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297Wh=約80270mAhの超便利な最新ポータブル電源
初めてポータブル電源を使ってみましたが、これかなり便利です。
自宅やアウトドアでの普段使いから、災害や停電などの緊急時まで、家に1台あるだけで随分と安心感が違います。
今回レビューするのは充電関連一筋十数年、3年連続グローバルトップブランドに選ばれてるAUKEYの最新ポータブル電源『PowerStudio(パワースタジオ)』です。
主な特徴はこんな感じ。
- ポータブル電源っぽくないおしゃれなデザイン
- 高さ15.6×幅26.2×奥行16.0cmとちょうど良いサイズ感
- 定格出力400W、容量297Whのちょうど良い電力
- 大容量だけど充電は最短で約2.5時間と超速い!
2020年10月28日までクラウドファンディングのMakuakeにて応援購入できましたが、それ以降はAmazonや楽天市場で購入可能です。
ちなみに、Makuakeでの販売価格は21%OFFで31,442円でした。
2020年10月から使い始めて、この記事をリライトしている2023年7月も普通に使えてます。コンセントがある大容量のモバイルバッテリーとしてとても有効に使えてます。
PowerStudio 動画レビュー
ポータブル電源って何?PowerStudioって何?って方は、まずはこちらの動画をどうぞ。
僕が実際に使ったレビューを約9分の映像にまとめました。
内容が役に立ったら高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします。
▼ AUKEYコンセント付き大容量モバイルバッテリー『PowerStudio(パワースタジオ)』レビュー 297Wh(約80270mAh) 定格出力400W
ポータブル電源って何?
ポータブル電源ってどんなもんなのか知らない方に簡単に説明しておきますと…
- 大容量でたくさんの機器を一度に充電・給電できる
- 一般的なモバイルバッテリーのようにUSBでスマホやタブレットも充電できる
- AC出力(コンセント)や車出力用ポートなどのDC出力ポートも搭載
- 家で使うのはもちろん、キャンプや電気を確保できない災害などの緊急時の電力になる
最近はキャンプが流行ってるので、ちょっとした家電をキャンプの時に使いたいという方にも人気です。
今回紹介するAUKEYのPowerStudioは…
全部で9台同時の給電・充電に対応してます。
1(シガーソケット)と2がDC入出力、3〜7がUSB入出力、8と9がACアウト(コンセント)です。
PowerStudio本体と急速充電器
PowerStudioのパッケージ内容。
ポータブル電源本体と、AC充電ケーブル、シガーソケット充電ケーブル、ガジェットポーチが入ってました。
※上記写真はサンプル版のため、正規品とはパッケージデザインなどが異なる場合があります。あと、正規版にはマニュアルも同封されてます。
本体のデザインは、まるでスピーカーかアンプかという感じの丸くておしゃれなデザイン。
一般的なポータブル電源って、無骨なイメージがありましたがこれなら毎日家の中で使っても違和感なくて良いですね。
持ち手には牛革が採用されてます。持ちやすく経年劣化も楽しめます。
底面には滑り止めのゴムが4つあります。
Makuakeにて同時購入可能なのが、この『100W GaN充電器』と『USB-C to Cケーブル』。
窒化ガリウム(GaN)を採用した最大出力100Wの充電器で、これがないとコンセント充電と合わせて最短2.5時間の充電ができないので、一緒に手に入れておきたいアイテム。
PowerStudioにはもちろん、Power Delivery 3.0(USB PD)にも対応してるので、MacBook、HUAWEI MateBook、iPad Pro、iPhone、Galaxy、Nintendo Switchなど、あらゆるUSB-C機器を効率的に急速充電できます。
これからUSB-C対応機器がもっと増えてくるので、1台は100Wという高出力急速充電器を持っておくと安心です。
PowerStudio サイズ・容量・充電
高さ15.6×幅26.2×奥行16.0cm。重さは約3.6kg。
定格出力は400W、容量は297Wh。
mAhに換算すると、リチウムイオン電池の電圧が3.7Vなので、
297Wh = 297 ÷ 3.7 × 1000 = 約80270mAhとなります。
具体的にどれだけ使えるのかというと、
