
曲面ディスプレイ&無線コントローラー版が登場!
スクリーンバーの定番商品「BenQ ScreenBar」に、曲面ディスプレイに対応して無線コントローラーになった『BenQ ScreenBar Halo(スクリーンバー ハロー)』が登場しました!
スクリーンバーって何?という方のために簡単にご説明しますと…
- デスクの上が暗い!
- 暗くてキーボードが見えにくい!
- パソコンのモニターに光を当てずに机の上をちょうど良い感じに明るくしたい!
という問題を解決してくれるアイテムです。
BenQ ScreenBarは今回のHaloが3代目で、本体にボタン類が付いたシンプルな初代と有線コントローラーになった2代目もレビューしてますのでぜひこのブログを読み進める前に目を通しておいてください。
初代|パソコンのモニターにのせるだけで手元を明るく照らしてくれるBenQスクリーンバー
2代目|デスクが暗い!手元で操作したい!なら有線コントローラー版BenQスクリーンバーがおすすめ
それでは早速、3代目のHaloがどんな製品になったのか、詳しく見ていきましょう。
BenQ ScreenBar Halo 開封レビュー
BenQ ScreenBar Haloのパッケージ。
パッケージの中身。
スクリーンバー本体。初代と2代目はスクリーンバーの長さは45cmでしたが、今回の3代目Haloは50cmとちょっと長くなりました。
モニターに載せる部分。背面ライトが搭載されたため、USBケーブルはバーの部分ではなく背面ライトの下部から出てくるように変更されてます。
ケーブル自体も取り外しができない直付けタイプに変更です。

今回新たに背面ライト(白い部分)が搭載されました。
これにより初代と2代目にあったスクリーンバーのUSB端子(上記、初代と2代目のレビュー記事を参照)が不要になったので、ライト本体調整角度の範囲が広くなり1.75倍の35°になりました。
曲面ディスプレイで使用するための専用部品。これをスクリーンバーに取り付けて使います。
説明書類と保証書。
四角のパーツは曲面モニター滑り止めシートです。
無線(ワイヤレス)コントローラー。単四電池3本で駆動します。
モニターへの取り付けと使い方
取り付けはとても簡単。
モニターのベゼルの上にスクリーンバーを載せてUSBケーブルをパソコンのUSB端子もしくはUSBハブに接続するだけです。
モニターアームを使うようになったので、今回は特に取り付けが簡単でした。
うちのモニターの場合、最も幅が広い中央部分のベゼル幅は約2.5cmでした。
スクリーンバーのフックは約7mm。ディスプレイによってはこの7mmが邪魔になる場合がありますので、設置するディスプレイの縁の幅を事前に確認しておくと良いでしょう。
ScreenBar Halo、設置完了。部屋の照明を点けなくてもスクリーンバーだけでデスクの上がこんなに明るいです。最高!
Haloのカラーはメタルグレー。
コントローラーが無線になったので、ケーブルでごちゃごちゃすることなくスッキリ設置できます。
質感の高いコントローラ。タッチスクリーンの感度も良好。周囲をクルクル回して設定を変更します。
使ってない場合はスリープ状態になってバッテリーを節約。
使用する時には一度手をかざしてボタンが光って(スリープ復帰)から操作する必要があります。最初、このひと手間がとても煩わしく感じましたが、数日使ってるとタイミングも分かってきたので慣れました。
- ● コントローラーの使い方
- 中央が電源オンオフボタン
- 照度・色温度はコントローラーの周りを回して調整
- 自動調光で周囲の環境に合わせて500ルクスの照明環境を維持してくれる
- 好きな照度・色温度にしてお気に入りに登録すればワンタッチで再現できる
- フロント・バックライトの切り替えボタンで背面の照明をオンオフ
背面の照明は間接照明として使えます。
映画やドラマを見てる際に点灯しておくとほんのり周囲が明るくなるので探し物もラクです。
本体ライトの角度は3世代で最も広い35°。
デスクの上を照らす範囲が1.75倍広くなりました。ほんのちょっと机から離れて読書してる時もちゃんと照らしてくれるようになったので使い勝手がさらに向上しました。
これだけ範囲が広くなりました。
2700Kから6500Kの色温度の変化。部屋の照明に合わせて好きな色温度に調節できます。
