トラックボールをM570からMX ERGOに買い替え!良い点5つと悪い点2つ

トラックボールをMX ERGOに買い替え

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テニス肘(肘の腱鞘炎)から救ってくれたM570からMX ERGOに移行しました

2019年7月に導入したロジクールのトラックボールM570。

肘への負担が激減!マウスをトラックボールに替えたらテニス肘が治りそうな予感

それまでは2年間ほどロジクールのMX MASTER 2Sを使ってまして、テニス肘(肘の腱鞘炎)になりました。

いろんなサポーターや塗り薬のバンテリンなども試しましたが一向に良くならない。

当時はテニス肘の原因がマウスにあるとは想像もしてませんでしたが、MX MASTER 2SからM570に乗り替えて約2ヶ月半で痛みが無くなりました

詳しくはこちらにまとめてますので腱鞘炎でお悩みの方は是非ご覧ください。

5ヶ月でテニス肘がようやく治った!完治までにやったことすべて

腱鞘炎も治り、ロジクールのマウスMX MASTER 3Sが発売されてて、久しぶりにマウスに戻ろうかなとも思いましたが、腱鞘炎の痛みがぶり返すのは怖い。

今後はトラックボールしか使わないと思ったので、トラックボールの最上位機種『ロジクール ワイヤレストラックボールMX ERGO』を買ってみました。

トラックボールの最上位機種『MX ERGO』レビュー

Amazonで「トラックボール」で検索すると、安いものだと3千円ぐらいから販売されてます。平均だと5〜6千円ほど。

1万円を超えるのはこのMX ERGOぐらい。なので、トラックボールの最上位機種と言っても過言ではありません。

高ければ良いってもんでもないですが、後述の通り僕の場合はM570と比べると使用時の満足度は上がりました

トラックボールの最上位機種『MX ERGO』
ロジクール MX ERGOの箱。価格はM570の約2.2倍ほど。

MX ERGOの箱 オープン
ロジクール上位機種のパッケージは、このように前面がパカッと開いてパッケージの上から大きさを確認できるようになってます。

主な特徴はこちら。

  • 腕や手首が疲れにくい最先端トラックボールマウス
  • 傾斜角を0° or 20°に調整可能
  • 8ボタン搭載、チルトホイールにも対応
  • Logi Optionsでアプリケーション毎にもカスタム可能
  • FLOW機能で複数パソコンでも1つのトラックボールで操作可能

MX ERGOのパッケージ一覧
パッケージ一覧。充電用のmicro USBケーブル、Unifying USBレシーバー、マニュアル類、本体。

MX ERGO 本体
MX ELGTO本体。手のひらが当たる部分に滑り止め加工が施されてます。

手のひらを乗せた感じは適度に摩擦感がありとても気持ち良い。持った感じもかなり重厚感があって高級感があります。質感も上々。

MX ELGOの底面
底面には滑り止め付きの金属プレートが付いてます。電源オンオフボタンもここにあります。

底面の金属プレートは取り外しが可能
底面の金属プレートは取り外しが可能。マグネットで脱着します。

ボールの滑りが悪くなった時には、右側にある穴に消しゴム付きの鉛筆のゴム部分などを入れてボールを押し出してメンテナンスできるようになってます。

ただ、下位モデルのロジクールM570の場合は指が入る大きさなので棒が不要です。動きが悪くなったら指で外して内部3箇所のゴミを取ってボールを戻せばメンテ完了。

その簡単さが体に馴染んでるので、MX ERGOのメンテナンスの手間は明らかに面倒だと感じました。これは残念なポイント。

あと、内蔵バッテリーのため電池を入れる場所はありません。1回のフル充電で最長4ヶ月使えます。

Logi Optionsでカスタムして使い勝手向上

購入時のボタンのままで問題ない人はそのままでもいいですが、一つでもボタンの機能やジェスチャ使いたい方はLogi Optionsをインストール(無料)すると使い勝手が格段に向上します。

M570ではこのアプリが使えなかったので細かなカスタムができるステアーマウスというアプリを使ってました。

トラックボールをスクロールボールに設定できる『ステアーマウス』を試す 便利なコツも!

