みるみるバッテリーが減っていく...
新しく購入したα6400で動画を撮影してて気がついたのが、バッテリーの減りが驚くほど早いということ。
これまでは、Canon 80Dで撮影してたんですが、バッテリーの減りを顕著に感じることはありませんでした。
バッテリーを見てみると、80Dで使ってるのが「LP-E6N」で容量は1865mAh。
一方のα6400のバッテリー「NP-FW50」は、わずか1020mAhしかない。
約半分のバッテリーなら、消費が早いと感じるのは当たり前ですね。
α6400を買った時に純正の予備バッテリーも1つ買ったんですが、これじゃ外で撮影する時に心もとない。
というわけで、純正よりかなり安いNP-FW50の互換バッテリーを買って、純正と動画撮影時間にどれぐらい違いがあるのか、撮影時間テストしてみました。
互換バッテリーって大丈夫?
純正のバッテリーは高い。
NP-FW50のソニーストアの価格は8,668円(2022年9月現在)。
Amazonでは多少安く買えますが、それでも約7千円前後(AmazonでのNP-FW50最新価格はこちら)。
一方の互換バッテリーは2本と充電器付きで4千円とか、バッテリー2本のみで2千円とか、かなりの破格で販売されてます。
安いからってすぐ飛びついちゃうと、色々トラブルの元になるので互換バッテリーを購入する際は真剣に選ばないといけません。
互換バッテリーの主なトラブルとしては...
- 純正バッテリーより長持ちしない
- 充電を繰り返せる回数が少ない(劣化が早い)
- バッテリーが膨張する可能性も
- 最悪の場合はバッテリーが発火することも
というものがあります。
価格が安いので、純正よりも長持ちせず・劣化も早いのは多少は我慢できますが、やっぱり気になるのは安全性です。
バッテリーが膨張してカメラから取り出せなくなった、というのはよく聞く話。
さすがにバッテリーが発火するのはかなり低い確率だとは思いますが、万が一ということもあります。
万が一、互換バッテリーを使ってカメラが壊れた場合は、メーカーの保証対象外になることもあります。
このようなリスクがあることを知った上で使う必要があります。自己責任でお願いします。
純正バッテリーならここがおすすめ
実は今回、互換バッテリーも買ったんですが、さらに追加で純正バッテリーも購入しました。
これで、NP-FW50の純正バッテリーは3つになりました。
購入したのは、楽天市場の「ビッグハート」というお店。
訳あり品として、純正のNP-FW50が3千円台以下で販売されてました(追記:2022年9月現在では取り扱いされてませんでした)。

在庫分で、裏面・側面などに擦り傷などが多数あるものを「訳あり品」として安く提供されてます。バッテリー自体は未使用なので、使用には全く問題ありません。
もし、商品に不具合があっても1週間以内なら対応してもらえるので安心して購入しました。
実際に使ってますが、他の純正品との遜色は何もありません。
RAVPowerの互換バッテリーを試してみた
今回購入した、『RAVPower バッテリーパック NP-FW50 1100mAh 互換バッテリー 2個 + 急速デュアル充電器 RP-PB056(追記:販売終了しました→代替商品はこちら)』。
保証内容の案内と、バッテリー2本、2本同時充電器とマイクロUSBケーブル。
純正の容量は1020mAhですが、これは1100mAhとちょっと大きめ。
上がソニー純正で下が互換バッテリーです。
側面の比較。ソニーの方はキラキラしたシールが貼られてます。
重さは純正が42gで、互換が46gでした。
充電器の底面。これひとつで2個同時に充電できます。これはかなり便利。
充電中は赤いランプが点灯します。
マイクロUSB端子なのでモバイルバッテリーでも充電可能。
外出先などコンセントがないところでもモバイルバッテリーがあれば充電できるのはとてもありがたい。
純正1本、互換1本で充電したところ、約2時間半で満充電できました。
純正 VS 互換 撮影可能時間の比較
まずは、4K 24P 100Mで撮影してみました。
◯ α6400 4K(XAVC S 4K) 24P 100M 撮影時間比較種類 | 撮影時間 |
純正 | 1:45:03 |
互換1 | 1:41:21 |
互換2 | 1:44:02 |
次に、FHD 60P 50Mで撮影した結果がこちら。
種類 | 撮影時間 |
純正 | 2:07:48 |
互換1 | 2:05:14 |
互換2 | 2:04:06 |
※α6400は30分の連続撮影時間の制限がありません。
※FHDで撮影した際、ファイルが2つに分割されました。1つは3回とも「1:40:08」まで、あとは+αの時間でファイルが分かれてました。
互換バッテリ2本とも、ほぼ純正と同じといってもいい結果になりました。
1点だけ気になったのがバッテリーの残量表示。
互換バッテリーの方は、残量表示がかなり早く進みます。残り5%を切った時に撮影時間はまだ1時間ちょっとだったので純正の圧勝かなと思ったら、そこから伸びました。
さらに、0%になってアイコンが空になってもなかなか切れず、結局は上記のような結果になりました。
これで価格は約3,600円。モバイルバッテリーでも充電できる2本同時の充電器が付属してるので、かなりお得に互換バッテリーを購入できました。
あとは劣化具合と安全性ですね。
これはまだしばらく使っていかないと分かりませんが、充電中も使用中も純正と同じようにほんのり熱くなるくらいなので、今のところそこまで心配してません。
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