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ついに“手のひらサイズ”のBLUETTI誕生
大容量ポータブル電源で有名なBLUETTIが、シリーズ最小モデル「AORA 10」を2025年11月4日に発売しました。
これまで「大きくて本格的」なモデルが多かったBLUETTIですが、今回は一転して“日常でも持ち歩ける”コンパクト設計。
容量128Wh（3.7V換算：約34,500mAh）・定格出力200Wながら、わずか1.8kgの軽量ボディで、なんと飛行機への機内持ち込みも可能です（※航空会社によって規定あり）。
モバイルバッテリーとの決定的な違い
AORA 10の凄さは、「モバイルバッテリー」と「ポータブル電源」のいいとこ取りにあります。
| 比較項目 | 一般的なモバイルバッテリー | BLUETTI AORA 10 |
|---|---|---|
| 容量（Wh） | 約30〜70Wh | 128Wh |
| 容量（mAh換算） | 約8,000〜20,000mAh（@3.7V換算） | 約34,500mAh（@3.7V換算） |
| 定格出力 | 約20〜60W（USB-PD） | 200W（最大400W対応） |
| 出力ポート | USB-A／USB-C | AC×1、USB-C（100W＋15W）×2、USB-A×2、DC×1 合計6ポート |
| 充電方式 | USB充電 | AC／車載12V／ソーラー対応（最大100W） |
| 充電速度 | 約2〜5時間 | 約70分（150W急速充電） |
| 対応機器 | スマホ／タブレット中心 | ノートPC／カメラ／照明／小型家電／ドローンなど |
| バッテリータイプ | リチウムイオン | リン酸鉄リチウムイオン（LiFePO4） |
| 寿命（充放電回数） | 約500回前後 | 3,000回以上 |
| 重量 | 約200〜500g | 約1.8kg |
| 機内持ち込み | 多くは可能（100Wh以下） | 可能（128Wh／160Wh以下基準内）※事前申告必要 |
| 価格帯 | 約3,000〜10,000円 | 19,900円（税込） |
AORA 10は128Whで公称電圧3.7V相当とすると、128 × 1000 ÷ 3.7 ≒ 34,594mAh（約34,500mAh） になります。
つまり、AORA 10は「モバイルバッテリーの手軽さ」と「ポータブル電源の安心感」を両立したモデルです。
スマホだけでなく、MacBookやミラーレスカメラの充電、出張先での撮影照明など、“ガジェット系クリエイターの日常電源”にぴったりです。
ソーラー充電もOK。防災・アウトドアにも強い
AORA 10は最大150Wの急速充電に対応し、フル充電までわずか約70分。
また、60Wソーラーパネル（別売／セットモデルあり）を接続すれば、電源のない場所でも約130分で満充電が可能。
UPS（無停電電源装置）機能も備えており、停電時には自動でバックアップ電源に切り替わります。
Wi-Fi・Bluetooth接続により、専用アプリでライト制御（白色・暖色・SOS）や充電モードの切り替えもできるのがBLUETTIらしいスマート設計。
高品質・長寿命バッテリーを採用
バッテリーには安全性と耐久性で評価の高いリン酸鉄リチウムイオン（LiFePO4）電池を採用。
3,000回以上の充放電に対応し、長く安心して使えます。
独自のPowerArmorシステムにより、過酷な環境でも安定した電力を供給可能。
カラーはミントグリーンとダークグレーの2色展開。
飛行機にも持ち込める「本格ミニ電源」
容量128Whは、多くの航空会社で機内持ち込みの基準（160Wh以下）を満たしています。
事前申告が必要ですが、出張や旅行でも使える数少ない“ポタ電”として注目されそうです。
価格とラインナップ
- AORA 10本体のみ：税込19,900円
- 60Wソーラーパネルセット：税込39,700円
この価格でAC出力・急速充電・ソーラー対応・アプリ操作まで備えているのは驚異的。
BLUETTIの上位機種を知っているユーザーほど、この「AORA 10」の完成度に感動するはずです。
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ポータブル電源というと「災害時」や「車中泊」のイメージが強いですが、AORA 10はデイリーユースで使える初の“日常ポタ電”。撮影・出張・イベント出店・旅行など、「持ち運べる電源」の便利さを一度体験すると手放せなくなるレベルです。