ちなみに、このLogi Optionsでもボールをスクロールボールとして使う機能は割り当てられないので、ステアーマウスではそれだけ設定してます。

Logi Optionsでボタンや動作をカスタム
Mac版のLogi Optionsの画面。

プレシジョンモードボタンの機能を変更
まず最初に変更したのがボールの右側にあるこのボタン。標準ではプレシジョンモードボタンとして「精密モード」が割り当てられてます。

このボタンを押すとマウスの動きが遅くなり細かなマウス操作をしたい時に高精度カーソルコントロールが可能になるというもの。

これは使うことはないので、僕の場合は良く使う「画面のキャプチャ」に設定してます。

アプリケーション毎にボタンの機能を変更
アプリケーション毎にボタンの機能を変更することができます。

特に画像編集ソフト系を使うことが多いので、その時は「進む」「戻る」ボタンに「→」「←」というショートカットキーを割り当てて使ってます。

ジェスチャも設定可能
あと、スクロールホイールボタンを押した時の動作にジェスチャを割り当ててます。

スクロールホイールを押したままボールを上下すると「音量の上げ下げ」、左右に動かすとショートカットキー「Shift + Ctrl + Tab / Ctrl + Tab」を割り当ててます。

このショートカットキーはGoogle ChromeやSafariなどWebブラウザーでタブの切り替えをするものです。

そのほかにもかなり大量の機能を割り当てることができるので、トラックボールをカスタムしまくって使いたい人には最適なアプリです。

このアプリのおかげで、うちのMX ERGOはかなり使いやすくなりました

M570とMX ERGOの比較

M570とMX ERGO
左が2019年7月に購入したM570で、右が2020年3月に購入したMX ERGO。

8ヶ月ほど使ったのでM570の表面には手の皮脂が染み込んだ跡が付いてますね。テニス肘を治してくれた素晴らしいアイテムです。本当に救われました。

すごく気に入ってたので2019年12月のセールで安くなってた時にもう一つ新品で購入したものも持ってます。まだ未開封品。
MX ERGOがいつ壊れてもいいように保管しておきます。

M570とMX ERGO 平面に置いた時の比較
MX ERGOの方が若干大きめ。M570は171cmの男性の手ですっぽり収まってさらに若干余裕がある感じ。MX ERGOはちょうどすっぽり収まる大きさです。

M570とMX ERGO 斜め20°の傾きをつけた状態
MX ERGOを20°傾けるとこんな感じ。こっちの方がより手が安定して心地よい感じになるので、この状態で使ってます。

M570だと手首下の隙間は少ない
M570はコンパクトな大きさなので手首下の隙間が少なく、とても安定してました。

MX ERGOはちょっと本体の高さがあるので手首下の隙間は若干大き目
MX ERGOは本体の高さがちょっとあるので手首下の隙間は若干大き目。

たったこれだけの差ですが、安定感はM570の方が上です。

重さと大きさはM570の方が軽くてコンパクトなので、机の上でなく足に乗せて使ったりする人はMX ERGOは無理そうです。

机の上に置いて使うなら機能も豊富なMX ERGOの方がおすすめかなという感じ。

MX ERGO 良い点悪い点 まとめ

最後にまとめます。

● MX ERGOの良い点
  1. 8ボタンで機能をアプリで変更可能
  2. スクロールホイールが軽くて気持ちがいい
  3. 手を置いた時の滑り止めが気持ちいい
  4. ボタンの押し心地も上品で静か
  5. 角度が変えられるのでたまに気分転換もできる

初めてMX ERGOを触った時に感じたのが「スクロールホイール気持ちいい」ということ。あと、手のひら部分がマットな質感でとても触り心地が良いです。

長い時間使うものなので、使う時の気持ち良さが向上したのはポイント高め。あと、機能も自由自在に変更できるのもいいですね。

● MX ERGOの悪い点
  1. メンテナンスがやりにくい
  2. 若干大きいので手首が疲れないか心配

底面にプレートがあり、さらにボールにアクセスする穴も小さいのでボールの動きが悪くなっ時のメンテナンスは面倒になりました。

あと、僕の手には若干大きいのでこれから長い間使ってみて手首が疲れないかが心配かな。

ただ、概ね満足してます。

機能が豊富なのはもちろん、使ってて気持ちがいいというのが最大の買って良かったポイントです。

初めてトラックボールを買う人にはまずはM570から使うのをおすすめします。安くなってたとはいえ、予備のトラックボールを買ったのはM570が初めて。それだけ素晴らしいトラックボールです。

僕は保証が1年で価格が若干安いM570を買いましたが、保証が3年で価格が400円ぐらい高いM570tもあります。長く使うならM570tがおすすめ。

トラックボールが好きになってもうちょっとボタンや機能が欲しいという人にはMX ERGOがおすすめです。

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