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いつの頃からか、Mac標準のメールソフト『メール.app』の検索がすごく使いにくくなりました。
探してるメールが見つかりません。
メール.appに設定しているアカウントは、すべてGmailでも受信できるようにしてます(Gmailは外出先でも確認するため)。
同じキーワードで検索した場合、Gmailなら一発で見つかるメールが、Mac標準のメール.appは余計なものがズラーっと表示されてしまいます。
さらに一番上には、こんな感じで的外れなメールが表示されてしまう…。
Mac標準のメール.appは「OR検索」
写真撮影時にメインで使ってるデジタル一眼レフのCanon EOS 6D mark2。
購入時の価格を知りたかったので、販売店からのメールを確認しようと「6d mark」で検索した結果がこちら。
macOSのバージョンはMojaveで10.14.4、メール.appは12.4です。
メール.appのウィンドウ上部にある検索ウィンドウに「6d mark」と入力してみると、36件のメールが見つかりました。
一番上に表示されてたメールがこちら。
6d mark2とは全く関係のないメールが表示されてました。
なぜこれが最上部に表示されたのかというと、件名にもメール本文にも「6d mark」という文字はなく、返信先メールアドレスに入ってた「6d」と「mark」という文字を拾ったようです。
上から2つが同様のメールで、肝心のメールは3〜9番目に表示されてました。
それ以下のメールは、「6d」と「mark」がどこかに入ってるだけのメールでした。
通常、GoogleやYahooなどの検索エンジンで検索する場合、「6d mark」とキーワードの間にスペースを入れた場合、「6d」かつ「mark」というAND検索が行われるのが一般的です。
てっきりMac標準のメールソフトでもAND検索されると思ってたら、どうやらこの場合は、「6d」または「mark」のOR検索が実行されてますね…。
メール.appで「完全一致」検索する方法
これじゃさすがに使い勝手が悪すぎるので、普段メールを検索するときは完全一致検索を使うようにしてます。
やり方はGoogle検索などと同じで、検索したいキーワードをダブルクォーテーションで囲むだけ。
今度は検索ウィンドウに「”6d mark”」と入力してみました。
その結果がこちら。
「6d mark」で検索したら36件も表示されてましたが、「”6d mark”」で完全一致検索すると7件になりました。当然ながら、すべてのメールに「6d mark」という文字が入ってます。
このように、完全一致検索なら探してたメールがすぐに見つかります。
メール検索でお困りの方、ぜひお試しください!
さらに詳しい条件で検索できるスマートメールボックス
もっと詳しく検索したいなら、ツールバーの右端にある「保存」ボタンをクリックすると、スマートメールボックスの設定画面が出てきます。
以下の条件を組み合わせて検索が可能です。
- メッセージ全体
- 差出人
- いずれかの受信者
- 件名
- 受信日
- 最後に表示した日付
- アカウント
- 差出人が特定のグループのメンバーである
- 差出人がVIPである
- メッセージにフラグが付いている
- メッセージが未開封になっている
- 優先順位が低い
- 優先順位が通常
- 優先順位が高い
- メッセージにフラグが付いている
- 返信済みのメッセージ
- 返信済みでないメッセージ
- 特定のメールボックスにあるメッセージ
- 特定のメールボックスにないメッセージ
- 添付ファイルを含んでいる
- いずれかの添付ファイル名
- 添付ファイルのタイプ
保存すれば、メールボックスに「スマートメールボックス」が保存されます。
メールを受信すれば、条件に合うものはすべてここに保存されます。毎日決まったルールのメールを受信することがお多い場合に役立ちますね。
メール.appの検索をもっと有効活用したい方は完全一致検索と合わせて使ってみてください。