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トイレにこびりついた尿石を素早く溶かして取り除く!
ずーっとトイレって汚いイメージがあったんですが、自分の手を便器につっこんで掃除してみたら、そのイメージがガラッと変わりました。
ひんやりと冷たい陶器製の便器。
ゴム手袋をしてお掃除シートを手に持ち、まずは比較的きれいな外側を拭く。
流線型の便器に合わせて手を滑らせていくと、くすんでいた陶器がピカピカになっていく。
続いて内側。
2年以上前に輪じみ(サボったリング)を落としてからほとんど掃除してなかったので尿石がすごいことに…。
どんな薬剤でも落ちなかったトイレの輪ジミがキレイに落ちた!臆せず手を突っ込むのがポイント
注意!ここから先にはトイレの汚い画像とでっかい尿石の写真が掲載されています。
見たくない方はすぐにお帰りください。
人によっては気持ち悪くなる可能性があります。
掃除前:尿石がこびりついた洋式便器
これがうちの汚れたトイレです。
拡大写真だとみるに耐えられないので全体写真にしておきました。
水が溜まってる高さに、きれいな尿石の輪じみ(サボったリング)が出来てます。
あと…
一番ひどいのが「1」の部分。
上から見ると黄色と茶色が混じったようなひどい汚れが付着してました。
ブラシで擦っても全く落ちないんです。ここにすごい尿石が潜んでました。
次に「2」の部分。
ここも普段の掃除ではなかなかブラシが届かないので、「1」と同じような擦っても落ちない尿石が見えるようになってました。
今回はこの尿石汚れを一掃します!
尿石トイレ対策で用意したもの
今回用意した秘密兵器がこれ。『尿石除去剤 業務用 デオライト』です。
前回尿石を落とした時は『レック おまかせください トイレ便器の水アカ・輪ジミに!』を使いましたが、かなりゴシゴシしないと落ちなかったので、今回はAmazonでも尿石取りで評判の良いデオライトを買ってみました。
デオライトは酸性なので塩素系と混ぜないように注意が必要です。
あと、作業するときには必ずゴム手袋をして行います。手についた場合は十分な水で洗い流します。
さらに忘れがちなのがマスク。尿石がひどい場合は、掃除後に鼻に尿石の嫌な臭いがこびりついたような感じがするので、マスクは必須です。
デオライトの使い方は簡単。
トイレの場合は、
- 水をある程度抜いた状態でデオライトを投入
- 約15分ほど反応させてからブラシで磨く
これだけです。
そのほか、用意したものは…
『INOUE カーボンはがしヘラ 40ミリ』。金属のヘラよりも傷をつけにくいカーボン製のヘラです。
もともと40mmのものですが、使いまくって先端がボロボロになってきた古いものを今回のトイレように細長く先端をカットしました。と思ったら、ちゃんと先が細くなってるものも販売されてます。先端が8mm・15mm・25mmのものがありますが、15mmぐらいが良さそうです。
トイレのほか、お風呂やキッチンなど水回りの掃除に便利なので、1本でも持っておくと掃除がはかどりますよ。
あとは、
- 便器用ブラシ
- ゴム手袋
- 便器を磨くサランラップ
- 3,000番の耐水ペーパー
- メラミンスポンジorステンレススポンジ
を用意しておきました。
便器用ブラシはトイレに常備しているもの。
ゴム手袋はゴシゴシ洗う時に破れる可能性があるので2重にして使いました。
あと、サランラップは便器の輪じみを除去するのに使いました。サランラップを30cmぐらい取ってくしゃくしゃにして使います。ちょっとした輪ジミならラップで落とせます。ラップだと便器に傷もつかないしゴム手袋で直接持ってゴシゴシしやすいのでおすすめです。
耐水ペーパーは、サランラップで落ちない輪じみの場合に使います。便器に傷をつけないように3,000番ぐらいがおすすめです。耐水ペーパーで尿石の表面を削ってデオライトを浸透させればより簡単に尿石を除去できます。
メラミンスポンジまたはステンレススポンジは仕上げで使います。
トイレの尿石を取る方法 お掃除開始!
まずはトイレの元栓を止めます。
トイレの後ろにあるこれですね。この上についてるネジをマイナスドライバーなどで時計回りに回して閉めます。
元栓を閉めたら、タンクから水を抜くためにトイレを流します。
トイレを流しても便器に水がまだ溜まってたので、これをできるだけ取り除きます。
本来なら灯油ポンプ(シュポシュポ)があれば良かったんですが、うちにはなかったので別の方法で水を減らしました。
バケツに水を汲んで便器にドバーッと流します。
これで輪じみのところまであった水位を、底から約5cmぐらいまで減らすことができました。
次にデオライトを便器に投入します。
デオライトは1/3ぐらい入れました。この状態で15分ほど放置します。
特にツンと来るような臭いはありません。
輪じみの部分にはゴム手袋をした手で、定期的にかけ流しました。
まずはブラシが届く範囲でゴシゴシとこすります。
輪じみの部分もサランラップでゴシゴシとこすります。輪じみは前回はかなりゴシゴシしないと取れませんでしたが、デオライトを使うとかなりラクに落とすことができました。
耐水ペーパーがあるとさらにラクです。
写真が白くなってますが、あまりにも汚かったのでちょっと加工しました。
汚れがどんどん濁ってしまったので、元栓を開けて水を流しました。
洋式便所の底にこびりついた尿石をごっそり取る
水を流してみると、まだ底面にはざらざらしたものが付着してる…。
これを何度もカーボンヘラでゴリゴリしてたら・・・
ガツッという音とともに尿石が剥がれました!!底に沈んでいるのが剥がれ落ちた尿石です。
無茶苦茶でかい!!あまりのデカさに思わず家族全員を呼び集めましたよ。
すごいでっかい尿石の塊!!!
薄〜いお煎餅のような形をしてます。薄いのでパリパリ割れます。
恐る恐る鼻を近づけてみたら…
無茶苦茶くさい!!
汚れまくってる公衆便所のような臭いがします。ツンと来る強烈な臭いです。さすがにこんなにでかい尿石はデオライトでも溶かしきれなかったようです。
この尿石の臭いを嗅ぐと、掃除が終わってしばらく鼻に尿石の嫌はにおいがこびりついたような感じになるので、マスクは絶対に着けておいた方が良いです。
掃除後:尿石がなくなった我が家のトイレ
尿石がなくなった我が家のトイレがこちら。
ん〜、素晴らしく美しい!尿石の臭いもなくなりました!
輪じみも底の尿石もきれいさっぱりなくなりました。
あ〜、きれいなトイレって気持ちがいいですね。
これからはデオライトを定期的に使って、今回のようなでっかい尿石になる前に定期的に溶解させるようにします。
トイレの尿石でお困りの方、デオライトは超おすすめですよ。