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iPhone Xを使い始めて2ヶ月半が経過しました。
購入当初は「うぉ〜、顔認証のFaceIDすげー!」「ホームボタンなくても操作スムーズ!」「有機ELで画面キレイ!」「フルスクリーンいい!」「画面上のノッチもなんかカワイイ」という感想も、時間が経つとともに変化が出てきました。
FaceIDに関しては、「認証できないことが多いのでパスコード入力する機会が増えた」。有機ELについては、「ぶっちゃけ、ぱっと見iPhone 8との明らかな違いが分からない」などなど、わざわざ14万円も出して購入することなかったなと、ちょっとだけ後悔してます。
というわけで、これからiPhone Xを買おうと思ってる方へ、Appleの公式サイトに掲載されてるiPhone Xの特徴を、順を追って率直な感想と一緒にまとめてみました。iPhone Xを愛してやまない方が読むと、「何言ってんだお前」ということになりかねませんので、iPhone Xが好きすぎてたまらないって方はスルーでお願いします。
Apple公式サイトのiPhone Xページに掲載されてる内容を、上から順に書いてます。
iPhone X概要
まずは最初に記載されてる、以下のiPhone X概要から。
私たちはずっと変わらないビジョンを持ち続けてきました。
すべてがスクリーンのiPhoneを作ること。デバイスそのものが体験の中に消えてしまうほど夢中になれるiPhoneを作ること。あなたの指や声、さらには視線にも反応できるインテリジェントなiPhoneを作ることです。iPhone Xが、そのビジョンをすべて現実のものにします。iPhone Xへようこそ。ここから未来が始まります。
すべてがスクリーンとは言え、ノッチがあるのでその部分は見えなくなります。真正面からの視線には反応してくれますが、机の上に置いてちょっと横から見ても相手にしてくれません。あまり未来を感じることもない。
デザインとディスプレイ
Super Retinaディスプレイ
iPhone Xでは、デバイスそのものがディスプレイです。まったく新しい5.8インチのSuper Retinaのスクリーンがあなたの手の中に広がり、あなたの目を魅了します。
Super Retinaのスクリーン。正直言って、僕にはiPhone 8との明らかな違いが分かりませんでした。
革新的なテクノロジー
優雅に丸みを帯びたコーナーに至るまで、デザインの様々なカーブに精緻にフィットさせるため、ディスプレイには新しい手法やテクノロジーを採用しました。
見た目は確かに美しいです。
iPhone Xのために設計されたOLED
正確で目を奪う色彩。真の黒。高い輝度。1,000,000:1のコントラスト比。iPhoneにふさわしい基準に初めて到達したOLEDスクリーンです。
確かに黒いけど、それだけ。家電量販店で4Kのテレビを見た時ほどの驚きはなかった。
TrueDepthカメラ
Face IDを機能させるカメラやセンサーなど。Appleが開発した中で最も高度なテクノロジーのいくつかを、極めて小さなスペースに詰め込みました。
小さいけど、このノッチ部分が目立ちすぎる。
まったく新しいデザイン
前面と背面は、これまでスマートフォンに採用されたものの中で最も耐久性のあるガラスで作りました。フレームは、医療に使われているものと同じグレードのステンレススチール製です。ワイヤレス充電機能を搭載し、耐水性能と防塵性能も持たせました。
耐久性があろうとも、ガラスはガラス。落としたら割れます。僕のiPhone Xの前面ガラスは落としたら簡単に割れました。
直感的なジェスチャー
慣れ親しんだジェスチャーで自然に直感的に操れます。ボタンを押す代わりに、スワイプ一回でどの画面からでもホームに戻れます。
これは使いやすい。よく考えられたジェスチャーだと思います。
Face ID
セキュア認証
これからは、あなたの顔がパスワードになります。Face IDは、ロック解除、認証、支払いをプライバシーを守りながら安全にできるようにする新しい方法です。
別に顔じゃなくて指でもよかった。顔にしたメリットを感じられない。
顔のマッピング
Face IDは、TrueDepthカメラによって機能します。設定方法は簡単です。30,000以上の目に見えないドットを投射して解析することで、あなたの顔の精緻な深度マップを作ります。
設定は簡単でした。
Apple Pay
Face IDは、Apple Payでも利用できるほど高い安全性を持っています。しかも、一目見るだけで支払いを済ませることができます。
指紋だと汗かいて認証できないこともあったので、これは顔でよかった。
TrueDepthカメラ
ポートレートモードのセルフィー
前景をシャープにとらえたまま、背景を巧みにぼかした美しいセルフィーを撮影できます。
そんなにセルフィーを撮影しない。背景をそんなにぼかす必要性も感じない。
ポートレートライティング ベータ版
ポートレートモードの新機能であるポートレートライティングが、目を奪うようなスタジオ品質の照明エフェクトを生み出します。
そんなにセルフィー撮影しない。
アニ文字
TrueDepthカメラは50以上の異なる筋肉の動きを解析し、あなたの表情を12種類あるアニ文字のいずれかに反映させます。あなたの中にいるパンダ、ブタ、ロボットなどを呼び覚ましましょう。
最初だけ。メッセージのやり取りはほぼLINEなので使う機会がない。LINEなどの他のアプリでも使えるなら積極的に使いそう。
デュアル12MPカメラ
進化したカメラ
より大きく、より速くなった12MPのセンサー。新しいカラーフィルタ。より深いピクセル。OISを備えた新しい望遠カメラも搭載しました。
暗いところだとノイズが気になる。青空の下など十分な光があるところだとキレイに撮れる。
ポートレートライティング
深度を感知するカメラと顔の精緻なマッピングが、驚くほど美しいスタジオ品質の照明エフェクトを生み出します。
明るくないとノイズが気になる。
デュアルOIS
2つのバックカメラは、両方とも光学式手ぶれ補正と高速なレンズを搭載しています。だから、十分な明るさがない場所でも目を見張るような写真とビデオを撮影できます。
なんども書きますが、明るいなら申し分なし。十分な光がないとノイズが気になる。僕のiPhone Xだけ?
