
ファン搭載で最大8K/60Pの動画を30分の制限なく撮影可能に
2022年1月19日の21時からYouTubeにて発表された「EOS R5 C」。
「R5C」じゃなくて、5とCの間に半角スペースが入る「R5 C」です。Twitterなどで「EOS R5 C」と「EOS R5C」とじゃ検索結果が違うのでご注意を。
さて、YouTubeで生発表の模様やその後のTwitterをチェックしてましたが、シネマカメラなのでR5/R6/R3の時のような盛り上がりはない...みたいですね。
EOS R5 C スペックと価格と発売時期
正面から見ると上記写真のように、シャッターボタンの赤やCinemaのCのロゴ、あと右上にタリーランプもありますが、本体自体はR5とそんなに変化はなさそうですが...

上から見ると、液晶モニターとEVFがグイッと下に迫り出してるのが分かります。ここに本体を冷却するファンが内蔵されてます。

左から見ると本体の厚みがかなり増したことが良く分かります。
ただし、本体の重さはEOS R5と30gしか変わりません。(R5は約650g、R5 Cは約680g)
主なスペックはこちら。
- スイッチレバーひとつでPhotoモードとVideoモードを切り替えて使う
- CINEMA EOS SYSTEM初、8K 60Pの内部RAW記録を実現
- 新Cinema RAW Light:Cinema RAW Lightを最適化し、12bit化およびデータ効率化を実現
- 8Kオーバーサンプリングによる高精細4K動画
- 4K 120Pハイフレームレート動画では、音声をWAVで同時記録も可能になった
- 本体内の温度上昇を軽減する放熱ファンを内蔵
- ボディ内手ぶれ補正は非搭載
- PhotoモードではほぼEOS R5と同じ機能で使えるが、Photoモードではボディ内手ぶれ補正は使えない
- HDMI端子はマイクロ(タイプD)、フルではない
- 本体サイズはW141.5×H97.5×D111mm、重さは約680g(本体のみ)
発売時期は2022年3月上旬予定。
オープン価格。予想実売価格は65万円前後。フジヤカメラなどでは584,100円(税込)で予約開始してます。
R5 C どうするの?買うの?
公式発表前の情報通り、R5の写真撮影性能はそのままに、動画機能が大幅に向上したものになってました。
価格もフジやカメラで58万円と、R5とBMPCC4K関連の機材を下取りに出せば手出しなしで買えそう。
ワクワクしながら何度もフジやカメラでカートに入れては、んー本当に必要か?と悩んで削除を繰り返した結果、今回は見送ることにしました。
というのも、やっぱりボディ内手ぶれ補正が無くなってたのが大きいですね。R5を下取りしてまで購入する必要ある?という気持ちが強くなりました。
あとは動画撮影時のコンニャク現象もほとんどR5と同じようですし、HDMI端子もマイクロのままなので、R5ユーザーからしたら目新しいものがあまりなかったんですよね。特にNinja V+を持ってるので、個人的に熱問題はもう解決してます。
EOS R5とNINJA V+で8K ProRes Rawは何時間録画できるのか?R6でも使える?
カメラ単体で熱も30分制限も気にせず撮影できるのは羨ましいですが、ボディ内手ぶれ補正を捨ててまでR5を買い替える気にはなりませんでした。買換えせずに追加で購入するならアリですけど、ちょっと価格が高すぎ。
今年一年は、R5とNinja V+の組み合わせでガンガン撮影して、そこで何か問題があった時にR5 Cや今年発表されるかもしれない新機種の購入を検討しても良いのかなと。
あー、40万円ぐらいで、5K・フルサイズ・RFマウント・熱問題と30分制限がない、そんなシネマカメラ出ないかな。
PR:買う前にサブスクで試す
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