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iPhoneのMagSafe機能は、ワイヤレス充電やアクセサリーの取り付けを簡単にする便利な機能です。しかし、デザインや価格が気に入ったiPhoneケースがMagSafe非対応で、使いたいアクセサリーが利用できない場合があります。この記事では、Spigen iPhone 15 Pro シン・フィットケースを例に、非MagSafe対応のケースを自分でMagSafe化する方法を初心者にもわかりやすく解説します。必要なアイテムや手順、注意点、さらにMagSafe化のメリットまで詳しくご紹介します。
SpigenのMagSafe非対応のThin Fit(シン・フィット)シリーズについてはこちらでレビューしてます。合わせてご覧ください。
SpigenのMIL規格耐衝撃iPhone 15 Pro ケース4種比較レビュー
なぜMagSafe化が必要?そのメリットとは
MagSafeは、Appleが開発した磁気技術で、iPhone 12以降のモデルに搭載されています。この技術により、以下のようなメリットがあります。
- 簡単なアクセサリー装着:スマホリングやウォレット、充電器などを磁力でピタッと固定。
- 落下防止:MagSafe対応スマホリングは屋外での使用時に落下リスクを軽減。
- ワイヤレス充電の効率化:正確な位置合わせで充電効率が向上。
しかし、Spigenの「シン・フィット」など、薄型でデザイン性や耐衝撃性に優れたケースがMagSafe非対応の場合、こうした利便性を享受できません。そこで、DIYでMagSafe化する方法を試してみましょう。
今回使用するケース Spigen シン・フィット
Spigenの「シン・フィット」は、iPhoneシリーズ向けのスリムで軽量なケースです。今回はiPhone 15 Pro用のケースを使いましたが、iPhone 16シリーズ他にも対応してます。主な特徴は以下の通り。
- カラー:ミュート・ベージュ(その他カラーも展開)
- 素材:ポリウレタン(耐摩耗性が高く、シリコンより汚れにくい)
- 厚さ:薄型設計で持ちやすい
- 耐衝撃性:MIL規格対応で落下時の保護性能を確保
- 価格:約2,000円〜3,000円(2025年5月時点、公式サイトで最新価格を確認)
このケースはサラサラした手触りとスリムなデザインが魅力ですが、MagSafe非対応のため、標準ではMagSafeアクセサリーを利用できません。
MagSafe化に必要なアイテム
MagSafe化には、以下のアイテムを準備します。すべてAmazonや楽天で入手可能です。
アイテム | 説明 | 価格(2025年5月時点の目安) |
---|---|---|
マグネットリング | Sinjimoru MagSafe磁石リングなど、強力な磁力を持つリング | 約1,500円〜2,000円 |
金属リング | MOFTマルチスタンド付属の金属プレートなど(磁力なし) | 約1,000円〜1,500円 |
カーボンはがしヘラ | リングの貼り直しや剥がしに使用 | 約500円〜1,000円 |
MagSafe化の手順:ステップごとの解説
以下の手順で、非MagSafe対応のケースをMagSafe化します。初心者でも簡単に作業できる方法です。
これが今回MagSafe化する『Spigen シン・フィット iPhone 15 Proケース』。カラーはミュート・ベージュ。
MOFT七変化マルチスタンドに付属していた金属リング。これは磁力のあるマジックリングではなく、ただのメタルリングです。Amazonで販売されているものは磁力のあるマグネットリングです。価格は1,280円(2023年12月現在)ほど。
iPhone 15 ProはMagSafe対応なので背面にMOFTの金属リングを載せたらピタッとくっつきます。
この状態でMagSafe非対応のケースを装着してみたところ…。当然ですが、磁力スマホリングまで届かずにホールド力はほぼ無し。使い物になりませんでした。
次に用意したのがマグネットリング。
『Sinjimoru Magsafe 磁石リング。価格は1,280円(2023年12月現在)でした。金属リングとは違ってマグネットなので、より吸着力が強いです。よりくっつきます。MagSafe非対応のiPhoneやAndroidスマートフォンをMagSafe対応にする時にも使えます(金属リングでももちろん代用可)。
金属リングとは違ってマグネットリングなのでバチっとしっかりくっつきます。ただし、このままケースを被せるとやはり磁力はかなり弱くなりました。ケースの内側に入れた場合は使い物になりません。
その代わり…ケースの背面に直接貼り付けた場合は、完璧でした!ケースの背面にリングの粘着シールでくっつけました。
Spigenのスマホリングを装着して、かなり強く振って落下テストしてみましたが、かなり強力にくっついてます。この吸着力はかなり良い!
