当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。
木造2階立てすべての部屋で160Mbpsを超えました!
今回、初めてWi-Fi 6Eの中継器を導入してみましたが、結論から言いますと、Wi-Fi 6Eの中継器で我が家のWi-Fi回線速度が過去最高スピードを記録しました!どの部屋でも160Mbps以上のスピードが出てます!マジ感動です。
前回、はじめてWi-Fi 6Eのルーターを導入したレビュー記事はこちら↓
Wi-Fi 6E初体験!iPhone 15 Proで使ってみた結果『Archer AXE500』レビュー
木造2階建てぐらいなら中継器がなくてもルーターから一番遠い場所でも80Mbpsで繋がることが判明。今回、さらに中継器を使うことでWi-FIスピードはどうなったのか?自宅のいろんな場所で速度を計測してみました。
商品提供:ティーピーリンクジャパン株式会社
中継器 RE815XE の特徴
左が前回紹介したルーター『Archer AXE500』、右が今回レビューする中継器の『RE815XE』。
RE815XEの同梱物一覧。説明書類と中継器本体。
主な特徴はこちら。
- AXE5400トライバンドWiFi:合計で最大5400Mbpsの超高速接続
- 6GHzバンド(Wi-Fi 6E)対応:WiFiの干渉や混雑を回避した快適な接続が実現可能
- 160MHzチャンネル:一般的な80MHzでの接続と比べて2倍のネットワークスピードを提供
- シームレスローミング:接続端末が家の中を移動しても、可能な限り高速な通信状態を維持できるようにしてくれる
- もっと繋がる:よりたくさんの端末で、より遅延の少ない快適なストリームが楽しめる
- かんたん設定:Tetherアプリから手軽にセットアップ可能
より詳しい仕様は公式ページをご覧ください(→ RE815XE 公式製品ページはこちら)。
本体右側。小さい丸い穴がリセットボタン、その下の四角いのがWPSボタン、LAN端子。中継器をブリッジモードに切り替えると、Wi-Fi機能のないルーターのアクセスポイントとしても使えます。
本体背面のコンセントプラグ。下の方についています。
2個口のコンセントの上に挿した状態。下のコンセントには普通のプラグは問題なく挿せます。ただし、急速充電器などの幅が大きいものは挿せなくなります。
アンテナは4本。無段階で自由な角度にできます。
うちの場合はコンセントの差し込み口が廊下にあるので、歩く時に邪魔にならないようにフラットな状態で使ってます。角度を変えてもうちの場合は特に速度に変化はありませんでした。
中継器「RE815XE」設定も簡単
うちの場合はLANケーブルは接続せずに、中継器として使用します。
マニュアルは「かんたん設定ガイド」が付属してますので、それを見ながら設定します。特に難しいことはありませんでした。
中継器をルーターのそばのコンセントに挿して、Tetherアプリで設定します。
まずは5GHz帯で設定したあと、6GHz帯の設定をしました。設定はアプリの画面に沿ってやれば難しいことはありません。
設定が完了したら、RE815XEをコンセントから抜いて2階に設置します。理想の設置場所はWi-Fiの到達範囲内かつWi-Fiの死角とルーターの中間点です。
設置後しばらくするとランプが点灯します。2.4G、5Gだけでなく、ちゃんと6Gのランプも点灯しました。
2.4GHzと5GHzのネットワークをひとつのネットワーク名(SSID)で使えるスマートコネクトが使えます。
6GHz帯は、別のSSIDで使ってます。うちの場合、Wi-Fi 6Eに対応しているデバイスはiPhone 15 ProとFire TV Stick 4K Max 第2世代のみです。この2つは6Gで使用してます。
OneMesh(ワンメッシュ)はオフにして使ってます。ワンメッシュとはルーターと中継器を使っている場合に、ルーターと中継器を1つの接続先にまとめて、ルーターが常に最適な接続先を選んでくれる機能です。
