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Mac標準機能で動画は軽くできるけど結局一番簡単で便利なのは…
iPhoneで撮影した動画ファイルをメールで送りたいなーと思ったこと、ありませんか?
近くにあるiPhoneやMacなどのAppleデバイスの場合は、AirDropで手軽に送ることが可能です。
AirDropなら容量制限もないし、Bluetoothを利用するので通信料もかからない。大きな動画ファイルや大量の写真も手軽にやり取りが可能です。
送るならデータ容量は小さい方が良い
問題なのが、遠くにいる人に送りたい場合。
メールだと添付で送れるのはせいぜい2〜3MB。それより大きなものになると宅ファイル便を使ったり、DropBoxなどのクラウドを利用する方法があります。
どの方法にせよ、遠くにいる人に動画ファイルを共有したい場合は、データ容量を小さくすることが大事。
利用するWebサービスによっては動画ファイルが大きくなればなるほど利用料金が高くなりますし、ダウンロードする場合でもWi-Fiでなければデータ通信料が必要だし、契約してるプランによっては契約容量の多くを消費してしまいます。
Mac標準機能で動画サイズを小さくする方法
ちょっと前だとMacではHandbrakeなどのアプリを使って変換してましたが、最近ではMacの標準機能で動画ファイルをエンコードできるようになってます。
今回の動作環境は「macOS Monterey 12.2.1」。
まず、エンコード(変換)したい動画を右クリックします。
右クリック → 「サービス」→「選択したビデオファイルをエンコード」を選びます。
エンコードできる設定は以下の8つ。
- H.264 480p
- H.264 720p
- H.264 1080p
- H.264 2160p
- HEVC 1080p
- HEVC 2160p
- オーディオのみ
- Apple ProRes
iPhoneで撮影した1分14秒の4K(3840×2160)の動画ファイルをAirDropでMacにコピー。
それを上記方法で変換した結果がこちら。
左から…
- 変換前の4K 455MB
- HEVC 1080P 98MB
- H.264 480p 24MB
という結果になりました。
元々の素材が4Kで1分14秒という長さだったので、最初から455MBもありました。
それを1080pと480pに変換して、それぞれ98MB、24MBなのでかなりファイルサイズは小さくできますね。
これぐらいまでサイズを小さくできるならかなり使えそうです。
確認だけならYouTubeが一番簡単
ただ、この方法だとデータ容量は小さくなったものの、解像度は小さくなってるので確認する環境によっては見にくくなる場合もあります。
あと、動画の時間がもっと長くなれば容量もそれに比例して大きくなります。
ファイル自体を送る必要がある場合は、上記方法でやるしかないですが、動画を確認してもらうだけであれば、YouTubeに限定公開するのがベストかなという結論に至りました。
最近では大体の人がGoogleアカウントを持ってます。なので、誰でもYouTubeアカウントが作れるわけです。
まだアカウントを持ってない人はちょっと手間がかかりますが、すでにYouTubeアカウントを持っていれば、そこに動画ファイルをアップして限定公開にするだけ。
これなら送る手間もないですし、費用もかからないし、見る側も簡単です。さらに、視聴回数も確認できるので先方が確認したかどうかがすぐに分かります。
注意点としては、限定公開の場合はそのURLが拡散すれば誰でも見られるようになってしまうことです。拡散するような動画じゃなければ心配する必要もないですが、それが怖い場合は非公開という方法もあります。
限定公開の場合はそのURLを知ってれば誰でも視聴できますが、非公開の場合は特定の人にアクセス権を与える方法なので拡散する心配もありません。
非公開動画にアクセス権を付与するには、先方がGoogleアカウントのメールアドレスが必要になります。
まとめ
「あ、この動画を先方に確信してほしい」ということが実際にあったので記事にしてみました。
動画ファイル自体を先方に送るならMac標準機能で簡単にエンコードができます。
あとはそれをどうやって送るか。
送る必要があれば宅ふぁいる便やDropBoxなどで共有するのが簡単です。
確認するだけならYouTubeの限定公開が簡単ですよ。
試したことがない方は、ぜひやってみてください。