NP-FW50互換バッテリーのおすすめはこれ!α6400での撮影時間テスト結果も紹介

NP-FW50のおすすめ互換バッテリー

当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。

みるみるバッテリーが減っていく…

ソニーのミラーレスカメラを使っていると、バッテリーの減りの早さに悩まされることがあります。特にα6400(α6100、α7S、α7 II、ZV-E10)などのモデルでは、純正バッテリー「NP-FW50」の容量が1020mAhと小さく、長時間の撮影には複数のバッテリーが必要です。しかし、純正バッテリーは高価で、予備を揃えるのは負担が大きいです。そこで、価格を抑えつつも性能が期待できる互換バッテリーの選択肢を検討する方も多いでしょう。 

僕自身も、以前、α6400で動画を撮影して、バッテリーの減りが驚くほど早いことに驚きました。これまでは、Canonのミラーレス機で撮影してたんですが、バッテリーの減りを顕著に感じることはありませんでした。キヤノン系で使ってるのが「LP-E6N」で容量は1865mAh。一方のα6400のバッテリー「NP-FW50」は、わずか1020mAhしかない。約半分のバッテリーなら、消費が早いと感じるのは当たり前ですね。

α6400を買った時に純正の予備バッテリーも1つ買ったんですが、これじゃ外で撮影する時に心もとない。というわけで、純正よりかなり安いNP-FW50の互換バッテリーを買って、純正と動画撮影時間にどれぐらい違いがあるのか、撮影時間テストしてみました。

互換バッテリーの選び方と注意点

純正のバッテリーは高い。

NP-FW50のソニーストアの価格は2025年4月現在で9,900円(ちなみに2022年9月は8,668円でした)。Amazonでは多少安く買えますが、それでも約7千5百円前後(AmazonでのNP-FW50最新価格はこちら)。

一方の互換バッテリーは2本と充電器付きで4千円とか、バッテリー1本のみで2千円とか、かなりの破格で販売されてます。
ただし、安いからってすぐ飛びついちゃうと、色々トラブルの元になるので互換バッテリーを購入する際は真剣に選ばないといけません

互換バッテリーの主なトラブルとしては…

  • 純正バッテリーよりも持ちが悪い
  • 充電回数が少なく、劣化が早い
  • 膨張や発火のリスクがある
  • カメラ本体の保証対象外となる可能性がある

というものがあります。

これらのリスクを避けるためには、信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことが重要です。例えば、K&F ConceptやRAVPower、ロワジャパンなどは、品質管理がしっかりしており、安全性にも配慮されています。また、PSE認証を取得している製品を選ぶことで、日本国内での使用における安全性が確保されます。

純正バッテリーならここがおすすめ

実は今回、互換バッテリーも買ったんですが、さらに追加で純正バッテリーも購入しました。これで、NP-FW50の純正バッテリーは3つになりました。購入したのは、楽天市場の「ビッグハート」というお店。訳あり品として、純正のNP-FW50が3千円台以下で販売されてました(追記:2025年4月現在では取り扱いされてませんでした)。

在庫分で、裏面・側面などに擦り傷などが多数あるものを「訳あり品」として安く提供されてます。バッテリー自体は未使用なので、使用には全く問題ありません。

もし、商品に不具合があっても1週間以内なら対応してもらえるので安心して購入しました。実際に使ってますが、他の純正品との遜色は何もありません。

RAVPowerの互換バッテリーを試してみた

今回、RAVPowerのNP-FW50互換バッテリー(1100mAh)2個と急速デュアル充電器のセットを購入して試してみました。この製品は、USB接続での充電が可能で、モバイルバッテリーや車載充電器からも充電できるため、外出先での使用に便利です。充電時間は約2時間半で、純正バッテリーとほぼ同等でした。

RAVPowerの互換バッテリーを試してみた
今回購入した、『RAVPower バッテリーパック NP-FW50 1100mAh 互換バッテリー 2個 + 急速デュアル充電器 RP-PB056(追記:販売終了しました→Amazonでの代替商品はこちら)』。

ただし、現在この製品は販売終了となっており、代替品としては、USB-C充電に対応したTILTAのNP-FW50互換バッテリーが注目されています。このバッテリーは、専用充電器が不要で、モバイルバッテリーやPCなどから直接充電が可能です。

保証内容の案内と、バッテリー2本、2本同時充電器とマイクロUSBケーブル
保証内容の案内と、バッテリー2本、2本同時充電器とマイクロUSBケーブル。

NP-FW50のおすすめ互換バッテリーはこれ!α6400撮影時間のテスト結果あり
純正の容量は1020mAhですが、これは1100mAhとちょっと大きめ。

NP-FW50 純正と互換バッテリーの比較
上がソニー純正で下が互換バッテリーです。

NP-FW50 純正と互換バッテリーの比較
側面の比較。ソニーの方はキラキラしたシールが貼られてます。

NP-FW50 純正と互換の重さ比較
重さは純正が42gで、互換が46gでした。

充電器の底面
充電器の底面。これひとつで2個同時に充電できます。これはかなり便利。

充電中は赤いランプが点灯します
充電中は赤いランプが点灯します。

マイクロUSB端子なのでモバイルバッテリーでも充電可能
マイクロUSB端子なのでモバイルバッテリーでも充電可能。外出先などコンセントがないところでもモバイルバッテリーがあれば充電できるのはとてもありがたい。

純正1本、互換1本で充電したところ、約2時間半で満充電できました。

純正バッテリーとの撮影時間比較

α6400を使用して、純正バッテリーとRAVPower互換バッテリーの撮影可能時間を比較してみました。

まずは、4K 24P 100Mで撮影してみました。

◯ α6400 4K(XAVC S 4K) 24P 100M 撮影時間比較

種類撮影時間
純正1:45:03
互換11:41:21
互換21:44:02

次に、FHD 60P 50Mで撮影した結果がこちら。

◯ α6400 FHD(XAVC S HD) 60P 50M 撮影時間比較

種類撮影時間
純正2:07:48
互換12:05:14
互換22:04:06

※α6400は30分の連続撮影時間の制限がありません。
※FHDで撮影した際、ファイルが2つに分割されました。1つは3回とも「1:40:08」まで、あとは+αの時間でファイルが分かれてました。

互換バッテリ2本とも、ほぼ純正と同じといってもいい結果になりました。1点だけ気になったのがバッテリーの残量表示。互換バッテリーの方は、残量表示がかなり早く進みます。残り5%を切った時に撮影時間はまだ1時間ちょっとだったので純正の圧勝かなと思ったら、そこから伸びました。

さらに、0%になってアイコンが空になってもなかなか切れず、結局は上記のような結果になりました。これで価格は約3,600円。モバイルバッテリーでも充電できる2本同時の充電器が付属してるので、かなりお得に互換バッテリーを購入できました。

あとは劣化具合と安全性ですね。これはまだしばらく使っていかないと分かりませんが、充電中も使用中も純正と同じようにほんのり熱くなるくらいなので、今のところそこまで心配してません。

まとめ

NP-FW50互換バッテリーは、価格を抑えつつも性能が期待できる選択肢です。ただし、信頼性の高いメーカーの製品を選び、PSE認証の有無や安全機能の充実度を確認することが重要です。また、重要な撮影には純正バッテリーを使用し、日常的な撮影や予備として互換バッテリーを活用するのが賢明です。 ご使用の際は、くれぐれも自己責任でお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です