光学ズーム
iPhone Xの広角カメラと望遠カメラは光学ズームに対応。写真なら最大10倍、ビデオなら最大6倍のデジタルズームも使えます。
光学ズームでこの倍率だったら最高だった。デジタルズームは荒くて使えません。光学ズームも「2x」をタップした時に、場合によってはデジタルズームになってることがある。「デジタルズームを使用しない」の機能追加希望。
A11 Bionic
ニューラルエンジン
A11 Bionic、登場。 これまでのスマートフォンの中で最もパワフルで、最も賢いチップです。毎秒最大6,000億の演算処理ができるニューラルエンジンを搭載しています。
ノートパソコンにも採用されてるCore i5よりも早い処理速度。ただ、そんなに重い作業をしないので体感できず。
より高速なCPU
まったく新しいCPUの中にある4つの効率コアは、A10 Fusionより最大70パーセント高速。2つの性能コアは最大25パーセント速くなりました。
iPhone 7 Plusからの買い替えですが、速さを体感できず。ただとても快適に使えてます。動作がもっさりすることはほとんどありません。
適応認識
機械学習により、Face IDは時間とともにあなたの外見の身体的変化に適応していきます。
ネックウォーマーを口までかぶってても認証できたのはこのおかげか。
電力効率
第2世代のパフォーマンスコントローラと専用のバッテリー設計により、1回の充電によるバッテリー駆動時間がiPhone 7より最大2時間長くなりました。
使用頻度が低いときは、2日に一度の充電で持つようになりました。これはいいですね。
Appleが設計したGPU
Appleが設計した新しい3コアのGPUは、A10 Fusionよりも最大30パーセント高速です。
GPUをフルに使うゲームなどはやってないので体感できず。
拡張現実
A11 Bionicが、ゲームやアプリケーションに驚異的な拡張現実の体験を連れてきます。
使ってません…。ゲームをほとんどしない人にはここら辺はほとんど意味がないな。
ワイヤレス充電
ワイヤレス充電
iPhone Xは充電ケーブルがいりません。ワイヤレスの未来を見つめて設計されました。
ケーブルレスはいい。でもアップル公式の無線充電器、AirPowerマットはまだ未発売です。
ワイヤレスな世界へ
世界中のホテル、カフェ、空港などにあるワイヤレス充電ステーションやマットで充電できます。
Lightningケーブルを持ち歩かなくもいいのはいいですね。
AirPower2018年に登場
AirPowerマットがデビューします。iPhone、Apple Watch、AirPodsをマット上の好きな場所に置いてください。それだけで充電できます。
早く発売して。でも高いんでしょうね。1万円超える?
iOS 11
iPhone Xのための設計
すべてがスクリーンのiPhoneを作るためには、OSのすべてを一から見直す必要がありました。iOS 11には、新しい能力やジェスチャーの数々が加えられています。
ホームボタンがなくなりましたが、新ジェスチャのおかげで快適に使えてます。ホームボタンはいらなくてもいいかも。でも、あってもいい。
iOS 11の新機能
メッセージアプリケーション上では一段と少ないタップで写真やお気に入りのステッカーにアクセスできます。Siriをあなた専用のDJにすることもできます。Apple Musicでは友だちを通じて新しい音楽を発見することができます。
使いこなせてない。特にSiri。でも、正直そんなに使う機会がない。
拡張現実
iOSは、世界最大の拡張現実のプラットフォームです。息をのむようなARのゲームとアプリケーションを体験できます。
拡張現実のアプリを使ったことがない。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Apple公式サイトに沿って、率直な感想を書いてみました。まとめると…
- ディスプレイは目をみはるほどの驚きはない
- ノッチはフルスクリーンで映像を見る時に邪魔
- Face IDは認証できないことが約3割ほど発生する。まだまだ完全じゃない。
- カメラは暗いところに弱い
- CPUは快適に使えてるので速くなったと思います。
- ゲームしないからGPUや拡張現実の恩恵は受けず
- ワイヤレス充電は便利(iPhone 8にも採用されてる…)
- ジェスチャは使いやすい
CPUやGPUがアップしてるので拡張現実のゲームをバリバリやりたいならiPhone Xや8はおすすめ。2世代前ぐらいから買い換えると、CPU・GPUの速さに驚くかも。
ただ、X特有のFace IDやホームボタンがなくなってフルスクリーンになったことと、有機ELに関しては正直微妙。
ワイヤレス充電はiPhone 8にも採用されてるので、Xである必要なし。
iPhone X の256GBの価格は、140,184円(税込)。
iPhone 8 の256GBの価格は、103,464円(税込)。
iPhone 8 Plusの256GBの価格は、115,344円(税込)。
iPhone Xとの差額は、36,720円と24,840円です。
これをどう捉えるかはあなた次第ですが、積極的にXに買い替えるのはおすすめしません。
ここ最近、生活が変わるようなiPhoneの進化ってまずないので、2世代おきで買い換えるぐらいがちょうどいいのかなと思ってます。あと、次期iPhone Xの噂も出てきてるので、それを待ってからの方がいいかも。
これからiPhone Xを購入しようと思ってる方の参考になれば幸いです。