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動作音が静かな理由は汚れ具合を自動で検知するDirtSense
ロボット掃除機は、毎日の掃除負担を軽減する頼もしい家電です。その中でも Narwal Freo(ナーワル フレオ) は、驚くほど静かな動作音と高性能な自動清掃機能で多くのユーザーから高い評価を得てきました。しかし、2025年現在、Narwal Freoは販売終了となり、NarwalはCES 2025で新ラインナップ(Freo Z10、Freo Pro、Flowシリーズ)を発表し、さらに進化したモデルを提供しています。
本記事では、旧モデルNarwal Freoの魅力と特徴を振り返りつつ、新モデルとの違いや強化ポイントを紹介します。初心者から中級者までが理解しやすいよう、専門用語は噛み砕いて詳細な情報もご提供します。
ちなみに、私が今まで使ってきたロボット掃除機はこちら(使ってきた順番のレビュー記事 → ルンバi3+、Eufy 11S、yeediモップステーション、DEEBOT N8+、ECOVACS Deebot X1 Turbo、yeedi vac 2 pro、DEEBOT T10 OMNI)。Narwal Freoはこの中でも、ダントツで動作音が静かなロボット掃除機でした。
Narwal Freo 動画レビュー
YouTubeに動画レビューを公開しております。
00:00 開封と同梱物
01:42 主な特徴
02:07 優しいタッチで賢い
02:26 吸引と水拭き対応でモップ常設
03:02 汚れに応じて自動で二度拭き
03:19 自動メンテでお手入れ最小限
04:10 アプリ&タッチパネルで簡単操作
04:31 気に入ってる6つのポイント
04:45 デザイン
05:09 スマホがなくても使える
05:45 音が静か
06:19 床の汚れに応じて二度拭き
06:56 テールスイング
07:17 ゴミ捨てがワンタッチ
07:50 気になってる3点
09:40 エンディング
Narwal Freoの魅力と特徴

Narwal Freo(YJCC012)は、2022年に発売され、静音性と賢い掃除機能で人気を博したロボット掃除機です。以下にその主な特徴をまとめます。発売当初の価格は189,800円でした。
- 静かな動作音(50dB)
通常モードで50dBと非常に静かで、テレビの音や会話を妨げません。夜間やリモートワーク中でも快適に使用可能です。 - DirtSense技術
特許取得の汚れ検知技術により、床の汚れ具合をリアルタイムで判断。コーヒーこぼれなどの頑固な汚れには自動で二度拭きを行い、徹底的に清掃します。 - テールスイング機能
壁際や家具の隙間まで水拭きが可能な独自機構。従来のロボット掃除機では難しかった死角をカバーします。 - スマホ不要の操作性
ベースステーションのタッチパネルで掃除開始や設定変更が可能。子供ロック機能も搭載し、家庭での使いやすさが向上しています。 - 自動モップリフト
吸引モードではモップが自動でリフトアップされ、モップの付け替え不要で吸引と水拭きを切り替え可能。手間を省きます。 - 自動メンテナンス
モップの自動洗浄(専用洗剤使用)と40°Cの温風乾燥をベースステーションが実行。ゴミ捨てはワンタッチで簡単です。 - アプリとタッチパネル操作
専用アプリで遠隔操作やスケジュール設定が可能。LIDARセンサーによる正確なマッピングで、部屋ごとの掃除や禁止エリア設定も簡単です。
気に入ってる6つのポイント
- 洗練されたデザイン
丸みを帯びた可愛らしい外観で、部屋に馴染みます。毎日使う家電として、視覚的な満足感を提供します。 - スマホ不要の操作
ベースステーションのタッチパネルで操作可能。スマホがなくても水拭きや吸引モードを簡単に設定でき、利便性が高いです。 - 抜群の静音性
50dBの動作音は、作業や会話の邪魔になりません。ダストボックスが満杯になるまでしっかり吸引します。 - 自動二度拭き
DirtSense技術が汚れを検知し、必要に応じてモップを洗浄後、再清掃。信頼性の高い掃除性能です。 - テールスイング
壁際や狭いスペースまで水拭き可能。掃除の死角をなくし、部屋全体をピカピカにします。 - 簡単ゴミ捨て
ダストボックスはワンタッチでゴミ捨て可能。ペットのいない家庭では、約1か月に1回のメンテナンスで十分です。
洗練されたこのデザイン。いわゆるロボット掃除機って感じがない、この丸みを帯びた感じがとても好印象。毎日使うものなので、これはとても大事なこと。視線に入ると気持ちがほっこりします。
スマホで操作もできますが、ステーションで掃除の選択や設定ができちゃいます。いくつかロボット掃除機を使ってきてますが、ステーションだけで操作ができるロボット掃除機は初めてです。水拭きするときに、水をセットしてそのままステーションで掃除開始ができるんです。いちいちスマホを取り出す必要がないので、スムーズに掃除を開始できます。
