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ソニーのα9、α7、α6000シリーズなどのデジタル一眼カメラで使えるフラッシュトリガー
α6400を購入して10日も経たないうちに発表された『α6100』と『α6600』(8月29日公式発表)。
動画メインで使ってたCanon 80Dのバージョンアップのために購入したんですが、α6400よりバッテリーの持ちが良くてボディ内手ブレ補正を搭載した『α6600』にとーっても心惹かれてます。
ただ、発売は11月1日なので(価格はボディのみで15〜16万円前後)、2ヶ月間はα6400を使い倒して、そのままα6400を使うのか、α6600に買い替えるのかをしっかり見極めたいところ。
ここから本題。
動画メインで買ったα6600ですが、試しに写真でも使ってみたらこれがかなり良い。
α6400は軽くてとーっても使いやすい
普段メインで使っているのがCanon 6D mark2。シグマの50mm F1.4のレンズをつけて撮影してます。
ブツ撮りする時のフラッシュトリガー『Godox X1T-C』まで含めると、重さは1,700gを超えます。
クリップオンストロボを簡単にオフカメラにできる『Godox X1T』購入レビュー ライティングの幅が広がった!
これが実に重たい。ハイアングルで持ち上げたままフォーカスをどこにしようとか悩んでるうちにちょっとプルプルしてきます。
それに対してα6400は、ボディと10-18mmのレンズで670gしかありません。
チルト液晶なのでハイアングルで下にレンズを向けても見やすいし、何より軽すぎるから長いこと構えてても全然腕が疲れない。
さらに、フォーカスポイントも425点もあるから、ディスプレイでもファインダーでも好きなところにピントを合わせられます。
コントロールホイールも押しやすくて使いやすいし、35mm換算で50mm付近になる明るいレンズ買えば、屋内のブツ撮りならCanon 6D mark2の替わりに使えるかもしれない。
というわけで、ソニーの一眼カメラでオフカメラする時に必要な『Godox X1T-S』を買ってみました。
メリットいろいろ!オフカメラとは?
外部ストロボをカメラのアクセサリシューに取り付けて撮影するのが「クリップオンストロボ」。
それをカメラから離れた場所に外部ストロボを設置して発光させることを「オフカメラ」と言います。「ワイヤレス発光」と呼ぶこともあります。
クリップオンストロボは、常にカメラの上にフラッシュがあるので被写体に向いてる方からしか光を当てられませんが(天井バウンスや壁にバウンスさせればちょっとは雰囲気を変えられる)、オフカメラだとあらゆる方向から光を当てることができます。
ストロボを被写体の左奥に置き、天井にバウンスさせて撮影しするとこんな感じになります。
くまモンの右下に影が伸びた写真が撮影できました。
今回は左奥に置いてますが、ストロボを自由なところに置けるから、撮影した写真をみながら「右からがいい」とか「手前から当てたらどうなるか」といったことを簡単に試すことができます。
さらに良い点がカメラを軽くできること。
外部ストロボって意外と重いです。上記ストロボはGodoxのTT600ですが、重さは約500gほどあります。
1,700gを超える6D mark2とレンズの組み合わせに、さらにストロボを乗せると2,200gを超えてしまいます。
一方、フラッシュトリガーは140gほど。手に持って撮影するカメラを軽くできるんです。
屋内でブツ撮りする時はオフカメラが超おすすめです。
コスパが高いフラッシュトリガー『Godox X1T-S』
フラッシュトリガー(ワイヤレスコマンダーとも呼ぶ)は、CANONやNIKON、SONYなどのカメラメーカーはもちろん、ストロボメーカーのNISSIN(ニッシン)、CACTUS(カクタス)、GODOX(ゴドックス)なども販売してます。
初めてトリガーを選ぶ時に僕が重要視したのが価格。
キヤノンやソニーなどでも販売されてますが、かなり高額です。
例えば、ソニーのワイヤレスコマンダー『FA-WRC1M』は、35,500円プラス税でソニーストアで販売されてます。他のカメラメーカーも2万円〜3万円ほどといいお値段。
また、ストロボメーカーではニッシンが一番高額で、Air10sが1万6千円、次にカクタスのV6 IIsが1万2千円ほどで販売されてます。
そして、最後にGodox。
このGodoxが最も最安値で、ソニー用のフラッシュトリガー『Godox X1T-S』は、なんと約5千円で販売されてます。
そんなに安くて機能はどうなの?と思ってしまいますが、
- TTL調光にもハイスピードシンクロにも対応
- ソニーのADI / P-TTLに対応(各メーカー版あり)
- 内臓2.4G無線伝送、操作距離100メートル
- 最大5グループ&32チャンネル
- 大きくて見やすいLCDパネル
などなど、はじめてのオフカメラには十分すぎるほどのスペックがあります。
キャノン用の『Godox X1T-C』を9ヶ月ほど使ってますが、何の不具合もなく普通に使えてます。電池の持ちもかなり良いです。
というわけで、今回はソニー用の『Godox X1T-S』を買いました。
コスパ最高の『Godox X1T-S』レビュー
Amazonで購入した『Godox X1T-S』。クリーニングキットが付属してました。
フラッシュトリガーと説明書。説明書は中国語と英語です。日本語版はなし。
Godox X1T-S 本体。
Godox X1T-Sの底面。技適マークのシールもついてます。
単三電池2本(別売り)が必要です。
左がキャノン版で右がソニー版。デザインは全く一緒。
ちなみに、X1Tの新しいモデルとしてX2Tが販売されてますが、X1Tで十分事足りるのでこっちを選びました。
底面。唯一違うのは、カメラのホットシューと接続する部分のみ。
α6400に装着したGodox X1T-S。
α6400がコンパクトなのでGodox X1T-Sが大きく見えます。
ホットシューに差し込む時はちょっとキツめ。その分、しっかりハマります。
ボタン操作中はバックライトが光ります。
まとめ
使い方はキヤノンのものと一緒でした。
ストロボはTT600をメインで使ってます。TTL調光には未対応ですが、明るさは自分で決めたいので特に不便はありません。
ダイヤルも操作しやすく、ささっと明るさを変えられるのでとても使いやすい。
くまモンも、ストロボなしだとこんなに暗い。
ストロボで天井バウンスすれば、こんなに自然な感じに撮影できます。
α6400と10-18mm F4のレンズとGodox X1T-Sとクイックリリースのプレートで、重さはたった812g。
価格も安いのではじめてのオフカメラに最適なトリガーです。
これからの部屋でのブツ撮りは、しばらα6400でやってみるつもり。
軽いので、テニス肘の治りも早くなりそうです。