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2022年4月7日にRFレンズが値上げ
EFレンズと比べてRFレンズ高いなーと思ってましたが、さらに価格がアップします。
半導体不足とか円安とか、そのほか様々な社会事情が影響していろんなものが値上げされてますが、カメラ業界も影響を受けてるようです。
普段の写真撮影は100%キヤノンを使ってまして(R3とR5)、動画撮影ではキヤノンのR3とR5で50%、あとはBMPCC4Kを使ってます。
手元にあったEFレンズは、残り3本のみ。あとは全部RFレンズを使ってます。
普段よく使う焦点距離のRFレンズは一通り揃えてたんですが、今回の値上げでどれぐらい価格がアップするのか調べてみたら、ずーっと気になってたRF70-200mm F2.8が38,500円も値上げされることが分かったので、早めに購入しておきました。
RFレンズ新旧価格比較表(ワイド端)
こちらが2022年4月7日からの新価格です。
キヤノンから値上げが発表されてるレンズを、10%の税込価格にしてワイド端の順に並べ変えました。
価格はキヤノンオンラインショップのものです。
表の右側がキレてる場合は、スワイプすると動きます。
新価格(円、10%税込) | 製品名 | 旧価格(円) |
335,500(+33,000) | RF15-35mm F2.8 L IS USM | 302,500 |
335,500(+33,000) | RF24-70mm F2.8 L IS USM | 302,500 |
173,800(+20,350) | RF24-105mm F4 L IS USM | 153,450 |
73,150(+7,150) | RF24-105mm F4-7.1 IS STM | 66,000 |
148,500(+16,500) | RF24-240mm F4-6.3 IS USM | 132,000 |
456,500(+40,700) | RF28-70mm F2 L USM | 415,800 |
77,000(+7,150) | RF35mm F1.8 マクロ IS STM | 69,850 |
357,500(+35,750) | RF50mm F1.2 L USM | 321,750 |
31,680(+3,080) | RF50mm F1.8 STM | 28,600 |
379,500(+38,500) | RF70-200mm F2.8 L IS USM | 341,000 |
236,500(+22,000) | RF70-200mm F4 L IS USM | 214,500 |
412,500(+46,750) | RF85mm F1.2 L USM | 365,750 |
456,500(+44,000) | RF85mm F1.2 L USM DS | 412,500 |
93,500(+11,000) | RF85mm F2 マクロ IS STM | 82,500 |
407,000(+38,500) | RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM | 368,500 |
110,000(+13,200) | RF600mm F11 IS STM | 96,800 |
140,800(+16,500) | RF800mm F11 IS STM | 124,300 |
RFレンズ新旧価格比較表(値上げ幅)
こちらは値上げ幅の大きいもの順で並び替えてみました。
新価格(円、10%税込) | 製品名 | 旧価格(円) |
412,500(+46,750) | RF85mm F1.2 L USM | 365,750 |
456,500(+44,000) | RF85mm F1.2 L USM DS | 412,500 |
456,500(+40,700) | RF28-70mm F2 L USM | 415,800 |
379,500(+38,500) | RF70-200mm F2.8 L IS USM | 341,000 |
407,000(+38,500) | RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM | 368,500 |
357,500(+35,750) | RF50mm F1.2 L USM | 321,750 |
335,500(+33,000) | RF15-35mm F2.8 L IS USM | 302,500 |
335,500(+33,000) | RF24-70mm F2.8 L IS USM | 302,500 |
236,500(+22,000) | RF70-200mm F4 L IS USM | 214,500 |
173,800(+20,350) | RF24-105mm F4 L IS USM | 153,450 |
