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スマホやタブレットのベタベタ指紋がピッカピカ。育てるクリーニングクロス『キョンセーム』。
普段使ってたクリーニングクロスがヘタってきたので、何かいいクリーニングクロスないかなぁとAmazonを探して見つけたのが、(株)春日の『キョンセームクロス』。20cm x 20cmで1,200円ちょっと。一般的なクリーニングクロスの約2倍の価格なのに、ベストセラー1位に輝いてます。
実際に購入して使ってみたら、ジェットブラックのiPhone 7 Plusが1点の曇りもなくピッカピカに。そのほかiPad miniやFireタブレット、毎日使ってるメガネも、指紋や皮脂を見事に拭きあげてくれました。
キョンセームとは?
キョンセームは、人工素材で作られたクリーニングクロスとは全くの別物。「キョン」はシカ科ホエジカ属に分類されるシカの一種。その中でも中国江西省を中心に生息する、細かい繊維細胞を持つ「赤土のキョン」のみを使い、その皮を特殊な方法で加工したものが春日のキョンセームです。
人工のクロスは吸水性や物を拭いてきれいにする物ですが、キョンセームにとってこれらは当たり前。それに加えてキョンセームは、除脂・加脂能力、塩素吸着除去能力、ペーハーコントトロール能力という優れた能力を持っています。
除脂・加脂能力は、油分を必要としないものからは油分を取り除き、油分を必要とするものには加脂し最適な状態に仕上げてくれます。
塩素吸着除去能力では、紫外線と反応することによりサビ、変色、シミ(人間の肌も同じ)の原因となる塩素を強力に吸着し分解します。(※塩素自体は無害です)
ペーハーコントトロール能力では、お手入れするものをキレイにするだけでなく、ペーハーまでもコントロールしてくれます。
そのほか、お手入れするものに傷をつけない無研磨能力、現代人工クリーニングクロスの数倍の吸水能力、飛行機やヘリコプターの燃料をこす為に使われるほどの漉し(こし)能力、湿度を適切に保つ保管能力、静電気除去能力があります。
キョンセームと、人工のクリーニングクロスの実験。
アクリル板に指紋をつけ、同圧力で1回のみ拭き取りした後の比較写真です。人工のクロスは汚れが伸びてますが、キョンセームは全て拭き取られているのが分かります。
満足度200%!何度でも洗って使えるキョンセーム商品レビュー
キョンセームのパッケージ。赤字で書かれた「人工素材では有り得ない能力をお試し下さい」という文字に自信が表れてますね。その下に書かれた「キョンセームを育てて下さい」も印象的。育てるクリーニングクロスっていうのが面白い。
使用用途は、テレビ画面・OA機器・DVD・CD・ガラス・家具類・楽器類・メガネ・サングラス・時計・貴重品・携帯電話・ゴルフクラブ等、と書かれてます。かなり前に作ったパッケージなんでしょう、スマホやタブレットは書かれてませんでしたが、もちろん使えます。
パッケージの裏。キョンセームの能力がまとめて書かれてます。右下には、赤文字で「類似品が多く出回っています。ご注意下さい!」と注意書きが。類似品・粗悪品が出回っているようなので、パッケージ左上に「奈良県毛皮革広報協同組合」の認定印のある商品を購入してください。
パッケージの中面にも説明がたくさん書かれてます。別紙で「動物愛護と子育て」「赤土のキョン(キョンセーム使用原皮)」が入ってました。
キョンセームは薄い紙に包まれて保護された状態でパッケージされてます。高めの革製品を買ったような感覚。なんか嬉しい♪
今回買ったのは20cm x 20cmのもの。スマホやタブレット、メガネを拭くには丁度いい大きさ。
動物の皮なので、キョンセームには表面(吟面)と裏(床面)があります。右下に「キョンセーム」印があるのが表面。表面は、すべての能力において裏面に勝ります。ガラスなどに使う場合、最初の頃は引っかかるような感じがありますが、自然となめらかになります。