最初、ワンメッシュをオンにして使ってたら6Gのランプが点灯せず。不思議に思ってメーカーさんに問い合わせてみたところ、RE815XEは6GHz帯はワンメッシュに対応していないとのこと(2024年3月5日現在)。今後アップデートで対応するかはまだ未定ということでした。
今のところ、特にワンメッシュをオフにすることで回線が遅くなったり繋ぎにくいことはないので特に気にはしてません。6GHz帯でワンメッシュが絶対必要だ!って方は、購入前に対応状況を確認してください。
6Ghz帯 Wi-Fi速度測定&速度比較
我が家のプロバイダーはビッグローブ光を使ってまして、有線LANの速度は…
最高で約370Mbpsほど。時間帯によってはたまに400Mbpsを超えることもあります。
前回は、これがWi-Fi 6Eになるどれだけのスピードになるのかテストしたんですが、今回は、それの中継機ありのパターンです。
我が家(木造2階建)の間取りと計測結果がこちら。青が「ルーターAXE5400+中継機RE815XE」で、赤が「ルーターAXE5400」のみの場合です。ネットワークは6GHz帯です。
1階の赤丸「ル」にAXE5400、2階の「中」がある場所に中継機RE815XEを設置しました。
A:リビング
B:2階への階段の手前
C:四方を囲まれたトイレ
D:部屋
E:部屋
F:僕の仕事部屋
G:寝室
中継器とルーター | ルーターのみ | |
A | 230Mbps | 200Mbps |
B | 220Mbps | 190Mbps |
C | 190Mbps | 170Mbps |
D | 210Mbps | 180Mbps |
E | 190Mbps | 170Mbps |
F | 210Mbps | 140Mbps |
G | 160Mbps | 86Mbps |
ルーターのみの場合、最も距離が離れていた2階のGの部屋は100Mbps切ってたんですが、中継器を追加することでなんと約2倍の160Mbpsもの速度が出るようになりました!
さらに仕事部屋であるFでも80Mbps以上も速度が速くなり210Mbpsも出るように!これは非常に嬉しい結果になりました。
どの部屋でも160Mbpsを超えてます。過去最高レベルで我が家のWi-Fi回線が速く、さらに安定して繋がるようになりました!
2.4Ghz+5GHz と 6GHz の比較
ちなみに、中継器ありで2.4Ghz&5Ghzのネットワークとの速度比較はこちら。
6GHz | 2.4Ghz+5GHz | |
A | 230Mbps | 200Mbps |
B | 220Mbps | 210Mbps |
C | 190Mbps | 160Mbps |
D | 210Mbps | 200Mbps |
E | 190Mbps | 180Mbps |
F | 210Mbps | 170Mbps |
G | 160Mbps | 120Mbps |
全体的に6GHz帯の方が回線速度が若干速いですね。
ただ、2.4Ghz+5GHzだけでも一番遠いGでも120Mbpsが出てます。前回、Wi-Fi 6対応のルーター「Archer AX73V」と中継機「RE700X」で計測した時はGで98Mbpsだったのでそれよりも回線スピードがアップしてました。
2階のWi-Fiが遅くて不安定…EasyMesh中継器『RE700X』で家の隅々まで超快適空間に!
これは中継機「RE815XE」がトライバンド対応などスペックが上なのも影響していると思います(RE700Xはデュアルバンド)。
まとめ
前回の記事で、親機のWi-Fi 6Eルーター『Archer AXE5400』だけでも、木造2階建てなら賄えると思ってたWi-Fi 6E。
それが中継機もWi-Fi 6E対応モデル『RE815XE』を利用することで、家全体のスピードがどの部屋でもほぼ同じスピードになってしまいました。これはすごいことです!
もうどの部屋でも安定した高速スピードでWi-Fiが使えるようになりました。大満足!
広いお家でルーターから遠い場所の回線速度の遅さに困ってる方、Wi-Fi 6E対応デバイスを持ってる方はもちろん、持ってない場合(2.4Ghz+5GHzのみ)でもかなり高速になりますのでぜひお試しください。