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ソニーは、約10年ぶりにRX1R IIの後継機であるRX1R IIIを発表しました。このプレミアムコンパクトカメラは、61メガピクセルのフルフレームセンサー、固定式ZEISS Sonnar T* 35mm F2レンズ、そして最先端のAI駆動オートフォーカスを搭載し、フォトグラファーに最高の画質と携帯性を提供します。この速報記事では、RX1R IIIの詳細な仕様と、前モデルRX1R IIとの比較を紹介します。
RX1R IIIの詳細な仕様

RX1R IIIは、コンパクトなボディにプロフェッショナル向けの機能を詰め込んでいます。以下は主要な仕様の詳細です。
項目 | 詳細 |
---|---|
センサー | 61メガピクセルフルフレーム裏面照射型Exmor R CMOSセンサー、ローパスフィルターなし、反射防止コーティング |
画像処理エンジン | BIONZ XR |
レンズ | 固定式ZEISS Sonnar T* 35mm F2、マイクロレベルで最適化されたエッジトゥエッジのシャープネス、マクロ撮影(20cm、0.26倍拡大) |
オートフォーカス | AI駆動、専用処理ユニット搭載、人間/動物の目、頭、身体、車、電車、飛行機を認識、部分的に隠れた被写体にも対応 |
ステップクロップ撮影 | 35mm、50mm、70mm相当のデジタル焦点距離、RAW撮影時に後調整可能 |
クリエイティブルック | 12種類のプロファイル(例:FL2で落ち着いたトーン、FL3で鮮やかな色)、静止画と動画に適用 |
ボディ | マグネシウム合金、改良されたグリップ、統合型236万ドットXGA OLED EVF(0.70倍拡大率) |
バッテリー | NP-FW50、約300ショット(EVF使用時270ショット)、USB-C急速充電および外部電源対応 |
持続可能性 | 100%再生可能エネルギーでの生産、竹やサトウキビ繊維、リサイクル紙を使用したパッケージ |
アクセシビリティ | スクリーンリーダー、メニュー拡大機能 |
アクセサリー | TG-2サムグリップ($299.99)、LCS-RXLボディケース($249.99)、LHP-1レンズフード($199.99)、2025年8月発売 |
価格と発売時期 | $5,099.99(米国)、2025年7月発売。日本は8月8日発売予定 |
RX1R IIIは、ローパスフィルターを省略することで最大限のシャープネスを実現し、61MPセンサーにより驚異的なディテールとダイナミックレンジを提供します。BIONZ XRプロセッサーは、処理速度と画質を向上させ、AI駆動のオートフォーカスは、a7R Vと同等のクラス最高レベルの性能を誇ります。ステップクロップ撮影機能は、35mm、50mm、70mmの焦点距離をデジタルで切り替え可能で、RAWデータでの柔軟な調整を可能にします。
RX1R IIとの比較

RX1R IIIは、前モデルRX1R IIから大幅な進化を遂げています。以下は、両モデルの主要な違いを比較した表です。
項目 | RX1R III | RX1R II |
---|---|---|
センサー | 61MPフルフレーム裏面照射型Exmor R CMOS、ローパスフィルターなし | 42.4MPフルフレームExmor R CMOS、可変ローパスフィルター |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ X |
レンズ | ZEISS Sonnar T* 35mm F2、マクロ機能(20cm、0.26倍) | ZEISS Sonnar T* 35mm F2 |
オートフォーカス | AI駆動、被写体認識(人間、動物、車両など) | 399点位相差AF、ハイブリッドAF |
ビューファインダー | 統合型236万ドットXGA OLED、0.70倍拡大率 | 収納式236万ドットXGA OLED、0.74倍拡大率 |
連続撮影 | 未公表(おそらく5fps以上) | 最大5fps(AF追従付き) |
動画機能 | クリエイティブルック適用可能(詳細未公表、4K推定) | フルHD 1080p60、XAVC Sフォーマット |
バッテリー | NP-FW50、約300ショット、USB-C充電 | NP-FW50、約300ショット |
接続性 | 未公表(Wi-Fi、NFC推定) | Wi-Fi、NFC、PlayMemories Camera Apps対応 |
新機能 | ステップクロップ撮影、クリエイティブルック、持続可能性/アクセシビリティ | 可変ローパスフィルター、AF-Cモード、LPFブラケティング |
価格 | $5,099.99(発売時) | $3,300(発売時) |
RX1R IIIは、センサー解像度の向上(42.4MPから61MP)、最新のBIONZ XRプロセッサーによる高速処理、AI駆動のオートフォーカスによる優れた被写体追従性能を提供します。レンズは同じ35mm F2ですが、マクロ機能が追加され、近接撮影の柔軟性が向上しています。ビューファインダーは収納式から統合型に変更され、操作性が向上しました。ローパスフィルターの省略は、シャープネスを最大化する一方、モアレのリスクを高める可能性がありますが、高解像度センサーとの相性が良い設計です。
価格と発売時期
RX1R IIIは、2025年7月に米国で5,099.99ドル、カナダで6,299.99カナダドルで発売されます。日本では8月8日発売予定。オプションのアクセサリーとして、TG-2サムグリップ($299.99)、LCS-RXLボディケース($249.99)、LHP-1レンズフード($199.99)が2025年8月に発売予定です。これらのアクセサリーは、操作性や保護性を向上させ、プロフェッショナルな撮影をサポートします。
RX1R IIIは誰のためのカメラ?

RX1R IIIは、最高の画質をコンパクトなボディで求めるフォトグラファーに最適です。61MPセンサーとZEISSレンズは、ストリートフォトグラフィー、旅行写真、ポートレートに理想的で、目立たずに高品質な撮影を可能にします。AI駆動のオートフォーカスは、動く被写体を正確に捉え、ステップクロップ撮影は焦点距離の柔軟性を提供します。価格は高額ですが、ライカQ3などの競合モデルと比較しても、独自の魅力を持つカメラです。
まとめ
ソニーRX1R IIIは、RX1R IIから大幅な進化を遂げ、解像度、処理速度、オートフォーカス性能を向上させました。コンパクトなフルフレームカメラとして、プロフェッショナルとエンスージアストの両方に訴求する製品です。2025年7月の発売が待ち遠しいこのカメラは、写真愛好家の新たな選択肢となるでしょう。
買うの?どうするの?
Leica Q3もX100VIも最終的に手放した人間なので、もうこれは買いません!多分!
カメラは価格じゃないんだってことが、散財しまくってやっと分かった。好きなカメラで写真をとにかく撮るようにしたいと思っております。ZfとGRIIIxとX halfが今の相棒(趣味カメラ)です。仕事はキヤノン。
それにしても、Q3を思い出させてくれるデザインだなぁ。良いカメラなんでしょうねぇ。