裏面は、滑り感は最高なので埃などを取る初期作業や仕上げ作業に向いてます。
早速、使ってみました。左からiPad mini 2、Fireタブレット、iPhone 7 Plus。画面はどれも指紋や埃でベタベタ。
まずはiPad mini 2から。左半分は比較のためそのまま。右半分を拭いてみました。
まだ使いはじめなのでちょっと引っかかるような感じがあるものの、画面はピカピカに。皮なので、小さい糸くずが全く出ないのがいいですね。
Fireタブレット。画面処理の違いだと思うけど、iPadよりも滑りが悪く感じる。Fireタブレットは指で操作するときも多少引っ掛かりを感じる時があるのでそのせいかな。数回拭けば、こちらもピッカピカになりました。
3つの中で一番サラサラと拭きやすかったのがiPhone 7 Plus。ジェットブラックの上を、キョンセームがスルスルっと滑らかに動いて拭きあげてくれました。
背面は全部拭いてみました。。購入当時の光沢を取り戻しましたが…。逆に、ピカピカになりすぎて、汚れで目立たなかったすごく小さな傷をいくつか発見してしまいました。ここは割り切って、傷も味と思って楽しむことにします。それにしても綺麗になりすぎた。
あと良かったのがメガネを磨く時。ちょっと分かりにくいですが、左半分がキョンセームで磨いたあと。今までもクリーニングクロスで拭いてましたが、磨いた後のクリア感が違います。
拭く回数も少なくなりそう。というのも、これまでは、クリーニングクロスについた皮脂が、またメガネについて汚れを伸ばしてしまうことがありました。キョンセームは、使い込むほど味が出て皮が汚れても対象物を汚すことがありません。
キョンセームのお手入れ方法
キョンセームの初期性能は、購入当初90%程度。これを使い込んでいくと100%になり、正しく使い込んでお手入れをすることで、110%、120%と育っていきます。
独特の味が出てくれば、何物にも代え難く手放せない存在になります。
お手入れのコツ 1「味を出す」
使用していくと当然ながら汚れてきます。でもちょっと汚れたからといってキョンセームの能力が落ちることはりません。少々汚れてもそのまま使い、できるだけ使い込んでから洗うようにしてください。
短時間で洗濯を繰り返すと、キョンセームの成長が妨げられます。
お手入れのコツ 2「洗い方」
汚れが目立って、どうしても洗いたくなったら、40度程度(お風呂程度)のお湯で、石鹸またはハンドソープで押し洗いしてください。
ゴシゴシと力を入れずに、優しく洗うのがポイントです。
お手入れのコツ 3「乾燥」
乾燥する際は陰干し。まだ少し濡れている状態で四隅を手で引き伸ばして干してください。乾いたら、最後にもう一度四隅を軽く引き伸ばし、最後に片手で少し揉んでください。
注意点
両手でキョンセームの面同士を強くこすり合わせると、粉が出る原因になり性能成長を妨げ、耐久性も落とすことになります。
金属片や石片タール系の汚れがついたら、払いとるか速やかに洗ってください。
まとめ
iPhone 7 Plus ジェットブラックを購入してから、指紋が目立つようになりました。また、ジョギング時には別のケースに付け替えるので、その時に背面の指紋がどうしても気になってしまうんですよね。
キョンセームの除脂・加脂能力、無研磨能力のおかげで、最低限の拭き上げ回数でピカピカにできるようになりました。今まで使ってたクリーニングクロスだと、ちゃんと洗ってないと汚れが伸びるようなことが多々ありました。
Amazonの評価は嘘じゃなかった。これは購入して良かった!満足度200%以上!ちょっと値段は高いですが、洗って何度も使えることを考えると、安いのを何枚も買うよりコストパフォーマンスは確実に高いですね。
どんな味が出てくるのか、楽しみ♪