革靴 Redwing 8133 に白カビ発生!カビ除去クリーナー試した結果&お手入れカビ予防方法

Redwing 8133に白カビ発生

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革靴にカビが生えて焦ったけど専用クリーナーがあるから安心

妻が履いてたレッドウイングの8133。

ここ数年はスニーカーばかり履くようになってたのでほぼ出番なし。靴箱の中にずーっとカビ対策もせずに入れっぱなしだったので、ご覧の通り白いカビが発生してしまいました。(幸い、他の靴にはカビは発生してませんでした)

靴の修理屋さんでカビ除去とクリーニングをしてもらおうかなとも思いましたが、少なく見積もっても3千円以上はかかっちゃいます。

なので、専用のカビ除去クリーナーを購入して自分でやってみることにしました

【ビフォー】カビだらけの革靴

レッドウイング 8133 カビが大量発生
レッドウイングの8133。ブラックなのでより白いカビが目立ちます。

モックトゥの甲の部分に白いカビが特に集中してます。

かかと部分にもカビが発生
かかと部分にもカビが発生。

内側やインソール部分も見てみましたが、中にはカビはありませんでした。

革靴のカビ除去で用意したもの

革靴のカビ除去で用意したもの
用意したのがこの3点。

  1. 皮革専用カビ取り&クリーナー
  2. ホコリやカビを落とすブラシ
  3. 100均の小さなスプレー容器

1.皮革専用カビ取りクリーナーは、ドライクリーニングの技術を応用して開発された製品。

安全性の高い防カビ成分(有機ヨード等)配合で比較表面に生えてしまったカビや汚れを強力に素早く除去してくれます。油性タイプで圧倒的な作業効率を誇るので、プロの靴修理屋さんでも使われてます

2.ブラシは車の洗車用に購入したブラシの中の1本。細めのタイプなので、靴の中の掃除にも最適です。

3.スプレー容器はカビ取り剤を移して靴全体にスプレーするため使います。説明書には乾いた布に染み込ませて拭き取るって書いてあるんですが、より防カビ成分を染み込ませるためにスプレーを使いました。

革靴のカビ除去開始!

まずはシューレースを外す
まずはシューレースを外します。

靴の内側、先端にホコリが溜まりやすいのでブラシで掻き出す
まずは靴の中で一番ホコリが溜まりやすい爪先部分に細いブラシを突っ込みます。

爪先のホコリを掻き出すようにブラシを動かすと…

爪先に溜まった長年の埃がごっそり取れました
爪先に溜まった長年の埃がごっそり取れます。これはかなり気持ちがいいのでやったことがない方はぜひやってみてください。

歯ブラシとかでもできますが、先端がブラシ状のものの方が取りやすいです。

カビをブラシで落とす
続いてカビをブラシで落とします。ささっと優しくブラッシングします。

このブラッシングでカビのふさふさの胞子はなくなりますが、カビの跡は残ったままです。

カビ取りクリーナーをスプレー容器に移す
カビ取りクリーナーをスプレー容器に移します。

革靴全体にカビ取りクリーナーをスプレーする
カビが生えてる部分はもちろん、革靴全体にカビ取りクリーナーをスプレーします。スプレーするたびにどんどん吸い込んでいきくので数回継ぎ足しました。

このクリーナーはカビ予防の効果もあるので、内側にもちょっとスプレーしておきました。

乾いた布でカビを拭き取る
スプレーだけではカビの跡は取れないので、乾いた布に染み込ませて革靴全体を拭き取ります。

カビがなくなった革靴
1回じゃカビの跡が拭き取れなかったので3回ほどやってきれいになりました。

かかと部分のカビもスッキリなくなった
かかと部分もきれいにカビがなくなりました。

まだ革が湿ってるので、半日ほど乾かしました。

【仕上げ】革にオイルを入れる

カビが取れて皮革表面が完全に乾いたら、それぞれの革にあったケアをして終わりです。

レッドウイングにはミンクオイル
今回はレッドウイングなのでミンクオイルモゥブレイのブラシで入れておきました。

このレッドウイングも購入からほとんどケアしてなかったので、ミンクオイルで仕上げました。

ペネレイトブラシでオイルを入れる
指で塗ってもいいですが、ペネレイトブラシだとステッチ部分など細かなところまできれいに塗れるのでおすすめです。手も汚れません。

オイルが浸透するように半日ほど置いておく
オイルが浸透するように半日ほど置いて完成です。

【アフター】復活したレッドウイング8133

シューレースを取り付ける
馬気のブラシでちょっと表面をブラッシングして、シューレースを取り付ければカビ取り&クリーニングは終了です。

すごくいい感じに仕上がりました!

白カビの跡も全くなし
白カビの跡も残ることなく、漆黒の8133が蘇りました。

かかと部分もカビの跡なし
かかと部分もカビの跡なし。

蘇ったレッドウイング8133
マットな感じの艶がいいですね。ん〜、かっこいい♪

革靴のカビ除去作業の注意点

写真でもお分かりのとおり、今回の全作業は全て外(ベランダ)で行いました。

  • 室内でやるとカビの胞子が飛散する
  • カビ取りクリーナーの成分には油脂・有機溶剤・有機ヨード・防カビ剤・エタノールが入ってるので換気の良い場所で行う必要がある

この2点に注意して行ってください。

あと、肌の弱い方はカビ取りクリーナーを使う際はゴム手袋などを使うとより安心です。

革靴のカビ対策

定期的に履けば革靴もカビることはないんですが、今後も数ヶ月放置する可能性は十分ある。

なので、ちゃんとカビ対策もやっておきました。

カビ対策 備長炭ドライペット
まとめ買い 備長炭ドライペット 除湿剤 使い捨てタイプ (420ml×3個パック)×3個』。

除湿剤に備長炭と活性炭を特殊配合してあるので、湿気だけでなく気になる臭いも脱臭してくれます。靴箱に最適!

1つの除湿有効期間は3〜6ヶ月です。

下駄箱に入れた革靴と除湿剤
下駄箱に除湿剤入れたの初めてかも…。もっと前からやっておけばよかった。

あと、靴の中にも新聞紙を詰めておきました。

本当なら木製のシューキーパーがいいんでしょうが、除湿剤があるから大丈夫だと思います。

革靴にカビが生えてしまった!という方、とても簡単なのでぜひ自分でやってみてください。

きれいになるのはもちろん、愛着も湧きますよ。

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