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HHKB Pro Hybridの日本語[JIS]配列か英語[US]配列で悩んでる方、JIS配列をおすすめする理由を教えます。
今まで購入したHHKBは4台。
Professional BT(英語配列)はもう手放したので、手元に残ってるのはProfessional2(英語配列)と、2019年12月にラインナップが一新された Professional Hybrid Type-S(日本語配列)とHybridの非Type-Sモデル(日本語配列)の3つ。
Professional2は初めて購入したHHKBで、唯一持ってる英語配列キーボードなので記念として置いてます。
今メインで使ってるのはHybridの2台。最初に買ったType-Sの静かなスコスコ音もいいんですが、どうしても長く使ったProfessional2と同じようなパチパチ感も大好きなので、非Type-Sモデルも追加購入しました。
Type-Sと非Type-Sモデルのタイピング音の違いはYouTubeにアップした動画をどうぞ。
2台のキーボードh1日おきに変えて使ってます。大満足!
あと、墨モデルは光の反射加減でキートップの印字が見にくいので、確定申告時の入力など数字を大量に入力する場合は白が重宝してます。墨はほぼ真っ黒でかっこいいんですけどね。
さて、せっかくこれまでHHKBの日本語配列と英語配列を使ってきたので、これからHHKBを購入予定でキー配列をどっちにしようかとお悩み中の方向けに、それぞれの使い勝手をまとめてみました。
結論から言うと、僕のおすすめは「日本語配列」です。
約20年間のキーボード歴
簡単に僕のこれまでのキーボード歴を紹介しておくと…
- iMacボンダイブルーのApple純正キーボード
- PowerBook G3のキーボード
- Power Mac G5のキーボード
- iMac Early 2009 24インチのキーボード(薄型)
- iMac Late 2012 27インチのキーボード(薄型)
- REALFORCE 91UBK-S
- iMac Pro(2017)のキーボード
- HHKB Professional2 ←初めての英語配列
- HHKB Professional BT(英語配列)
- HHKB Professional Hybrid Type-S(日本語配列) HHKB Professional Hybrid(日本語配列)
5の時にサラリーマンから独立して自宅のキーボードを使う機会が猛烈に増えたので、よりタイピングに特化したキーボードのRealforceに買い替えました。
それまでずーっとiMacの薄いキーボードを使ってたので、慣れるまで時間がかかりましたが静電容量無接点方式のキーボードの打ちやすさに魅了されました。
ただ、Realforce 91UBK-Sの右側部分「Insert」「Home」などのボタンをほとんど使うことがなかったので、前から気になってたHHKBに乗り換え。
ここで初めて英語配列のキーボードを使い始めました。
HHKB 英語配列のメリット・デメリット
Happy Hacking KeyBoard Professional2の英語配列モデル。
キートップの文字が黒く、英語配列でキーの数も60個ですごくシンプル。見た目はかなりかっこいいです。キーはもちろん静電容量無接点方式。
約1年間、ほぼ毎日使ってきた感想は…
- ● HHKB 英語配列のメリット
-
- キーが60個しかないのでスッキリしててかっこいい
- Returnキーが大きく右手小指から近くて打ちやすい
- Deleteキー・Commandキーが大きい
HHKBの英語配列はとにかくデザインがカッコいいです。キーの数が60個しかないのでとてもシンプル。
盤面に余裕があるので、Return・Delete・Commandキーが大きくデザインされてて使いやすかったです。
- ● HHKB 英語配列のデメリット
-
- 矢印キーが無い
- スペースキーが横長で大きすぎる
- 英数・かなの切り替えにソフトが必要
デメリットの数は3つと少ないですが、矢印キーが無いのはかなり大きなデメリットです。矢印キーを多用する人には痛いポイント。慣れればいいやと思いますが、これがなかなか慣れません。
HHKBの英語配列キーボードでは、矢印を入力する時にFnキーと既存のキーを組み合わせて使うんですが、矢印キーと組み合わせるショートカットキーの場合、余分にFnキーを押す必要があります。これは正直、1年経っても慣れませんでした。
なので、
矢印キーを多用する人
には英語配列は絶対にお勧めしません。
あと、デメリットでは無いですが、日本語配列を使ってた期間が長かったので英語配列に慣れるまでに数ヶ月かかりました。
Returnキーが横に長くなってますが1段分しか無いので、その上にあるDeleteを間違えて押すことがしばしば。
また、Deleteキーを押そうとしてその上のキーを押すことも頻繁にありました。
Macの場合、Karabiner-Elementsを使ってスペースバー左右にあるCommandを単独で押した場合にそれぞれ「英数」と「かな」に切り替わるように設定してます。
これがないと、Commandキー + スペースキーで英数・かなの切り替えをしなきゃいけません。
あと、これもスペースバー自体が大きいので間違えてスペースバーを押すことが多かったです。
こちらも、慣れるまでかなり時間がかかりました。
HHKB 日本語配列のメリット・デメリット
HHKB Professional Hybrid Type-Sの日本語配列モデル。
英語配列とは違いキーがびっしり!キーの数は9個増えて69個です。矢印キーもちゃんと右下にあります。
ほぼ1年ぶりに使った日本語キーボードの感想は…
- ● HHKB 日本語配列のメリット
-
- 独立した矢印キーがある
- 日本語配列に慣れてるならスッと違和感なく使える
- Fnキーが2つ。特に左下のFnキーは左手の小指の付け根でも押せるから何かと便利
久しぶりに日本語キーボードを使いましたが縦2段分のエンターキーなので、日本語キーボードに慣れ親しんでるなら違和感なく使えます。
また、独立した矢印キーはほんとに使いやすい。Fnキーを押さなくても矢印キーを入力できるのはすごくありがたい。矢印キーを多用するならこれですね。
- ● HHKB 日本語配列のデメリット
-
- コマンドキーが小さい
- キーが多くて余る
デメリットはこれだけ。重要度は低めです。
スペースバーが小さいのは特に打ち間違えることもないので問題ないんですが、よく使うコマンドキーが他のキーと同じ大きさなのがちょっと残念でした。
HHKB キーマップ変更ツールの画面。Mac用のソフトはまだ出てないのでWindows(Parallels)にインストールして使ってます。
キーの数が多いのでスペースキー左側の「英数」キー左に、2つ続けてコマンドキーに設定してます。まあ、特に問題はありません。
結論!
矢印キーを多用するなら日本語配列で間違いなし!
HHKB 日本語配列の便利な2つの使い方
日本語配列のHappy Hacking Keyboard Hybridを使いはじめて便利だなーと思ったのがこの2つ。
1つ目は左下のFnキー。
日本語配列のキーボードにはFnキーが2つありまして、左下にあるこのFnキーがとても使いやすい。
このキー、わざわざ小指を持っていかなくても左小指の根本で押せるんです!
最上部のキーをFnキーとして使う際は、このキーを左小指の根本でちょっと押して操作するだけ。ノールックで操作できるのとても便利です。
2つ目は矢印キーとトラックボールの組み合わせ。
YouTubeをパソコンで試聴してる人に激しくおすすめするのがこの矢印キーの使い方。
YouTubeでは10秒スキップする時にLキー、10秒巻き戻すのにJキーを使うんですが、矢印キーの左右なら5秒スキップ・巻き戻しが可能です。
特に、僕はトラックボールを使ってるので、こちらもノールックで右矢印を親指で押すことができるんです。
ちょっと早送りしたいなーと思った時に、親指で右矢印をパパパッと押すだけで早送りできるのはとても便利ですよ。