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オークのヌメ革にオイルを初投入!
2020年2月に購入した土屋鞄製造所のミニ財布『ナチューラヌメ革Lファスナーのオーク』。
毎日持ち歩いてるわけではないので、まだ全然変化なし。
なので、ちょっとでも早く飴色に変化するのを見たいので、まだ表面は全然カサついたりしてませんがオイルケアをやってみることにしました。
ヌメ革のメンテナンスのタイミングは?
ヌメ革は、植物に含まれる渋と同様の成分であるタンニンでなめされた、最も革らしい風合いを持つ素材です。
ナチュラルで上質感の高い風合や、傷やシワなどの自然な表情、素朴な革の手触り・香りが楽しめます。
手入れをしながら丁寧に使えば10年以上の愛用にも応え、使い込むほどに柔らかく馴染んで風合いが良くなってきます。
メンテナンスのタイミングの目安は、表面を手で触った時のかさつき。
人間の肌のようにカサカサしてきたら乾燥してるので、オイルやクリームで潤いを与えてあげます。
また、ヌメ革は雨にも弱いです。
革に水分が付着した場合は、シミや変色・色落ち、水ぶくれや型崩れの恐れがあるので、乾いた布で早めに水分を拭き取り、乾燥後はオイルケアをしてあげてください。
今回は、まだ購入から2ヶ月ほどしか経っておらず、表面にかさつきは一切ありませんが、革のエイジング(経年劣化)を早めるために試しにクリームを塗ってみました。
オイルケアで用意するもの
今回のオイルケアで用意したのが以下の5点。
- コロニクル 栄養クリーム 1909 シュプリームクリームデラックス(クリア)
- エム・モゥブレィ 手を汚さないクリーム塗布用ブラシ ペネトレィトブラシ
- ドイツブラシ ブリストール【豚毛ブラシ】
- コロニル 馬毛ブラシ
- 拭き上げ用の布(今回は古い靴下を使用)
1.数あるレザーオイルの中で土屋鞄が1番におすすめしているコロニル1909。コロニルの最高級シリーズのオイル「シュプリームクリームデラックス」です。主成分はアロマオイルや美容液にも使われる天然シダーウッドオイル。乳液状のクリームなので使いやすく、素早く革に浸透して栄養とうるおいを与えてくれます。
2.栄養クリームは手でも塗れますが、手を汚したくないならペネレイトブラシが便利です。
3.クリームを塗ったあとに豚毛のブラシで磨くと光沢が出てきます。
4.馬下ブラシは普段のメンテナンスで使います。ブラシの中では最も使う機会が多いものです。
5.拭き上げ用の布はなんでも構いません。栄養クリームを付けて塗ってもいいですし、乾拭き用に使ってもOKです。
はじめてのオイルケアでヌメ革はどう変化した?
まずは馬毛のブラシで優しくブラッシングしてホコリを落とします。Lファスの中身は取り出しておきます。
コロニル1909。今回使ったのはクリア。
色がつかないのでどんな色の革でも使えます。乳液状というか、柔らかい杏仁豆腐のような感じです。プルプルしてます。
香りは特に嫌な感じはしません。
指にとって塗っても問題ありません。オイルのようなベタつきがないので指で塗ってもいいですね。
栄養クリームをLファスに塗り込む。
クリームを塗るとヌメ革の色がもっと濃くなるのかなと思いましたが、そんなに変化はないですね。
ペネレイトブラシならステッチの間や細かい部分もきれいにムラなく塗れます。なので、僕は基本的にクリームを塗るときはペネレイトブラシを使うようにしてます。
ペネレイトブラシに栄養クリームを付けます。
全体にクリームを塗り込みます。
ファスナーの取っ手も忘れないように塗ります。
土屋鞄のヌメ革キーケースにもオイル入れ。
こちらもLファスと同様、そんなに色の変化はなし。
満遍なく塗ったら、1時間ほど日陰で放置。
全体を乾拭き。ただ、オイルはほとんど浸透してしまったようで、ベタつきはほとんどありません。
最後に豚毛のブラシで優しくブラッシングして終了。
今回は内側の小銭入れ部分はオイルは入れませんでした。外側だけですね。
ヌメ革オイル入れまとめ
購入から2ヶ月ではじめてオイル入れしてみましたが、色味はほとんど変化なし。
クリームを塗ってる最中はちょっと濃くなったような感じがしましたが、数日経過して完全に乾いたらほとんど塗る前と変わりありませんでした。
気持ち濃くなったような感じもしないでもないですが、まぁほぼ変化なしです。
ただ、メンテナンスするとLファスもキーケースもより愛着が増しますね。これは間違いありません。
これからは月に1回のペースでオイル入れをやっていくつもり。
何か変化があればブログでも紹介します。気になる方はコメントをどうぞ。