれたタング。色はナチュラルです。

ナチュラル色の特徴と注意点はこちら。

● ナチュラル色の特徴と注意点
  • 染色がされてない革本来の自然な風合いが特徴
  • 使うにつれてゆっくりと艶が上がり、色は次第に飴色に変化する
  • サドルプルアップの他の色に比べて手触りがさらりとしていて一層しなやかだが堅牢さも併せ持っている
  • 基本的にクリームは不要。普段の手入れは乾いた柔らかい布で乾拭きのみでOK
  • かさつきを感じたらクリームをごく少量布に取り、クリームを布によく馴染ませ縁を描くように塗布。その後、柔らかい布で乾拭き(使い始めの頃はシミになる場合があるので目立たないところで試すこと)
  • 使い始めの頃は水分や油分によるシミ、デニムなど色が濃いものによる移染や汚れが目立ちやすいことがある
  • 付着したシミや汚れは取り除くことが難しいので使用の際は注意すること
  • 使い込むうちに徐々に皮革の色が濃くなるとシミや汚れは目立ちにくくなる


タングはちょっと横広
ちょっと横広なデザインです。


男性の手のひらにすっぽり入るコンパクトな小銭入れ
男性の手のひらにすっぽり入るコンパクトな小銭入れです。

パームのイングリッシュブライドルは手に吸い付くような感触でしたが、サドルプルアップのナチュラルの肌触りはとてもサラサラしてます。


タングの背面にはカード入れがある
背面にはカード入れがあります。プラスチックのカードを1枚ほど入れられます。(皮が馴染めば3枚は入りそう)


2つのボタンで開閉する
2つのボタンをパチンパチンとやって開閉します。ボタンがしっかりしてるので、この開閉の感触がとても心地よい


WILDSWANSロゴの刻印
WILDSWANSロゴの刻印。革がサドルプルアップのせいか、刻印がとてもシャープです。


タングのコバ
ナチュラル色のコバは黒じゃなくてちょっと濃い目の茶色になってます。とてもきれい。


拡大したナチュラル色のコバは木材のような感じ
マクロレンズで拡大写真を撮ってみました。まるで木材の木目のような感じ。


拡大したナチュラル色のコバは木材のような感
コバの部分は何かでコーティングされてるかのようにツルツルです。黒いコバよりも傷は目立ちにくそう。


小銭入れの中身
小銭入れの中にある「舌」のような仕切り。ワイルドスワンズの財布の特徴の一つでもあります。


タングに小銭とカードを入れてみた
小銭とプラスチックのカードを3枚、入れてみました。

小銭を減らせばプラスチックカードはもっとたくさん入れられます。革が馴染めば10枚以上はここに収納可能です。

タングとパーム 大きさ比較

タングとパーム 大きさ比較
先日購入したパームと大きさを比較してみました。

さすがに厚みはパームの方がありますが、タングの方が横長でした。

意外だったのが持ちやすさ。ともに手のひらにすっぽり納まるんですが厚みがある分、僕の手にはパームの方が持ちやすかったです。

あと、小銭入れの容量もパームの方がちょっと多めでした。

タングとパーム 小銭入れの大きさ比較
パームに入れた小銭とカード。

タングに小銭とカードを入れてみた
上記パームと同じものをタングに入れてみました。

横長の形なのでコイン室はそんなに深くなく容量はパームよりも少ないですが、口が広くみやすいのでコインは取り出しやすいです。

TANGUE 初日まとめ

ワイルドスワンズの小銭入れTANGUE(タング)エイジング1日目レビュー
ワイルドスワンズの製品って、1つ買ったらまた次が買いたくなる不思議な力がありますね。

これまでホワイトハウスコックスやエッティンガーなどの海外の革製品をメインで使ってきましたが、ここにきて土屋鞄やホワイトハウスコックスなど国内メーカーの良さに目覚めました。

特にワイルドスワンズの革は、他のメーカーとは比べ物にならないほど分厚くてしなやかで手触りが良くて、もう大好きになりました。

前回購入したSURGEPALMのイングリッシュブライドルとはまた違ったサドルプルアップの革。

サラサラな手触りと独特な香り。どれぐらい色が変わるのか興味があったんで、ほんのちょと米粒ぐらいのコロニル1909クリームを塗ってみましたがほとんど変化なし。

土屋鞄のヌメ革Lファスナーをはじめてオイルケア!メンテナンスで用意すべきものは?

これは本当にじわーっとゆっくり経年変化していきそうな予感です。

イングリッシュブライドルと共にサドルプルアップのナチュラルが今後どう変化していくのかすごく楽しみ。

経年劣化(エージング)したものはワイルドスワンズの公式サイトで公開されてるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

ほんとは、三つ折り財布のBYRNE(バーン)にもすごく興味があるんですが、ホワイトハウスコックスの三つ折り財布があるし、パームがかなり使いやすくてもうメインの財布に格上げされてるようなものなので、買っても使う機会がないと思うので我慢しておきました。

タングはちょっと出かける時のサブ財布に決定です。

ホワイトハウスコックスの三つ折り財布、どうしようかな...

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