特にHaloはコントローラーで視覚的にレベルが分かりやすくなったので、細かく光を調整したい人にはかなりおすすめのモデルです。
競合商品はやはりBenQ
このスクリーンバーの競合商品はなんだろうとAmazonなどで調べてみました。
多数のメーカーが安いモデルを販売してますが、評判はあまり良くない。カスタマーレビュー数が数百件のものもいくつかありましたが、サクラチェッカーで確認すると危険なものがほとんど。
BenQの競合製品はやはりBenQというわけで、初代・2代目・3代目をスペック比較してみました。
※価格は2022年8月21日Amazonのものです。
モデル | 3代目Halo | 2代目Plus | 初代 |
---|---|---|---|
価格 | 19,900円 | 15,900円 | 12,900円 |
曲面モニター | 対応 | 非対応 | 非対応 |
対応モニターの厚み | 一般モニター:0.7〜6cm 曲面モニター:0.7〜4cm |
1〜3cm | 1〜3cm |
間接照明モード | あり | なし | なし |
操作方法 | 無線リモコン | 有線リモコン | 本体タッチ式 |
自動調光 | あり | あり | あり |
色温度調整 | 2700-6500K | 2700-6500K | 2700-6500K |
演色性 | Ra>95 | Ra>95 | Ra>95 |
照度範囲(500ルクス) | 4000Kで40x63cm 6500Kで40x65cm |
30x63cm | 30x63cm |
お気に入りモード | あり | なし | なし |
ライト調整角度 | 35° | 20° | 20° |
ライト横幅 | 50cm | 45cm | 45cm |
本体カラー | メタルグレー | シルバー | ブラック |
初代から2代目は有線コントローラー以外は特に大きな違いはありませんが、今回の3代目Haloは大きくバージョンアップされてます。
- 曲面モニターにも対応
- 間接照明を搭載
- リモコンは無線に
- お気に入りモードでより使いやすく
- ライト調整角度も広くなり
- ライト横幅も5cm長くなった
6点もバージョンアップされてかなり使い勝手の良いモデルになりました。
正直なところ、初代と2代目なら価格も安いから初代をおすすめしてましたが、初代と3代目なら間違いなく3代目をおすすめします。
特に調整角度が広くなってるので、ほんのちょっと机から離れた場所も光で照らせるようになりました。照らせる範囲が広いとまた別の使い方もできるので今後使うのが楽しみです。
良い点悪い点 まとめ
最後に、良い点と悪い点をまとめておきます。
- ● 良い点
- 旧モデルから5cm長くなって角度調整範囲も広くなったので照らせる範囲が広がった
- コントローラーが無線になって煩わしいケーブルから解放された
- コントローラーの設定が視覚的に分かりやすくなった
- 間接照明がなかなか良い感じ。YouTube動画撮影で部屋をいい雰囲気にする時に使えそう
- お気に入りモードで好きな設定をすぐ再現できるのは使いやすい
- ● 悪い点
- コントローラーのスリープから復帰が最初慣れかなかった
良い点は5つで悪い点が1つ、という結果になりました。
良い点では特に5cm長くなって角度も1.75倍になったのが一番嬉しいですね。おかげで使い勝手が大幅に向上しました。今まで照らせなかったところまで光が届くのは良いです。
悪い点は1つだけ。コントローラーを操作するのにスリープから復帰させる必要があること。一度コントローラーの上に手をかざす必要があるので、最初は動作が反映するタイミングが分からずイライラさせられました。
ポイントは手のひら全体でさっとコントローラーを覆うこと。コントローラーの中央部分にセンサーがあるようなんですが、人差し指だけだと反応しないことがあるのでそうなるとイライラします。
手のひら全体でさっと覆うと素早くスリープから復帰してくれるので、まずはそのタイミングを知る必要があります。これから購入する方はぜひ参考に覚えておいてください。
今ではもうこれがないとデスクワークができないぐらい生活の必需品になったBenQのスクリーンバー。
まだ使ったことがない方は是非!

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