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TP-LinkのWi-Fi6ルーターと中継器でWi-Fi爆上がり!
今回の内容は、前回の記事で紹介したTP-Linkの最新Wi-Fi6ルーター『Archer AX73V』の続きです。
Archer AX73V レビュー!縦置き型Wi-Fi 6ルーターの最新モデルは速かった
4年前のバッファローのWi-FiルーターをTP-Linkの最新モデルに交換した結果、木造2階一戸建てのほぼすべての場所でWi-Fiの速度が向上しました。
ただ、家の構造上、ルーターの位置が家の端っこなので、反対側の2階だと速度がどうしても落ちるし、安定性も悪くなるという結果に…。
とうわけで、今回はTP-Linkの中継器のラインナップで人気モデルの『RE700X』(→RE700X 製品ページはこちら)を使って、2階の端の部屋のWi-Fi環境を改善してみることにしました。
商品提供:ティーピーリンクジャパン株式会社
Wi-Fi6中継器「RE700X」特徴&設定
RE700Xのパッケージ。
同梱物一覧。簡単設定ガイドと中継器本体。
LAN端子も搭載してるので、中継器としてだけでなく有線ルーター等と接続しWiFiのアクセスポイントとしても使えます。
主な特徴は…
- デュアルバンド WiFi 6:電波干渉に強い5GHzと遠くまで届きやすい2.4GHzで安定通信
- あらゆるWi-Fiルーターに対応(非公式のファームウェアや規格外のファームウェアを備えたルーターまたはゲートウェイとの互換性がない場合があります)
- TP-Link OneMesh対応:TP-Link OneMeshルーターと組み合わせればメッシュWiFiネットワークを構築できる
- ブリッジモード:有線ルーター等と接続しWiFiのアクセスポイントとしても利用可能
- 自動経路選定:中継器からルーターまでの最適な経路を自動で選択
- Tetherアプリ対応:iOSおよびAndroidスマートフォンで簡単設定&管理
- 規格:IEEE 802.11a/n/ac/ax 5GHz, IEEE 802.11b/g/n/ax 2.4GHz
- 消費電力:11.2W
- サイズ:78(幅)×36(奥行き)×149(高さ)mm
一般的な2口コンセントの上側に差し込むとこんな感じ。下のコンセントに余裕がなくなるので、充電器など大きなものは挿せなくなります。
うちの場合は下のコンセントも使うので『サンワサプライ スイングミニタップ』を追加購入して使ってます。4個口あるので便利です。
中継器の設定は簡単でした。
- まずは、ルーター(Archer AX73V)近くのコンセントにRE700Xを差し込む
- Tetherアプリで「+」ボタンをタップして「中継器」を選択
- RE700Xが表示されるので画面の指示に従って設定する
- Wi-FiのLEDが点灯したら設定完了
- コンセントから抜いて設置場所を変える
これだけ。簡単設定ガイドを読みながらやればスムーズにできます。
中継器RE700Xの登録完了です。
Wi-Fi速度測定&速度比較
中継器の最適な設置場所は、Wi-Fiの到達範囲内かつ、Wi-Fiの死角とルーターの中間地点です。
というわけで、階段を上がった2階の壁にあるコンセントに設置することにしました。間取り図の赤丸「中」が中継器です。
「RE700X」と回線速度を比較するためにバッファローのルーター「WTR-M2133HP」の中継器「WEM-1266」(写真内の白くて丸いやつ)もここに持ってきました。
各場所での回線速度がこちら。
A:リビング
B:2階への階段の手前
C:四方を囲まれたトイレ
D:部屋
E:部屋
F:僕の仕事部屋
G:寝室
Archer AX73V +中継器 |
WTR-M2133HP +中継器 |
|
A | 200Mbps | 190Mbps |
B | 190Mbps | 200Mbps |
C | 90Mbps | 100Mbps |
D | 190Mbps | 150Mbps |
E | 180Mbps | 160Mbps |
F | 120Mbps | 40Mbps |
G | 98Mbps | 16Mbps |
今まで使ってた「WTR-M2133HP+中継器」も意外と速いと思ってたんですが、「Archer AX73V+中継器」はルーターとの距離が遠くなっても速度がほとんど変わりません。特にルーターと一番距離が離れてるFとGの場所は圧倒的に勝ってますね。中継器すごい!
さらに、安定性も抜群です。Oculus Goを使ってるとバッファローの方は通信が安定しない時があったんですが、TP-Linkだとロードされる時間も速くて安定感が増しました。
Archer AX73Vの中継器ありなしの比較表がこちら。
AX73V 中継器なし |
AX73V 中継器あり |
|
A | 210Mbps | 200Mbps |
B | 200Mbps | 190Mbps |
C | 140Mbps | 90Mbps |
D | 200Mbps | 190Mbps |
E | 190Mbps | 180Mbps |
F | 52Mbps | 120Mbps |
G | 40Mbps | 98Mbps |
Cは壁に囲まれたトイレなんですが、中継器なしの方が速度が速かったのがちょっと不思議ですね。この時だけ2.4GHzで繋がってたのかな?
そこ以外はほぼ同じで、FとGは速度&安定性ともに大幅にアップしました!特に一番遠いGの左の壁際に行っても100Mbps近い速度が出るのは本当にうれしい。
レビュー動画
YouTubeにArcher AX73VとRE700Xで自宅のWi-Fi環境がどう変化したのか、間取りと一緒に公開してます。
ぜひ参考にしてください。
▼TP-Link Archer AX73VとRE700Xの組み合わせで過去最高のWi-Fi環境を構築できた!中継器は木造2階建てに最適
まとめ
今回、メーカー様より商品を提供していただいたので、
「もし速度が改善されなかったらどうしようか…」
とドキドキしながら測定したんですが、うちの環境では過去最高レベルのWi-Fi環境を構築できたので、申し分ない結果に!安心しました。
やっぱりWi-Fi6とメッシュ対応が効果を発揮してるようです。
ご自宅や会社のWi-Fi回線が遅い、安定して繋がらない、って方はぜひお試しください。
無線LAN製品の開発、製造、販売で世界No.1シェアを誇るメーカーだけあって、素晴らしい製品でした。