Ultra HDの音源ってすごいんです!
2020年6月16日まで今回紹介しているAmazon Music Unlimitedが期間限定で3ヶ月0円になってます。無料体験するなら今がお得です。→ 詳しくはこちら
ずーっと気になってたハイレゾ音源。
これまでは、1曲550円とかで販売されてるのを見てちょっと高いなーと、断念してました。
そのハイレゾに再び興味が湧いてきたのは、先日10万円のイヤホンSE846を購入したから。
現在の環境は、iMac Pro → UAD Arrow → SE846。Arrowのサンプリングレートは24ビット/192kHzに対応してまして、これがすごく良い感じ。
今まで聴いてた曲が生まれ変わったような感覚に。iMac Proは32ビット浮動小数/96kHzまで対応してますが、アンプの性能が違うせいかArrowで聴いた方が数倍良い音に聴こえます。
SE846だと、音場が広がり解像感もアップしてまして、音を大きくしてもジャカジャカと騒音状態になりません。それぞれの音域が明瞭に聴こえます。耳に刺さるような感覚もなく、全音域に余裕が生まれました。
おかげで、ここ最近は音楽をこれまで以上に聴くようになりました。寝る前にちょっとだけ聴こうかなとSE846を耳に装着して気がついたら2時間経過してた、なんてことがしょっちゅうです。おかげで寝不足気味な毎日です。
こうなってくると、もっと良い音で音楽を楽しみたい!という気持ちが湧き上がってきました。
というわけで、まだ1曲550円でハイレゾ音源を買う勇気はなかったので、2019年9月から始まったハイレゾ音源のサブスク『Amazon Music HD』を試してみることにしました。
Amazon Music HDの音質・曲数・料金
Amazon Music HDは6,500万曲以上をロスレスオーディオで配信する新しい音楽配信サービスです。
Amazon Music Unlimitedのアップグレード版で、音源の情報量が10倍以上違います。
Aamzon Music Unlimitedの音質は、
- Standard Definition(SD):最大320kbps
です。
一方、Amazon Music HDの音質は、
- High Definition(HD):最大850kbps 16ビット/44.1kHz
- Ultra HD:最大3730kbps 24ビット/192kHz
最近の音楽のサブスクでは、最大320bpsのビットレート(SD)が主流です。これらの音源はロッシー圧縮を使用しており、ファイルサイズを削減するために元のオーディオの詳細データが削除されています。
Amazon Music HDでは、元の録音情報を保持したまま高音質で楽曲が配信されてます。
Amazon Music HDを楽しむには、上記HDまたはUltra HDの音質に対応した端末が必要です。
サポートしている端末に関しては、Amazon Music HD公式のよくある質問をご覧ください。
曲数は2020年4月末現在、HDが6,500万曲以上、Ultra HDが数百万曲、となってます。最新の情報はこちら。
料金(Amazonプライム会員価格)は、
- 個人プランHD 月額:1,780円(税込)
- 個人プランHD 年額:17,800円(税込)
- ファミリープランHD 月額:2,480円(税込)
- ファミリープランHD 年額:24,800円(税込)
で、Amazonプライム会員以外は月額プラス200円です。
すでにAmazon Music Unlimitedを契約している方は、月額1,000円の追加料金でHDにアップグレードできます。
Amazonでは30日無料とか90日無料が行われていることがあるので、今現在の無料期間を知りたい方は公式ページをチェックしてみてください。
Amazon Music HDを使ってみた
HD音質の再生はウェブブラウザではサポートされてないので、HDおよびUltra HDを楽しむためにはデスクトップアプリをインストールして使います。
また、スマホアプリでもHDおよびUltra HDは視聴可能です。
Amazon Musicのデスクトップアプリ。
Ultra HDで聴けるプレイリストが豊富に用意されてるので、まずはここから聴いてみました。
オーディオマニアでもない一般人の耳で分かるのかなと半信半疑でしたが、これは明らかに違いました。
小さい音量だと違いが分かりにくいですが、徐々にボリュームを上げていくと情報量の違いがより明確に分かります。
今までSpotifyの高音質(320kbps)で聴いてましたが、雲泥の差です。ハイレゾすごいです。
特に、SE846で聴いてるので音を大きくしても嫌味がなく、とても快適にその大量の音質データを感じることができます。
再生中の曲名の右側に、曲の音質に応じて「SD」「HD」「ULTRA HD」と表示されるので、それをクリックすると音質を確認することができます。
音質(曲の音質)・端末の性能(再生している端末のスペック)・現在(今どの音質で再生されているか)・Codecが表示されます。
排他モードで音楽に集中できる
Amazon Music HDは排他モードに対応しています。
排他モードを有効にすると楽曲の再生中に他のアプリの音をブロックしてくれます。これにより、さまざまな音質のメリットが得られます。
特に、Amazon Musicアプリでは再生デバイスでサポートされている最大限の音質で楽曲を再生することができます。
音楽に集中してる時って、ボリュームを上げてることがほとんどなんで、その時に「ピローン」と通知音が鳴っちゃうのを防いでくれます。
排他モードを設定するには...
Amazon Musicアプリの右下にある「端末」アイコンをクリック。
排他モード対応可能な端末が表示されるので、出力端末を選択して「排他モード」にチェックを入れれば完了です。
iPhone 11では真の威力は発揮できず...
パソコンでは24ビット/192kHzまで対応してるので問題なかったんですが、iPhone 11では本領が発揮できませんでした。
iPhoneにAmazon Musicアプリをインストールして聴いてみると、パソコンで聴くより音があまり良くない気がする。
iPhone 11で再生している曲の情報を見てみると...
最大音質が「24-bit/44.1kHz」(上記左)ならiPhone 11の性能「24-bit/48kHz」で問題ないんですが、曲によっては「24-bit/96kHz」「24-bit/192kHz」と48kHzを超えるので、iPhoneがボトルネックになってしまうことが判明。
せっかく10万円もするイヤホンSE846を買ったので、スマホでもハイレゾを十分に楽しみたいので、ポタアンを追加購入してみました。
購入したのはiFi audioの『micro iDSD black label』です。(当初はhip dacを買おうかなと思ったんですが、どうせ買うなら評価の高いmicro iDSD BLがいいなーということで買いました。)
DAC繋げばiPhoneでもAmazon Music HDの最高音質を楽しむことができます。
初めてのハイレゾ まとめ
はじめてハイレゾを体験してみましたが、これはちょっとはまりそうです。
うちの貧弱なスピーカー(でも音はいい)では大きな違いは分かりませんが、イヤホンで聴くと音の分厚さと言いますか情報量がドーンと押し寄せてきます。
ハイレゾのサブスクは、もう一つ「mora qualitas」がありますが、Amazon Music HDの無料期間が終わったら試してみるつもり。
その結果に応じて、どっちのハイレゾサブスクを使うか決めようと思います。
ハイレゾ音源いいですよ〜。せっかく聴くならいい音で!人生が豊かになりますね、これは。
音楽が体に良い影響を与えてくれるし、ストレスも解消されるし、良いことずくめです。
ハイレゾ未経験の方、ぜひお試しを。
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