
マニュアルモードで撮影すると明るくなる現象は直った?
2023年7月13日に、富士フイルムX-S20のファームウェアアップデートVer.1.11がリリースされました。
購入直後、マニュアルモードで写真撮影中に、EVF/LCDの画面より撮影画像が明るくなる現象が発生。ズームレンズの広角側は問題ないんですが、望遠側になると画面が暗くなってました。
マニュアルモードで撮影することが多いので、これは困る。
7月上旬に富士フイルムのサポートに問い合わせ。翌日に対応中というメールが届き、それから約10日。
7月13日に、ファームウェアをアップデートしたのでチェックしてね!というメールが届きました。富士フイルムのサポートさん、ちゃんと覚えててくれました。ありがとうございます!
というわけで、早速アップデートしてみました。
ファームウェアアップデートの内容
X-S20 ファームウエアVer.1.10→Ver.1.11への変更内容。
- AFアルゴリズムの改善による動体追従性能の向上
- 動体予測アルゴリズムを改善したことで、フレーム内を高速で移動する被写体に対しても安定したトラッキングが可能になった。スポーツや野鳥撮影等の高い動体追従性が必要されるジャンルで更に快適な撮影を楽しめるようになった。
- ピントが合っていない状態からAF-ONボタンとレリーズを同時押しで連写を開始した際のAF合焦速度を改善。従来よりも早い連写枚数でAFが合い始めるため、スポーツ等の刻一刻と状況が変わるようなシチュエーションでもシャッターチャンスを逃しにくくなる。
- データ転送の遅いメモリーカードをカメラに装着した状態で撮影画像を保存した場合、稀に「記録できませんでした」エラーが発生する現象を修正
- ズームレンズを装着し下記の撮影条件で撮影した場合、EVF表示と撮影画像の露出が異なる現象を修正
- 撮影モード:Mモード
- ズーム位置:望遠
- シャッター優先による動画撮影において、稀に被写体の露出が一瞬暗くなる現象を修正
今回、僕が確認していた内容が「3」。それ以外にもいくつか不具合があったようです。
「1」は大幅な改善ですね。動体追従性の向上は予想外だったのでうれしい。
マニュアルモード時の露出表示は直った?
ファームウェアアップデートVer.1.10とVer.1.11で、上記「3」の動作をチェックしてみました。
動画をYouTubeにアップしてますので、こちらをどうぞ。
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