ファミリー共有で購入済みのAppを家族と共有する方法

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ファミリー共有で購入済みのAppを家族と共有する方法
家族でiPhoneなのにファミリー共有を設定しないのはもったいない!
低価格のiPadを購入したので、これまで僕のApple IDで使っていたiPad mini 2は妻に譲ることに。妻が使うにあたって不要なアプリやデータがたくさんあるので、初期化してiCloudは妻のApple IDに設定して引き渡し完了…。
ところが、ひとつ大事なことを忘れてまして…。それが、娘がプレイしてたMinecraft PEのデータ。データのバックアップとデータ移行方法は分かったんですが、問題はアプリ。以前のiPad mini 2では、僕のApple IDで購入したアプリを娘が使ってました。妻はマイクラやってないので、妻のApple IDで設定したiPad mini 2では、また新たにアプリを買わなくちゃいけない状況に。
そこで思い出したのがAppleのファミリー共有。ファミリー共有を使うと、家族6人までiTunes・iBooks・App Storeから購入したコンテンツを簡単に共有できるようになります。これは使わない手はない!というわけで、早速使ってみました。

ファミリー共有でできること・できないこと

ファミリー共有なら自分のアカウントIDを共有せずに、ファミリーグループを作るだけで、購入したアプリや音楽、映画、本などを共有できます。家族みんなの買い物を1つのクレジットカードで支払い、子供たちによる購入を保護者のデバイス上で承認することも可能。
さらに、写真や家族のカレンダーなど、家族で共有したいことも簡単に設定可能。また、Apple Musicのファミリーメンバーシップがあれば家族6人まで好きなだけ聴きまくることもできます。
かなり便利なファミリー共有。前から気にはなってたけど、これって設定しないともったいないレベルの機能だな。
ファミリー共有で共有できるのは以下のコンテンツ。

  • iTunes Store 購入した音楽、映画、TV番組
  • iBooks Store 購入したブック
  • App Store で購入した大部分のApp
  • Apple Music のファミリーメンバーシップ

Appを共有するには、iOS 8以降または OS X Yosemite以降が必要です。
逆に、共有できないのは以下のコンテンツです。

  • iTunes Match に追加した曲のうち、iTunes Storeで購入したものではないもの
  • Apple Music の個人メンバーシップや学生メンバーシップ、雑誌、新聞などのその他の定期購読サービス
  • App内課金のコンテンツ
  • iTunes Store で現在取り扱い停止になっているコンテンツ
  • ファミリー共有グループのメンバーが非表示にしているコンテンツ
  • App Store から購入した一部のApp
  • 着信音

ファミリー共有の設定方法

今回は、Mac(macOS Sierra 10.12.3)にて設定しましたが、基本的にはiPhoneやiPadでも設定方法は同じです。また、macOS 10.12.3以降ではデザインなどが変更されていますが、大まかな方法は同じです。
まず、システム環境設定でiCloudを開きます。
システム環境設定のiCloud
「ファミリーを設定」をクリック。
「ファミリー共有」を設定
ファミリー共有の説明が表示されます。そのまま「次に進む」をクリック。
この「ファミリー共有」の管理者になりますか?
ファミリー共有の管理者として、ファミリーメンバーの招待・ファミリーメンバーがリクエストしてiTunes Store・iBooks・App Storeで購入したアイテムの支払い責任を負うことを確認します。
自分の個人用Apple IDであることを確認したら、「次に進む」をクリック。
アイテムをファミリー共有メンバーで共有
自分のApple IDで購入したアイテムをファミリー共有メンバーで共有されます。
確認したら「次に進む」をクリック。
ファミリー購入代金は自分のアカウントに請求される
ファミリーメンバーが購入した代金は、自分のアカウントに請求されます。18歳未満の子供が購入するときは、保護者の承認が必要になるように設定も可能です。
確認したら「次に進む」をクリック。
位置情報をファミリー内で共有しますか?
位置情報をファミリー内で共有することも可能です。あとで設定もできます。
確認したら「次に進む」をクリック。
ファミリーメンバーを追加
ファミリー共有の設定が完了しました。次に、ファミリーメンバーを追加します。
家族を追加
共有したい家族のApple IDメールアドレスを入力します。アカウントを持っていない子供の場合は、新規にApple IDを作ることも可能です。
ファミリー管理者のクレジットカードのセキュリティコードを入力
ファミリー管理者本人の確認のため、クレジットカードのセキュリティコードを入力します。
ファミリー共有メンバーのパスワードを入力
ファミリー共有メンバーのパスワードを入力します。または追加メンバーに登録内容を送信することも可能。
追加メンバーのアカウントの詳細の確認
追加メンバーが購入したアイテムも、ファミリー内で共有されます。位置情報も共有可能です。後からも変えられるので、今回は共有しませんでした。
アカウントの詳細を表示するため、パスワードを入力する
最後に自分のApple IDアカウントのパスワードを入力すれば完了です。
ファミリー共有 設定内容
ファミリー共有の設定内容が表示されます。管理者はこんな感じ。
ファミリー共有 設定内容
追加したメンバーはこんな感じ。両親/保護者として未成年メンバーからの「承認と購入のリクエスト」を承認したり、位置情報の利用を許可するのは、後からでも設定可能です。

購入済みアプリの共有方法

早速、妻のApple IDにてマイクラPEをダウンロードしてみました。
iPad mini 2でApp Storeアプリを開いて、以下の「(1)購入済み」をタップします。
App Storeの購入済みをタップ
次に左上の「(2)自分が購入したApp」をタップ。
ファミリー共有メンバーの名前が表示される
ファミリー共有メンバーの名前が表示されるので、ダウロードしたいアイテムを購入しているメンバー名をタップ。
購入済み「FREE」と表示される
すると、有料アプリの場合でも「FREE」と表示され、無料でダウンロードできるようになります。ご覧の通り、マイクラPEもFREEになってますね。
有料アプリをダウンロードするときは、ファミリー共有のメンバーが過去に購入していないか確認するのをお忘れなく。
今回は購入済みアプリの共有方法を書いてみましたが、写真やカレンダーも共有できるので、後日まとめてみようと思います。
今回初めてファミリー共有を使ってみましたが、家族でiPhoneやiPadを使ってるなら必ずやったほうが得しますね、これ。設定も簡単なので、まだやったことがないなら是非やってみてください。

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