当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。
コバが美しいWildswansの名刺・カード入れ
社会人になって必要になるのが名刺入れ。
僕も20数年前に社会人デビューした時にはどれを買っていいのか分からず、数百円のステンレスの名刺入れを購入。
大人は常にあなたがどういう人なのかチェックしている
すると、上司や仲良くなった仕事先のお偉いさんから「もうちょっといいものを買いなさい」とちょちょくダメ出しされました。
当時はお金もないし「別にこれでいいじゃん」と思ってましたが、歳を重ねてその意味がようやく分かるようになりました。
大人は初対面の人の容姿・話し方・しぐさ・服装・持ち物をチェックして、その人が信頼できる人なのかどうか、見極めようとしてるんです。
一緒に仕事するならいい加減な人より信頼できる人の方がいいのは当然ですからね。
ステンレスのいかにも安そうな名刺入れを見た上司や仕事先の方は、「私はお金持ってません」=「仕事ができません」と言ってるようなもんだと感じてアドバイスしてくれたんだなと、数年経って分かるようになりました。
かならずしも「いいものを持ってる = 仕事ができる」とは限りませんが、仕事ができないと収入も増えないのは事実。
それが自然と表情や持ち物に反映されていくわけです。
なので、ある程度収入が増えてからはできるだけいいものを買うように心がけてきました。
名刺入れに関しては初めてのボーナスで、ホワイトハウスコックスの名刺れを買ってつい最近まで使ってました。もう20年近く経ちますかね。
「いいものは長く使える」というのも40年ちょっと生きてきて学んだことのひとつです。
なので、2代目の名刺入れもいいやつを買いました♪
WILDSWANS(ワイルドスワンズ)とは
WILDSWANSとは1998年に創業された日本の革製品ブランド。
世界中から厳選されたタンナーの革を使用し、日本人の手に馴染みやすい革製品を世に提供しているメーカーです。
美しいコバ(革の断面部)の仕上げと、長年のエイジングにより息を呑むほど美しい艶が出てくるなど、10年、20年、使うほどに愛着が増し、その価値が長く続く物づくりをされてます。
Twitterで「#wildswans」とかで検索すると、見事なエイジングの財布やケースがたくさん出てきます。暇な時に眺めてたら欲しくなって買いました。
ちなみに、「LASTCROPS(ラストクロップス)」というブランドがありますが、こちらはWILDSWANS三兄弟の鴻野敏之さんが独立して立ち上げたもの。
WILDSWANSと同じような形のものもあるので、革好きなら一度チェックしてみることをおすすめします。
イングリッシュブライドル『SURGE』レビュー
今回はワイルドスワンズのオンラインショップで買ったんですが、基本的に品切れ中のものが多いです。
予約も可能ですが、概ね1〜4ヶ月程度待つ必要があります。
あと、これまで定番だったサドルプルアップの革が、入荷の遅れや品質の不安定さという問題が発生したため、2020年1月31日で一旦受注休止状態になりました。
なので、今回購入した名刺入れ『SURGE』は2019年から定番革になったイングリッシュブライドルのものです。
ワイルドスワンズから届いたダンボール。
高級感漂う封筒が出てきました。
右が名刺入れの箱。左には注文した記憶のないものが…
こちらがパッケージ一覧。
封筒には、リーフレット・製品についての連絡先・お手入れ方法・スリッカーの使用方法の紙が入ってました。
手書きで購入者の名前や製品名が書かれてて、高いものを買ったんだなーという感じがしてきます。
満寿屋・MONOKAKIノートが入ってました。A6サイズです。
2月1日からの発売開始&数量限定で10,000円以上購入するとノベルティとしてついてくるとのこと。ホームページに記載されてますが、この時は知らなかったのでうれしかったです。
名刺入れ「SURGE(サージ)」の箱。
ここにも小さなサンクスカードが入ってました。革製品の注意点も書かれてるので熟読。
SURGEが柔らかな不織布に包まれてます。コバをメンテナンスする木製のスリッカーも付属してました。
これがワイルドスワンズのSURGEです。
革の香りとホワホワ感のある触り心地がとてもいい感じ!
ブライドルレザーですがホワイトハウスコックスのような白いブルームはありませんでした。
まだ革が馴染んでないのでフラップ(フタ)は閉じません。
中に仕切りがある2層式タイプの名刺入れです。
2層式スペースとその前にも1つ。あと蓋の内側に1つ。合計4箇所に入れることができます。
今回は名刺入れとしてだけでなく、カード入れとしても使う予定です。
背面にはポケットはなし。ふっくらとした丸い背中が優しい。
フラップはワイルドスワンズでお馴染みの曲線仕様になってます。
コバもとてもきれい。
SURGE エイジング1日目の感想
一番大きなポケットには名刺が20枚(最大30枚)。その上に10枚(最大30枚)。一番上に3枚(最大5枚)入れてます。
フラップは名刺入れではなくレシートなどちょっと柔らかい紙を入れる用なので何も入れてません。
最大だと65枚の名刺が入りますが、多少余裕を持って入れるようにしてます。
2層になってるので自分の名刺ともらった名刺を分けたり、片方を名刺・もう片方をカード入れとしても使うことができます。
いや〜、いい名刺入れ買っちゃいました。大満足です!
革の質感もすごく良くて香りも申し分なし。
まだまだ艶は出てませんが、これからイングリッシュブライドルの革がどう変わっていくのか、とても楽しみ。
まだまだ革が馴染んでないのでフラップはパタンと閉じませんが、ゆっくり時を重ねてエイジングが進めばいい感じになってくれると思います。
名刺入れって最初の出会いで使うことが多いので、特に人目に触れる機会が多いケースです。
「お!こいついいもの持ってるな」と思わせれば、最初のつかみはバッチリです。