独自の「DirtSense」技術で床の汚れに応じて2度拭きを自動で判断してやってくれます。1回水拭きやってまだ汚れが残ってると思ってたら、ステーションに戻ってモップを洗浄して再掃除してピカピカになった時は驚きました。これは一度経験しないと分からないんですけど、それでもう完全に信頼しちゃって、それ以降は完全に掃除を任せるようになりました。
これが「テールスイング」技術です。これ、掃除するときにお尻がクイっと回転して、壁際ギリギリまで攻めてくれます。今までのロボット掃除機では壁際の水拭きができなかったんですが、Narwal Freoなら死角ゼロです。
気になる3つのポイント
Narwal Freoはかなり気に入ってますが、完璧ではありません。当然、気になることもあります。気になってることは次の3つ。
- 引き戸レールのゴミ
強力モードでもレールの細かいゴミを吸いきれない場合があります。事前にブラシでゴミをかき出す準備が必要です。 - ケーブル認識の課題
ケーブルやコードを避けられないため、掃除前に床の物を移動する必要があります。 - 専用洗剤のコスト
専用洗剤(930ml、約3,180円)は詰め替え不可で、定期購入が必要。月2回の水拭きでもコストが気になる場合があります。
音は静かだけど引き戸のレールのゴミは吸いきれてません。モードを強力にしても吸えませんでした。ここは掃除前にブラシでゴミをかき出すようにしてます。快適にロボット掃除機と共存するためには、ロボット掃除機の特性を知って協力することが大切です。
ケーブルは避けることができません。黒だろうか白だろうがケーブルは認識できません。掃除前にケーブルはロボット掃除機が届かないところに移動するようにしてますケーブル以外もロボット掃除機が快適に掃除できるように、余計なものは床に置かないようにしてます。
ナーワルフレオの潜在容器はオリジナルのものなので、詰め替えるタイプではなく、同じものを買う必要があります。専用洗剤はAmazonで930mlが3,180円で販売されてます(→最新の価格はこちら)。
普段は吸引モードで使ってて、水拭きは月に2回ぐらいなのでまだだいぶ残ってますが、これが無くなった時にどうしようかと考え中。もうちょっと安くなってくれるといいかなーというのが正直な感想です。
Narwal Freoは販売終了:最新モデルとの比較
2025年現在、Narwal Freoはメーカーでの販売が終了していますが、一部ECサイト(Amazon)で在庫が残っている場合があります。NarwalはCES 2025で新モデル(Freo Z10、Freo Pro、Flowシリーズ)を発表し、性能がさらに向上しました。以下に新モデルの概要を紹介します。
- 吸引力:15,000Pa(旧Freoの約2倍)
- 水拭き:拡張式モップ+45~75℃温水洗浄
- 静音性:57dB以下
- 特徴:湿度センサーでダストボックスを自動乾燥、絡まり防止設計
- 価格:約12万円~(2025年3月発売)
- おすすめ:手間なく高性能な掃除を求める方に。
- 吸引力:10,000Pa
- 水拭き:三角モップ(7~12N圧力)
- 静音性:55dB
- 特徴:絡まりゼロシステムでペットの毛に対応
- 価格:約8万円~(2025年4月発売)
- おすすめ:初めてのNarwalユーザーやコストを抑えたい方に。
- モップ:ローラーパッド式「FlowWash」
- 特徴:8-in-1ステーション(自動給水・汚水排出・乾燥)、AIで200種以上の障害物認識
- 価格/発売:2025年夏以降、価格未定
- おすすめ:ペット家庭や完全自動化を求める方に。
よくある質問(FAQ)
Q: Narwal Freo(旧モデル)はまだ購入できますか?
A: メーカー販売は終了しましたが、Amazonや中古市場で在庫がある場合があります。最新価格は価格.comで確認を。
Q: Freo Z10とFlowシリーズ、どちらを選ぶ?
A: 静音性とメンテナンス性を重視するならFreo Z10、完全自動化を求めるならFlowシリーズがおすすめ。
Q: ペットの毛に対応していますか?
A: Freo Z10とProは「絡まりゼロ設計」でペットの毛や長髪に対応。旧Freoも対応可能ですが、定期的なブラシ掃除が必要。
Q: カーペットでの使用は可能?
A: はい。旧Freoはカーペットでモップを自動リフトアップ。新モデルも同様で、アプリでカーペットを避ける設定が可能。
Q: 専用洗剤のコストは?
A: 930mlで約3,180円(Amazon)。月2回の水拭きで約6か月もちます。
まとめ:Narwalで掃除をスマートに
Narwal Freoは、静音性(50dB)、DirtSense技術、テールスイングによる壁際清掃、自動メンテナンスで高い評価を得ました。販売終了となった現在、Freo Z10(¥120,000~)、Freo Pro(¥80,000~)、Flowシリーズがその思想を受け継ぎ、さらなる進化を遂げています。静かで賢いロボット掃除機を求めるなら、Narwalの新モデルは最適な選択肢です。
最新モデルの詳細はNarwal公式サイトでご確認ください。あなたの生活に合った一台で、掃除をよりラクに、スマートに!
※本レビューはNarwal Japanからの提供品に基づきますが、実際の使用感を中立に評価しています。