2階に中継機追加したら回線状況が大幅改善!メッシュ対応ルーターは木造2階立てに最適

2階に中継機追加したら環境が大幅改善!メッシュ対応ルーターは木造2階立てに最適

先日、約6年ぶりに自宅のルーターを「AirMac Extreme 802.11ac」からメッシュ機能搭載の「BUFFALO AirStation WTR-M2133HP」に買い替えました。

AirMac Extremeをメッシュ対応ルーターに買い替え!接続スピードはどうなった?

トライバンドの外部アンテナを回線速度を上げたいところに向けると、これまでどうやってもスピードアップできなかった2階の離れた部屋で速度が20〜30倍アップしました。

ただ、家の中を移動するたびにルーターの外部アンテナの向きを変えるのは現実的じゃありません。

外部アンテナはAmazonプライム・ビデオなどの動画配信サービスを快適に視聴するため、リビングにあるハイセンスの4Kテレビに向けておきたい。

そうすると、やはり2階では若干回線速度が遅くなってしまいます。

というわけで、せっかくメッシュ対応のルーターに買い替えたので、2階に中継機を追加してみることにしました。

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メッシュ対応中継機 BUFFALO WEM-1266

メッシュ対応中継機 BUFFALO WEM-1266
今回購入したのが、この『BUFFALO connectシリーズ 専用中継機 WEM-1266 独自メッシュ機能搭載』。

親機であるWTR-M2133HPに対応した専用中継機で、以下のような特徴があります。

  • 「独自メッシュ機能」「トライバンド」で家中どこでも理想のWi-Fi環境を構築できる
  • 通信を安定させたい部屋と親機の中間に配置するため、コンパクトでどこにでも馴染むデザイン
  • 専用アプリで電波状況を確認し理想の場所に設置できる
  • テレビやレコーダーなどの有線機器を無線化することも可能

トライバンドとメッシュ機能については親機のレビュー時に簡単に説明してるのでそちらをご覧ください。

メッシュ対応中継機とこれまでのWi-Fi中継機の違いは、SSIDがひとつで済むこと。

従来の中継機の場合、スマホを持って移動するたびに移動先近くのSSIDを自分で選びなおさないといけませんが、メッシュならSSIDはひとつなので選び直す手間もなく、さらに自動的に最適なアクセスポイントに切り替えてくれます

そのほか、メッシュの方が親機に負荷がかからないという違いもあります。


メッシュ対応中継機のパッケージ一覧
パッケージ一覧。左から中継機本体、電源ケーブル、セットアップガイドと保証書です。


2階に中継機追加したら環境が大幅改善!メッシュ対応ルーターは木造2階立てに最適
全体的にとてもコンパクト。

外形寸法は、φ130 × 奥行き43mm。重さは約200g。消費電力は12.4W。

設置寸法は、高さ126mmで奥行き73mm。


設置した時の背面写真
設置した時の背面写真がこちら。


メッシュ対応中継機の背面
メッシュ対応中継機の背面。設定画面アドレスなどが書かれてますが、設定は親機で行うので個別に設定することは何もありません(個別に設定することも可能)。

LAN端子もあります。パソコンやハブなどを接続して使います。


スタンドは固定式
親機のスタンドはネジ式でしたが、中継機のスタンドは固定式で外れません。

中継機の設置場所決めは、スマホのconnectアプリで設定する

設定はスマホやタブレット用にリリースされている、Baffaloの「connectアプリ」で行います。

connectアプリで中継機の追加を行う
iPhoneのconnectアプリ画面。メニューにある「中継機の追加」→「中継機単体」をタップします。


設置可否の判定
親機は1階のリビングにあるので、今回は2階に中継機を1台追加します。スマホを持って2階をうろうろして電波状況を調べます。

電波状況が悪いと、上記右画面のように「ここは電波が弱い場所です。」とアドバイスしてくれます。


一番強い電波状況のところに中継機を設置します。
場所によってこんなに状況が変化します。いちばん電波が強いところに中継機を設置します。


2階の子供部屋に設置
今回は、2階の子供部屋に設置しました。本体がコンパクトなので、部屋の隅の狭いスペースにもこんな感じで置けます。

ただ、上部に1つ常時白く点灯するライトがあります。寝室などだとちょっと気になる場合があるので、その際は黒いテープなどを貼って光を抑えておくといいですね。


中継機追加前後のネットワーク状況
左が中継機を追加する前の自宅のネットワーク状況。右が中継機を追加した後です。

これまではリビングに親機が1台でしたが、中継機が追加されたことでようやくメッシュの本領を発揮することができます。

メッシュ対応中継機追加後の回線スピードテスト結果

メッシュ対応中継機追加後の回線スピードテスト測定場所

測定場所・測定時間・計測サイトは前回と同じです。赤丸「ル」が親機のルーターで、赤丸「中」が今回追加した中継機です。

親機のルーターにより近いEの部屋の方が、中継機の置き場所として良さそうな感じがしますが、実際にconnectアプリで計測した結果、Dの部屋の方が1.5倍ほど電波状況が良かったです。

実際に数値で場所を教えてくれるので助かりました。


● ダウンロード速度テスト結果

  • BUF 1・・・Bufallo WTR-M2133HP のアンテナを上固定
  • BUF 2・・・Bufallo WTR-M2133HP のアンテナを測定場所に向けた
  • BUF 3・・・Bufallo WTR-M2133HP+中継機 親機のアンテナは上固定
※単位はMbpsです。
場所BUF 1BUF 2BUF 3
A25.146.136.6
B33.347.334.7
C26.935.930.8
D36.747.266.7
E34.436.865.7
F25.532.240.3
G18.962.346.1

1階のA・B・Cでは回線速度に大きな変化はなし。

一番の違いは2階のD・E・F・G。うちは木造2階建てなんですが、メッシュ対応の中継機を1つ追加しただけで、2階すべての場所で回線速度が大幅に改善しました!

1階の親機に繋がってると思われる、A・B・Cよりも速度が上がってるのは驚きでした。

「BUF 2」は親機の外部アンテナを向けた場合の速度なんですが、「BUF 3」ではそれよりも速いスピードが出てるのも驚きです。タイミングによっては多少回線スピードは上下しますが、この結果には大満足です

これなら、すべての場所でAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスをストレスなく高画質で楽しむことができますね。

こんなに快適になるならもっと早くから導入しておけばよかったと思うほどです。

自宅のWi-Fi環境が遅い」「電波が弱い」とお悩みのあなた。メッシュ機能とトライバンド、いいですよー!快適なWi-Fiがあるって幸せです。ぜひお試しください。

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