狭いスペースで動画撮影するときに便利な撮影機材『Velbon スタンド一脚』購入レビュー

狭いスペースで動画撮影するときに便利な撮影機材『Velbon スタンド一脚』購入レビュー

設置面積がとても小さいから狭い場所で大活躍する三脚!

  • 三脚でカメラを固定したいんだけど、設置場所が狭くて…
  • 運動会や発表会で前に人がいて子どもを撮影できない

と、お悩みの方に最適な三脚が『Velbon スタンド型一脚 Pole Pod EX』です。

マンフロットのがっちり安定する本格三脚も持ってるんですが、ある程度の高さを出すには脚を広げるスペースが必要です。

僕自身も、狭い部屋で机の上のものをサブカメラで撮影したいなぁとか、子どもの運動会や発表会で三脚を使いたいんだけど、場所が狭いから仕方なくずーっと手で持って撮影してブレブレ、なんてことがよくあったので、こういう三脚を探してました。

「一脚」なような「三脚」というどっちつかずの「スタンド型一脚」というニッチなカテゴリの製品です。

結論から言うと、使ってみたらかなり使える三脚でしたよ!

スポンサーリンク

一脚とミニ三脚がひとつになった「スタンド型一脚」

Velbon スタンド型一脚 Pole Pod EX
Amazonからこの箱の状態で届きました。

送り状シールに書かれてる住所や宛名は個人情報を簡単に消せるケシポンで消してます。Amazonの宛名シールは、このケシポンで2回ほど重ねてコロコロしてインクが乾けばほとんど視認できなくなります。

ケシポンがない時は、宛名シールを剥がしてたので面倒でしたが、今はさっとコロコロするだけなので超ラクです。この外箱も中身に異常がなければ、畳んでポイします。


三脚のスペック
三脚のスペックは以下の通り。

全高(EV含む):1,870mm
縮長:710mm
脚径(ポール/脚部):23mm/17mm
段数(ポール/脚部):4/2
質量:800g
推奨積載質量:1,000g

耐荷重が1kgとちょっと心もとないですが、APS-Cのカメラと標準レンズぐらいなら1kg以内なので十分です。家庭用ビデオカメラも問題ありません。

ただ、フルサイズカメラと大口径のレンズだと重さが軽く1kgを超えるので、これでは無理ですね。


狭い場所でも後方からでも使える三脚
設置スペースが少ない人混みでの撮影前に人がたくさんいる後方からの撮影、といったシチュエーションで大活躍する三脚です。


ベルボン スタンド型一脚の特徴
ベルボン、スタンド型一脚の主な特徴です。

  • 小型の3Way雲台採用
  • クイックシューは縦横両対応
  • 雲台取り外し可能
  • クイックレバーロックでワンタッチで伸縮
  • ポール部は付属の石突ゴム取り付けて一脚に!
  • ポール部を取り外せばミニ三脚としても使える