やっぱりマグネットリングはスゴイ!と思ったのも束の間、これ、金属リングだとどうなるのかがふと気になりました。
金属リングをスマホケースに取り付けた場合
カーボンはがしヘラを使ってマグネットリングを剥がします。かなりビッタリと吸着してましたが、このヘラを使うと簡単に剥がせます。
今度はMOFTの金属プレートを取り付けます。
金属プレートの方が薄くて細くて見栄えは好みです。
さて、この金属プレートだとどういう結果になったのか。続きはこちらの動画でも確認できます。
MagSafe化の効果と実用性
テスト結果
- マグネットリング(ケース背面貼り付け):強力な吸着力でスマホリングや充電器がしっかり固定。屋外での使用も安心。
- 金属リング(ケース背面貼り付け):磁力は十分だが、マグネットリングほどの強さはない。デザイン重視の方におすすめ。
- ケース内側へのリング設置:磁力が弱く、実用性は低い。
実用例
- スマホリング:落下防止に最適。長時間の動画視聴や片手操作が快適に。
- ワイヤレス充電:MagSafe充電器との位置合わせが簡単で、充電効率が向上。
- アクセサリー活用:MagSafe対応ウォレットや車載ホルダーなども利用可能。
よくある質問(FAQ)
Q1:マグネットリングを貼るとケースの見た目は損なわれますか?
A:マグネットリングは薄型で目立ちにくいデザインが多いですが、ケースのカラーが明るい場合、リングの色が目立つことがあります。金属プレートはよりスリムで目立ちにくいので、見た目を重視する場合はこちらがおすすめです。
Q2:マグネットリングは他のケースやAndroidでも使えますか?
A:はい、SinjimoruのマグネットリングはMagSafe非対応のiPhoneやAndroidスマホにも使用可能です。ケース背面に貼り付けるだけでMagSafeアクセサリーが利用できます。
Q3:リングを剥がすとケースに跡が残りますか?
A:粘着シールは強力ですが、カーボンはがしヘラを使えばきれいに剥がせます。ケースの素材によっては軽い粘着跡が残る場合がありますが、アルコールシートで拭くと目立たなくなります。
Q4:MagSafe化するとワイヤレス充電に影響はありますか?
A:適切な位置にリングを貼れば、ワイヤレス充電の効率はほぼ変わりません。ただし、リングが厚すぎる場合、充電器との距離が離れて効率が落ちることがあります。
注意点とコツ
- リングの位置合わせ:MagSafeの磁力エリア(iPhone背面の中央)に正確にリングを貼りましょう。ズレると吸着力が低下します。
- ケースの厚さ:シン・フィットは薄型なので磁力の影響は少ないですが、厚いケースでは磁力が弱まる可能性があります。
- 粘着シールの再利用:一度剥がしたリングの粘着シールは再利用が難しい場合があります。予備の粘着シートを用意しておくと便利です。
他のMagSafe化方法との比較
方法 | メリット | デメリット | おすすめ度 |
---|---|---|---|
マグネットリング (背面貼り付け) | 強力な磁力、簡単設置 | 見た目がやや目立つ | ★★★★★ |
金属プレート (背面貼り付け) | 薄くて目立ちにくい | 磁力がやや弱い | ★★★★☆ |
ケース内側にリング設置 | 見た目が変わらない | 磁力が弱く実用性低い | ★★☆☆☆ |
MagSafe対応ケースを購入 | 最初から完璧な磁力 | コストがかかる | ★★★★☆ |
結論:手軽さと磁力の強さを求めるなら、マグネットリングの背面貼り付けが最もおすすめです。
まとめ:お気に入りのケースをMagSafe対応に!
Spigenのシン・フィットケースは、薄型で耐衝撃性に優れた魅力的な製品ですが、MagSafe非対応がネックでした。しかし、マグネットリングを使った簡単なDIYで、MagSafeの利便性を追加できます。この方法なら、デザインや予算に合ったケースを諦めずに、スマホリングやワイヤレス充電をフル活用可能です。
ぜひ、今回紹介した手順を試して、お気に入りのケースをMagSafe化してみてください。詳細なスペックや最新価格は以下のリンクからチェック!
この方法でMagSafe化に成功した方や、他のアイデアをお持ちの方は、ぜひコメントでシェアしてください!