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なんと30,000mAhもの大容量を誇るモバイルバッテリー『iMuto X6 Pro 30000mAh モバイルバッテリー(Quick Charge 3.0 & USB-C)』を入手したので、実測値も含めてのレビューです。
大容量のモバイルバッテリーは他社製の26800mAhのものも持ってますが、僕専用で使ってます。一方、妻や子供が使うスマホやタブレットはコンセントで毎回充電してるので、妻と子供専用のモバイルバッテリーとしてもう1台、大容量で同時充電できるものが欲しかったんですよね。
iMutoというメーカーは初めて聞きましたが、Amazonでのレビューは星4.3とかなりの高評価。レビュー数も130件オーバーと試してみるには申し分ないモバイルバッテリーです。
iMuto X6 Pro 30000mAh モバイルバッテリー
パッケージはこちら。英語がベースですね。30,000mAhだけあって、持つとずっしりとした重みがあります。
パッケージに書かれているスペックです。
容量:30000mAh/111Wh
入力:Micro USB(5V/2A,9V/2A,12V/1.5A),Type-C 5V/3A
出力:USB1(5-6V/3A,6-9V/2A,9-12V/1.5A),USB2 5V/2.4A,Type-C 5V/3A
サイズ:170×30×87mm
重量:680g±10g
出力のType-Cを見てもらえばわかりますが15W出力なので、USB PDには未対応です。
表のパッケージを取るとシンプルでかわいいロゴのパッケージが出てきました。
本体と厚手のビニール素材のケース、USB-microUSBケーブル、説明書です。説明書は日本語を含む8ヶ国語のものが用意されてました。アメリカを初め、ヨーロッパなど世界中で販売されてるiMutoならではの説明書です。
ケースは本体よりも大きめに設計されてます。
完全にすっぽりと収納できました。余裕があるのでケーブルも一緒に同梱できます。
iMutoのロゴが入ってる本体。上部にはバッテリー残量を示すディスプレイがあります。
裏面。
側面にはぐるっとゴールドの装飾が施されてます。右側面の上部には電源ボタンがあります。
左側面には、充電用のマイクロUSB端子があります。急速充電以外の場合はここで充電します。
上部にUSBの差込口があります。左からQC3.0に対応したUSB端子、真ん中がUSB-Type C、右が通常のUSB端子。USB-Type CからはMacBookやNintendo Switchに充電が可能です。
iPhone Xを7回充電!使い切るまで9日も!
実際に100%に満充電してからiPhone Xを何回充電できるのか試してみました。ディスプレイがあるので、残量が数値ですぐ分かるのは意外と便利でした。
iPhone XをUSB電流電圧テスターを挿してみると、電圧が約5V、電流が1〜1.3Aあたりで充電ができてました。平均して6〜7Wぐらいの出力です。
以下が充電テストの結果です。ちなみに、iPhone Xのバッテリー容量は「2716mAh」です。
- 1回目 1月13日11時41分 iPhone X 18%から充電開始→13時57分に100% バッテリー残86%
- 2回目 14日8時5分19%から開始 残86%→10時5分に99% 残73%
- 3回目 16日8時28分13%から開始 残73%→10時51分に100% 残58%
- 4回目 18日8時27分11%から開始 残58%→10時26分に96% 残44%
- 5回目 19日19時50分19%から開始 残44%→22時7分に100% 残31%
- 6回目 21日9時32分21%から開始 残31%→11時49分に100% 残17%
- 7回目 22日20時57分20%から開始 残17%→23時7分に100% 残5%
いつも20%前後から100%まで充電させることが多いので、今回も普段使いと同じタイミングでテストしてみました。結果としては、iPhone 8 Plusよりもバッテリー容量が多いiPhone Xを7回充電できて、まだ5%残ってました。使い切るまで9日もかかりました。
残り5%になると、充電時同様、ディスプレイの数字が点滅し始めます。今回は残り5%を切ってたので充電テストは7回で終了しましたが、ほんのちょっとなら8回目もできたかも。
QC3.0のおかげで充電速度も速いです。20%から100%までなら約2時間20分ほどで充電できました。
実測値は約24,000mAh相当か
最後に実測値について。5%を切った時点から100%まで充電しました。その結果がこちら。
COOWOOのUSB電流電圧テスターには、累計充電時間と累積充電容量を計測する機能もあります。これによると、5%→100%にかかった時間と容量は…
充電時間:16時間49分
累計充電容量:23140mAh
という結果になりました。5%から充電開始したことを考えると、約24,000mAh相当の実測値と考えるのが近いかなと思います。公称容量が30000mAhなので、約23%のロス率ということになります。ロス率が低いモバイルバッテリーでも20%程度のロス率なので、これは結構優秀な結果になりました。
容量が大きいので、通常の充電だと結構な時間がかかります。急速充電器を使えばもうちょと速くなりますが、1晩で充電完了させなきゃいけないことはまずないので、何回かに分けて充電するようにしてます。
モバイルバッテリーのいいところは、コンセントを気にすることなく好きな場所でスマホやタブレットを使いまくれること。結果が良かったので、このバッテリーもうちのモバイルバッテリーのラインナップに加えることにしました。外出時はもちろん、室内でも大活躍してくれそうです。
今回の検証で使ったCOOWOOのUSB電流電圧テスター。おもちゃ感覚で期待せずに買ってみましたが、かなり役立ってくれました。モバイルバッテリーなどのUSB機器がちゃんと通電してるのか簡単に調べられるので、ひとつ持っておくと便利ですよ。