148,500(+16,500) | RF24-240mm F4-6.3 IS USM | 132,000 |
140,800(+16,500) | RF800mm F11 IS STM | 124,300 |
110,000(+13,200) | RF600mm F11 IS STM | 96,800 |
93,500(+11,000) | RF85mm F2 マクロ IS STM | 82,500 |
73,150(+7,150) | RF24-105mm F4-7.1 IS STM | 66,000 |
77,000(+7,150) | RF35mm F1.8 マクロ IS STM | 69,850 |
31,680(+3,080) | RF50mm F1.8 STM | 28,600 |
元々高価なレンズが多いんですが、それがさらに最大で46,000円以上も値上げされることになります。
最も値上げされるRF85mm F1.2はいつかは使ってみたいレンズではありますが、SIGMA 105mm F1.4の「ボケマスター」があるのでスルー。
RF24-70mm F2.8も気にはなってますが、RF24-105mm F4があまりにも写りが良いのでこちらもスルーします。逆に、RF24-105mm F4は写真でも動画でもよく使うので、値上げ前にもう一本欲しいぐらい。
あとはずーっと気になってた神レンズと評判の高いRF70-200mm F2.8だけが気になってたので、これはすぐに購入しました。
RF14-35mm F4とRF100mm F2.8 Macroが値上げされるようなら無理してでも買おうかなと思いましたが、この2本は対象外だったので一安心。
レンズによっては在庫がないものもありますが、大体は購入時の価格が反映されると思います。
今欲しいレンズがある場合は2022年4月6日までにポチっておくのが賢い買い方かもしれません。
RF70-200mm F2.8 レビュー
70-200mmの焦点距離のレンズは、2018年に購入したEF70-200mm F2.8 IS II USMが1本だけ。
Canon EF70-200mm F2.8L II 購入!重いけど素晴らしい描写力の望遠レンズ
このレンズ、当時、新品を18万円で購入したことを考えると、RF70-200mm F2.8は30万円を軽く超えちゃってるので、やっぱりRFレンズは高いですねぇ(その分、写りは素晴らしいものが多いです)。
EF70-200mm F2.8Lは、写りは気に入ってたんですが、どうしても1490gの重さと最短撮影距離が1.2mというのがあったので、積極的に持ち出す気にならず使用頻度は低かったです。
今回は、このEF70-200mmを手放したので10万円以上安く購入できました。昔のレンズでもリセールバリューが高いのがキヤノンの良いところです。
RF70-200mm F2.8 L IS USMのパッケージ。
白いレンズフードがグッときますね。カッコ良い!
フードには開閉窓があるので、可変NDやPLフィルターを装着した状態でもフードを外すことなく簡単にフィルターを回せます。
EOS R3とRF70-200mm F2.8。
RF70-200mm F2.8の重さは1070g、最短撮影距離はなんと70cmしかありません。
R3と合わせると2.3kgを超えますが、R3が持ちやすいのとRF70-200の重心がマウント側にあるので予想以上に軽くて取り回しがしやすいです。
最短撮影距離も70cmなので、室内で物撮りをする時にもかなり使えそうです。
コンパクトなので保管時も他のレンズと一緒に並べても違和感なし。バッグに入れて持ち歩く時もこの軽さとコンパクトさはかなりのメリットです。
試し撮り1:ザハトラーの三脚。開放で撮影してますがフリンジもなくパキッと描写してくれてます。と同時にボケもとても綺麗。
試し撮り2:もうすぐ手放すiMac Pro。
試し撮り3:夜の街灯。
試し撮り4:プリウス。
試し撮り5:夜の道路。望遠レンズならではの圧縮効果で1km以上ある道路が短く見えます。
試し撮り6:観葉植物。室内でマクロ的にも使えます。
RF70-200mm F2.8 L メリットとデメリット
- ● メリット
-
- 軽くて短いので取り回しがしやすい
- 最短撮影距離70cmなのでテーブルフォトでも気軽に使える
- シャープでコントラストもあってボケもすごくキレイ!文句なしの表現力
- AFも爆速で精度も申し分なし
- コンパクトで携帯性も文句なし
- ● デメリット
-
- 価格が高すぎる(4月7日にさらに値上げされる)
- テレコンが対応していない
- EF70-200mm F2.8L IS IIと比べるとズームリングを動かす幅が増えた
これから数年はRFレンズが急激に値下がりすることはなさそうなので、今欲しいRFレンズがあれば迷わず購入することをお勧めします。
あとは値上げ後に中古価格がどう変動するのかが気になるところです。
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