一脚に小さなスタンド脚がついてるものもありますが、脚の長さと開いた時の幅はこちらの方が広いです。このスタンド型一脚の方がより安定してます。


専用ケースと同梱物
専用ケースを開けると、三脚本体と説明書と石突とネジ回しが入ってました。


三脚の脚部分と雲台部分
三脚の脚部分と雲台部分。

設置スペース小さい!三角形の1辺は最大49cm

最小開脚と最大開脚
最小開脚(左)と最大開脚(右)。

最小開脚(左)の場合、脚の先端をつないで出来る三角形の1辺の長さは約19cm。

最大開脚(右)の場合、1辺の長さは約49cmです。


脚開脚時 上から撮った写真
最大開脚時を上から見るとこんな感じ。

脚の先端をつないで出来る1辺の長さは約49cm。たったこれだけのスペースで高さ180cm近くまでカメラを固定できるのはうれしい。

安定感は、さすがに一般的な三脚には劣りますが、足で三脚の脚の1つでも踏んでおけば安定感はかなりアップします

雲台は取り外して好きなものに変更可能

小型3Way雲台
小型3Way雲台。いたって普通の雲台です。マンフロットの雲台などに慣れてると、ちょっと安っぽい感じはあります。


雲台は回して簡単に取り外しが可能
雲台は回して簡単に取り外しが可能です。


僕は最終的にSiruiの自由雲台に取り替えました
僕は最終的に、止めたいところでガチッと固定できるSiruiの自由雲台に取り替えました。

センターポールを外して一脚に

センターポール 脚部を外す
センターポールは雲台だけでなく、脚の部分もくるくる回せば簡単に取り外せます。


付属の石突
付属の一脚用石突。


石突を取り付ける
石突は、センターポールの雲台がついてた方に、くるくる回して取り付けます。


一脚の出来上がり
簡単に一脚に変身しました。

持ち手部分には経年劣化に強い発泡ゴムグリップが採用されてます。滑り止め効果も高く、ストラップを手首に通しておけばさらに安心です。

ストラップは固定されてるので取り外しは不可。

実際に使ってみた感想

180cm以上の高さに
エレベーターも伸ばせば、180cm以上の高さになります。

さすがにこの状態だとちょっとフラフラします。風がある屋外だと人が支えてないと間違いなく倒れます。

使用時は必ず人がセンターポールを持って支える、または足で脚を踏めば、安定感はかなり向上します。


APS-Cの一眼レフカメラとレンズとマイク
2段を伸ばした状態で、APS-Cの一眼レフカメラとレンズとマイク、合計1,186gを載せてみましたが意外としっかりしてます

レンズを下に向けても倒れることはありませんでした。


机と椅子の間に三脚を入れてみた
一番やりたかったのがこれ。

椅子と机の間に三脚を置いて、机の上のものを撮影すること

これまでは狭い机の上でSIRUIのテーブルトップ三脚を使ってたんですが、撮影範囲が限られるが不満点でした。

かといって、普通の三脚を置けないし何かいい方法はないなかぁと悩んでました。

それがこのスタンド一脚ですべて解決!

センターポールは1段伸ばし、スタンドの脚はベタッと開いた状態にしつつ、伸ばさずに使ってます。これだとある程度の安定感があって、設置スペースも1辺の長さ約32cmとかなり省スペースで済みます

室内以外では、子どもの運動会や発表会でも活躍すること間違いなし。軽いので持ち歩くのもラクラクです。

Amazonの口コミは?

Amazonの口コミも概ね高評価となってますが、「グラグラする」「華奢」という声もちらほら。

確かに僕もマンフロットのがっちり重い三脚に慣れてたので、本体重量800gの三脚はちょっとチープに感じました(価格が全然違うので当然ですが)。

軽量コンパクトでいいのですが、少しグラグラします。価格相応という事で。
きゃしゃ!値段からするとこんなもんかな!?思った以上に・・・・・・・!

まぁ、それ以上に高評価の声も多いです。

ファミリーユースとしてはオーバースペック気味の逸品、仕事用には上位機種が安心、という製品かも。Velbonの名に苔は生えない。
お遊戯会や発表会など、周囲の目が気になって三脚を立てづらいので一脚を使っていました。ただ一脚だとずっと支えておかないといけないので、10分も経つと手が震えてしまうんですよね。スタンド型一脚は、一脚くらい場所を取らない上に、三脚のようにしっかりとカメラを固定できるというまさに良いとこ取りのアイテムです。なんでもっと早く買わなかったのだろう。ただフルサイズ一眼のように重たいカメラだと支えられるか不安ではあります。コンパクトなカメラならがっちり支えてくれて問題無しです!
三脚だと場所を多くとってしまい邪魔になりますが、この商品ですとそのようなことはありません。余りにも良い商品だったのでPole Pod EXⅡも追加ビデオカメラの為に購入しました。
スポンサーリンク

この記事をシェアする

記事についてのご感想・ご質問、受付中!

分かりやすい記事になるように努めてますが、「こういうことを知りたかった」「ここについてもうちょっと詳しく教えて」など、当記事について質問や知りたいことがあれば以下のツイートボタンからお気軽にお送りください。自動的に記事URLが入りますのでそのまま質問内容を最上部に記入してください。できるだけ早く返信させていただきます(質問が多い場合はお時間をいただくことがあります)。

ご質問は無料。質問はもちろん、「役に立った!」「面白かった!」など、お褒めの言葉だともっとうれしいです!

記事を少しでもより良いものにするためにご協力をお願いいたします。

このブログ「スーログ」を購読する

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう。
最新記事をお届けします。

● 最新記事をRSSで配信中です。feedlyへの登録はこちらから。

twitterでの情報発信、YouTubeで動画レビューも公開してます。チャンネル登録もよろしく!