α6400で滑らかな動画を撮影できるジンバル『RONIN-SC』レビュー 動画あり

ジンバルRONIN-SCとα6400

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YouTubeに動画を投稿することが増えてくると、どんどん機材への欲が湧いてきます。良いカメラ・レンズ・マイク・照明・三脚などなど。欲しいものがどんどん増える。

それで、最近、気になってきたのが手ブレ。基本的に手ブレがヒドイ映像を見てると酔っちゃうので、僕自身が作る動画もあまり歩いたりする動画は作ってませんでした。

ところが、2019年7月に発売された『DJI RONIN-SC』がかなりいい感じ。
ジンバルっていうと「重そう」というイメージだったんですが、RONIN-SCの重量はたったの1.1kg。軽量コンパクトな設計で耐荷重は2kgまで。

これならα6400と10-18mmのレンズをのっけても、ジンバルと合わせてもたった2kgほどしかありません

これならテニス肘で重いものが持てないおじさんでも全然使えるんじゃないかなということで、購入してみました。

そろそろジンバルデビューしてもいい頃

ジンバルの存在はかなり前から知ってましたが、YouTubeに動画を投稿してるわけでもなく、特にキレイな映像を残したいという欲求がなかったので、物欲が刺激されませんでした。

それが、ここ数年でYouTubeやInstagram、Twitterなどで誰でも簡単に動画を投稿できる時代になりました。

新聞や雑誌・ホームページやブログなどのテキストコンテンツより、映像の方が圧倒的に訴求力がある。
ホームページやブログで写真・イラスト・テキストで情報を発信するだけでなく、動画でもアピールすることがこれからは必要になってきます。

かといってただ動画を作るだけじゃ、誰もみてくれません。よりインパクトのある人を引き付けるような技術も必要になってきます。

というわけで、僕もこれからの映像制作のバリエーションを増やすために、初ジンバルデビューしてみました。

20年以上、Web制作・運営に携わってきた身からすると、写真とテキストだけでなく今後は動画も作らなくちゃいけなくなるので、より大変にはなりますが、新しいことをやるのは楽しいもんです。

カメラ機材が大好きなので物欲がどんどん刺激されて逆に困ってるくらいです。

RONIN-SCはどんなジンバル?

RONIN-SCとは?どんなジンバル?
これが『DJI Ronin-SC 一眼/ミラーレス用ジンバル』です。黒い発泡スチロールのケースに入ってます。

RONIN-SCには、レンズのフォーカスをジンバルで操作する「Focusホイール」「Focusモーター」とそれに関するケーブルなどが付属した『DJI Ronin-SC Pro コンボ』モデルもあります。

価格が1万円以上高くなるし、フォーカスを自分で操作するような撮影は今のところ予定してないので、通常モデルを買いました。
あとで追加したくなったら別売でも売ってるので、個別で買えます。

RONIN SC パッケージ一覧
これだけのパーツが、このケースの中に収納されてます。

RONIN-SC ケースの中身
RONIN-SCのケース中身はこんな感じ。

RONIN-SCの特徴はこちら。

  • 軽量コンパクト!どこでも気軽に持ち運べる
  • 高強度複合材料とマグネシウム・アルミニウム合金で構成されたボディの重量は1.1kg
  • 積載可能な重さは2.0kgまで。幅広いカメラとレンズに対応
  • ブレない映像を撮影可能。スポーツモードで激しい動きでも安定した映像が撮影できる
  • ロール軸よりカメラが上にあるのでカメラのディスプレイが見やすい
  • バッテリー駆動時間は最大11時間
  • Roninアプリ(スマホアプリ)を使った多彩な高度撮影機能(パノラマ・タイムラプス・モーションラプス・モーションコントロール・アクティブトラック・フォースモバイル)
  • チルト軸・ロール軸・ヨー軸をロックできるので、バランスの調整がとても簡単。さらに使わないときにロックしておけば持ち運びも便利
  • 豊富なアクセサリーで使い方無限大

購入した一番の理由は、軽くてコンパクトなボディだということ。これに限ります。

APS-Cのミラーレス一眼「α6400」には最適のジンバルです。動画用で使ってる10-18mmのレンズならジンバルも合わせてほんの2kgしかありません。

さらに、これまで培われたDJIのジンバルの技術も理由の一つです。安心して購入できました。

RONIN-SC レンズ毎にバランス調整するときのコツ

本体のセッティング方法やバランスの取り方などは、RONINアプリで動画付きで詳しく説明してくれます。
最初だけちょっと時間がかかりましたが、1度やってみるとそんなに難しいことはありませんでした。チルト軸・ロール軸・ヨー軸がロックできるので、初めてでもやりやすかったです。

ただ、レンズを複数持ってる場合は、毎回バランスを調整するのが面倒でした。

というわけで、僕はちょっとしたカスタムとして、それぞれの数値をレンズに貼り付けて、バランス調整を簡単にできるようにしてます。

アルカスイス互換のクイックリリースクランプ
α6400はジンバル以外にも手持ちで写真を撮ったり、三脚にのせて動画を撮ることもあるので、RONIN-SCにはアルカスイス互換のクイックリリースプレートを付けてます。

この写真のプレートのようにメモリがあるものがおすすめ。ここはチルト軸(水平)のメモリです。

チルト軸(垂直)のメモリ
ここがチルト軸(垂直)のメモリです。

ロール軸のメモリ
ロール軸のメモリ。下にはパン軸のメモリもあります。

カメラにそれぞれの数値をメモ
カメラに剥がしてもノリが残らないシュアーテープを貼って、そこに白いマッキーで各数値を書き込んでます。

これはシグマの30mmのレンズ。チルト軸の水平・チルト軸の垂直・ロール軸のメモリの数値をメモしてます。パン軸のメモリは、ともに同じだったので記載してませんが、別のレンズを使った場合に数値が変われば付け足します。

10-18mmのレンズに書いた数値
こちらはSONYの10-18mmのレンズ。大きさと重さが似てる2本のレンズですが、バランス調整してみるとこんなに数値が違います。

これを一度やっておくと、2回目からレンズを交換してもささっとバランス調整ができます。何も数値が分からない状態でやるより、はるかに早いです。

RONIN-SC α6400 AX55 手ブレ補正テスト

α6400と空間光学手ブレ補正がすごすぎるSONYのビデオカメラAX55(後継機種はAX60)で、撮影テストしてきました。
RONIN-SC α6400 AX55 手ブレ補正テスト
まずは、このように2台を一緒に持って撮影。

RONIN-SCとα6400
次に、RONIN-SCとα6400。

RONIN-SCとAX55
最後に、RONIN-SCとAX55。

詳しくはYouTubeに動画をアップしてますので、こちらをどうぞ。
▼ DJI RONIN-SC & a6400 & AX55 TEST 撮影テストしてたらくまモン出てきた

2023年でもまだこのジンバルは人気のようで、Amazonでも購入できます。なぜかProコンボの方が安くなってますね。

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