- 67Wの薄型テレビなら4時間
- 75Wの電気毛布なら3.5時間
- 16WhのNintendo Switchなら16回充電
- 11.67WhのiPhone 11 Proなら23回充電
コンパクトなサイズでこれだけ給電や充電ができるのは安心感がありますね。
充電は、最短だと別売の100WのUSB急速充電器とコンセント充電を合わせて、約2.5時間で充電できます。
電灯契約で、夜間が安いプランを契約している方だと、電気代が安い夜に充電しておいて、昼はポータブル電源が使えるものならコンセントじゃなくてこっちを優先的に使えば、毎月の電気代の節約にもなります。
各パーツ紹介
前面に各出力・入力ポートがまとまってます。
左からDC入出力ポート、USB入出力ポート、AC出力ポートと分かれてます。
液晶画面にはバッテリー残量・入出力のワット数がすぐに分かるようになってます。反射も少ないし、すごく見やすい。
USBの入出力ポート。各ポートにはオンオフボタンがあって、使うときにオン、使い終わったらオフにします。
オフにしないと放電するので、使い終わったら必ずオフにするのをお忘れなく。
コンセントは2Pタイプのほか、3Pタイプにも対応してます。
LED電球も搭載し、通常の点灯・SOS点滅・注意喚起点滅の3種類の機能があります。
アウトドアで使った時に、万が一遭難などの場面に遭遇した時のことも考えて作られてます。素晴らしい。
普段の使い方 リビングに常駐
ポータブル電源なので、万が一の時しか使わないから押し入れにしまっておくと、いざという時に自然放電してしまってて使えない、ということになりがちです。
このPowerStudioは、丸いコロンとしたデザインが採用されてるので、普段リビングに置いてても違和感がありません。
さらに、小さくてコンパクトなので持ち運びも苦じゃないし、充電したい機器を挿してポチッとボタンを押すだけなので、毎日重宝してます。
リビングの隅に置いて、スマホやタブレットの充電に使ってます。
あと、キャンプが趣味の方は1〜2泊なら(使い方によっては1週間はいける?)これ一つで大抵のことはまかなえると思いますし、車のシガーソケットからでも充電はできるので、もしもの時も安心です。
1200Wのドライヤーを使ったら…
パワースタジオの出力300W(セージ600W)を超える1200Wのドライヤーを使ってみたらどうなるのか気になったのでやってみました。
結果は…
当然ですが使えませんでした。
ほんの一瞬だけ動作しましたが、その後アラームが鳴って止まりました。
実際に使ってみた感想 まとめ
実際に使ってみて、気に入ってるところは…
- 液晶がきれいで見やすい。
- 約80270mAhと大容量だけど、100Wの急速充電器とコンセントで充電が最短で約2.5時間と超速い
- パススルーに対応してるから使いながら充電もできる。
- よく考えられてるなーと思ったのがLEDライト。最初、なんで3パターンも用意されてるのかと思ったら、通常の点灯のほか、SOS点滅と注意喚起点滅というちゃんと意味のある光り方だったのを知って、ちょっと感動しました。
- バッテリーマネジメントシステムを採用し、加熱保護や過電流保護などの安全性を確保しつつ、充電回数は約1500回と長く使うことができます。実際に使ってますが、本体が熱くなることもなく、安心して使えてます。
気になった点は、使うときに各出力のオンオフボタンを押すんですが、そのときの「ピッ」という音がちょっと大きいかなーというぐらいで、そのほかはほぼ満足です。
注意点としては、使ったあとのボタンの押し忘れですね。
オフにして出力を止めておかないと放電し続けて、気がついたら残量がちょっと減ってたってことが何度かありました。普段のモバイルバッテリーの感覚で使っちゃうとこういうことになるので、オフにするのをお忘れなく(1日ぐらい忘れても残量が0になるなんてことはありません)。
あと、ガンガンアウトドアで使ってる人だと、AC出力300W(サージ600W)だと足りないという方もいるかもしれませんが、アウトドアでキャンプもしないので、僕にはこれぐらいで十分すぎるスペックでした。
2020年10月から使い始め→約3年経過した2023年7月も普通に使えてます。
コンセントがある大容量のモバイルバッテリーとしてとても有効に使えてます。特に、コンセント型のLED照明を動画撮影の時に使うんですが、それ用のバッテリーとして重宝しまくりです。
故障やトラブルも3年で一度も発生してません。AUKEYさんだけあって、しっかり長く使えます。