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今までのジンバルに感じてた面倒なことが解消されたー!
はじめて使ったジンバルはDJIのRONIN-SCでした。
最初は物珍しさもあり、ちょくちょく使ってましたが徐々に使用頻度が減るように…。
その1番の理由が、使うのが億劫になってきた、ということ。
DJI RONIN-SCの不満点
何が気になったのかというと…
- チルト・ロール・パン、各軸のスピードやフォロー/ロックなどの設定はすべてスマホでやらなきゃいけない
- 手元にある3つのボタンにそれぞれ設定を保存できるが、しばらく使ってないと設定内容を忘れてしまう
- カメラの設置が面倒。バランス調整する時は、チルト→ロール→パンと調整しますが、ロール軸を調整する時にチルト軸で調整したノブを緩めなきゃいけないので調整が狂うことがある
- アームが小さいので大き目のレンズやビデオカメラはつけられない
- 起動がちょっと遅い(これはAircross2の起動の速さを知って感じたこと)
1番使いにくかったのが、(1)の各軸のスピードやフォロー/ロックをすべてスマホアプリでやらなきゃいけなかったこと。
撮影中にちょっと設定を変えたいときに、いちいちジンバルを置いてスマホを取り出して設定するのが超面倒でした。
あと、(3)のカメラを設置する際のバランス調整では、チルト軸とロール軸が同じノブで調整するので、調整を2度3度と調整し直さなきゃいけないことがあってすごくイライラしました。各軸の調整は独立してる方がやりやすいです。
(5)に関しては、RONIN-SCだけ使ってた時には感じませんでしたが、MOZA Aircross2の機敏さを知ってからそう思うようになりました。
自分の中でジンバル熱が冷めてましたが、2019年9月ごろに発売された『MOZA Aircross2』がすごく評判が高い。
というわけで、早速使ってみることにしました。
MOZA AirCross2の特徴
『MOZA Aircross2』のパッケージ。
キャリーケースが出てきました。
キャリーケースの中身。ジンバル本体や各パーツがキレイに収納されてます。
なかなか軽い。バッテリー含めて1kgちょっと。RONIN-SCとはほとんど変わりません。
文字はちっちゃいですが、日本語のマニュアルもかなりしっかりしてます。
バッテリーは取り外し可能。使う前にシールを剥がすのをお忘れなく。
付属のUSB-Cケーブルで充電できます。家にあった別のUSB-Cケーブルでは、充電できるものとできないものがありました。
充電中はランプが点灯します。通常時、バッテリーの残量を確認するにはバッテリーを軽く振るかポンポンと軽く衝撃を与えればランプが点灯してくれます。
- ● MOZA AirCross2の特徴
-
- デジタル一眼レフ対応、ハンドヘルドジンバル3軸スタビライザー
- 1kg前後のジンバルの中でもアームが大きく多くのカメラで利用できる
- 0.3kgから最大3.2kgの積載量(ペイロード)に対応
- スイッチによる直感的な3軸ロック機能
- フォロー/ロックを瞬時に切り替えられる
- 各軸のスピードも手元のダイヤルで変更可能
- 視認性の高い高輝度OLEDディスプレイ
- スマホアプリを使わずに本体のみでほとんどの設定が可能
- カメラを右・左だけでなく縦にも固定可能
- 付属のケーブルでカメラと接続すれば録画などの操作もジンバル本体のボタンで可能に
- 多彩なモードを備えるプロ仕様のスマートタイムラプス
- 最大12時間駆動を実現した大容量バッテリー
- カメラアクセサリ拡張に対応するMOZA SPARK 電源システム 2.0
- 拡張性を高めた1/4インチ、3/8インチユニファイねじ穴
- Manfrotto互換のクイックリリースシステム採用
ホイールのインジケーターリングは電源オンでいろんな色に点灯します。設定で消すことも可能。
有機EL(OLED)の見やすいディスプレイ。赤いボタンの周囲にあるダイヤルで各軸のロック/フォロー、スピードを直感的に変更することができます。これ最高!
各軸にはロック機能が付いてます。カメラのバランスをとる時や、移動時に固定できるので便利です。
カメラを右・左・縦にも固定可能できるジンバル
一般的なジンバルはカメラの右側を固定するのが主流ですが、MOZA Aircross2は右はもちろん、左で固定したり縦位置にも固定することも可能です。
カメラの右側を固定。端子類が左にあるカメラではこのパターンですね。
Lブラケットを左側につければ、左側を固定して装着することもできます。右側に端子類があるカメラや、フリップ液晶が右側に開くビデオカメラなどはこのパターンが良さそうです。
Lブラケットの底面をジンバルに固定すれば、カメラの縦位置固定も可能です。インスタグラムなど縦長の画面用に撮影する時に重宝しそう。
はじめて使う時はファームウェアのアップデートを
カメラの取り付けが完了したら、最初にファームウェアのアップデートをします。
機能の不具合や性能の向上など、日々新しくなってるので常に最新のソフトウェアを使えるようにしておきます。
ファームウェアのアップグレードはスマホアプリの「MOZA Master」を使います。
Aircross2の電源をオフにした状態で、ダイヤルの中央ボタンを押したまま電源ボタンをクリックすると、画面に「ブートモード」と表示されます。
アプリを起動して画面の指示に従ってアップグレードを進めます。(アップグレードの手順の詳細は付属のマニュアルをご覧ください)
アップグレード前のバージョンは0.3.5でした。
アップグレード後はバージョンが1.0.4になりました。
気に入っているポイントまとめ
2週間ほど使ってますが、RONIN-SCに感じてたマイナスポイントが全部解消されてて大満足!
かなり使いやすいジンバルです。
- 特に気に入っているポイントは…
-
- 有機ELディスプレイ搭載で、ほぼ全ての機能を本体で操作可能
- 各軸のロック/フォローやスピードを瞬時に変えられる
- インバートモード(カメラを吊す)も簡単
1.有機ELがすごく見やすいです。タイムラプスなどの設定はスマホアプリでする必要がありますが、それ以外の設定はほぼすべて本体で可能です。スマホの電源がなくなっても何の心配も要りません。
2.ディスプレイに常時表示されているのが各軸のロック/フォローとスピードの数値。今ジンバルがどんな設定になっているのか一眼で分かるし、瞬時に変更ができます。この快適さはもう手放せません。
3.カメラを吊るして地面すれすれを撮影するインバートモードもとても簡単。こちらの動画がとても分かりやすいです。
▼ MOZA AirCross2のさまざまな機能をご紹介【インセプションモード・インバートモード・FPVモード・他】
デジタル一眼レフ用のジンバルはこれで2台目ですが、いいジンバルに出会ったなというのが率直な感想です。RONIN-SCを使ってたからこそAircross2の凄さを実感できました。
最初からAircross2を買ってたらこんなに感動してなかったかも。
今のところまだ不満点はありません。これからもっと使いこなして、何かあればまた記事にしますので、気になる方はブログの購読をお願いします。
動画レビュー
YouTubeに動画レビューも公開してます。
合わせてご覧ください。
▼ このジンバル気に入った!スピードとフォロー・ロックを瞬時に変更できるMOZA AirCross2 レビュー
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