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はじめて33mm径の三脚を買ってみたけど、こりゃ良いわ
まずは、下の画像をご覧ください。
今回、はじめて最大パイプ系33mmの大型三脚を買うことに決めた理由がここにあります。
SIRUIの三脚が無性に欲しくなった動画
大人の男性がぶら下ってるこちらの三脚。
SIRUIの大型三脚『SIRUI 大型カーボン三脚 3段 R-4213X』のレビュー動画です。最大パイプ径は36mm。
詳しく知りたい方はこちらの映像をどうぞ。
小さいものから大きなものまで、SIRUIの高品質な三脚のラインナップが分かるナイスな動画です。
▼ Best Tripod Recommendations #1
SIRUIについては、テーブルトップ三脚の3T-35K、自由雲台のG-10Xを普段から使ってます。
ともにクオリティが高くて使い勝手が良くいので、すごく気に入ってます。なので、SIRUIの名前に関しては特に不信感もなく「SIRUIの製品ならクオリティは問題ないでしょ」という状態になってます。
というわけで、信頼してるメーカーで、大人がぶら下がってる映像を見て、無性にゴツイ三脚が欲しくなったというわけです。
ちょうど、BMPCC4Kを購入して、マニュアルフォーカスでしっかりと安定した映像を撮影するために、ちゃんとした三脚が欲しいなーと思ってたので、一目で欲しくなりました。
欲しい三脚のスペック
使用目的は主に動画の撮影。
外に持ち出して撮影することも想定して安定感があるものが欲しい。
あと、上下の高さを細かく調整したいので、センターポールがあって可動域も広めが良い。
動画用のビデオ雲台はManfrottoのMVH502AHを持ってるので、今回は脚のみ。
求めるスペックをまとめると…
- 安定感が欲しいのでパイプ径32/33mmの大型三脚
- センターポール付属で上下の高さを簡単に調整できるもの
- 主に屋内で使うので小さく折り畳む必要もないので、より安定感のある3段
この条件でSIRUIの三脚を調べた結果、パイプ径36mmはちょっと大きすぎて価格も高いので、32mmか33mmあたりでいいのがないかなと思って見つけたのが『SIRUI 三脚 3段 大型 脚のみ カーボン R-3213X』です。
SIRUI大型三脚 R-3213X レビュー
R-3213Xのパッケージ。
カメラの機材っていつもワクワクするんですが、その中でも三脚はなぜか一番ワクワクしてしまうのは僕だけでしょうか?
三脚ケースも付属します。この三脚に使われてるファスナーがすごく滑らかで驚きました。
今まで使ったファスナーの中で一番軽くて滑らかかも。開閉がラクなので、使い心地がかなり良いです。
深さはありませんがサイドポケットもあります。
三脚ケースの中身。各パーツがSIRUIロゴ入りの厚いビニールに入ってました。
パッケージ一覧。
三脚本体、センターポール、75mmボールアダプター(R2X-75A)、石突、保証書・説明書、六角レンチ3本。
SIRUIの三脚は通常使用で故障が発生した場合、6年間も保証してくれます。
三脚は長い間使うので、この保証期間はありがたいですね。
主な特徴はこちら。
- 安定性と振動低減を実現する10層のカーボン素材を使用
- 最大/最小パイプ径:33/25.8mm
- 最低高:115mm
- 全高/最全高:1400/1780mm
- 縮長:610mm
- 重量:1.8kg
- 最大搭載荷重:22kg
センターポールとボールアダプターが付属してるので、
- センターポールありで高さを微調整できる
- センターポールなしでよりブレをより少なくして安定感向上
- 75mmボールレベラー雲台でビデオ撮影の水平取りも簡単
という3つの使い方ができるのもナイスなポイントです。
付属の石突。脚先のゴムをくるくる回して交換します。
センターポールをつけない状態がこちら。よりブレの少ない状態で撮影できます。
水準器と3段階の角度調整機能。
角度を調整する際は青いSIRUIのロゴが入ってるストッパー部分を引っ張って、角度を調整できます。
ウレタンは2本付属してます。
プレートは六角レンチでロック・アンロックします。
六角レンチで3箇所のロック・アンロックして取り付け・取り外しを行います。
頻繁にプレートを交換する方の場合は、六角レンチが必要なのでちょっと面倒かも。
僕の場合はほとんどセンターポールをつけた状態で使ってるので、特に不便ではありません。
三脚プレートの底にはおもりなどを引っ掛けるフックも付属してます。
75mmボールアダプター(R2X-75A)。75mmのハーフボールを使うこともできます。
センターポールをつけた状態。
センターポールは下まで下がるので、通常のエレベーターとしても使えます。可動域は30cmあるので十分です。
センターポールに付属の雲台取り付けネジは、両端が1/4と3/8になってます。別のネジを用意することなく、使う雲台によって使い分けできます。
あと、一番下の段にメモリが付いてます。
高さを細かく調節したい場合に使えます。
脚を全部出した状態の全高(赤矢印の高さ)は、R-3213X(左)で1,400mm。
右はコスパが高くて評判の『LEOFOTO LSレンジャーシリーズ三脚 LS-323C』で、こちらの全高は1,520mm。
LS-323Cについては、後日レビューする予定ですが、質感と剛性はSIRUIの方が優れてますね。
ただ、LS-323Cはセンターポールを除いたデザインなので(上に取り付けるセンターポールは付属)、折り畳んだ時にすごくコンパクトになります。持ち運ぶ時にはLS-323Cの方が良いかも。
R-3213X 実際に使って良かったこと
自分が使いたい三脚のポイントを全て網羅してるのを知った上で購入したので、R-3213Xは大満足の大型三脚です。
購入前に、この動画も何度も見たんですが…
▼ SIRUI R-3213X Carbon-Dreibeinstativ mit drei Funktionen für Foto und Video
2つのナットロックを緩めるとストンと脚が最後まで伸びるところとか、センターポールのフックを外すと先端が六角レンチになってるとか、こういう細かいところが実際に使ってみるとすごく便利だと感じました。
特に、2つのナットロックを緩めると上下にスルスル動くので、上のナットロックを緩めて高さ調整してみたらすごく簡単でした。
これならセンターポールを使わなくても高さの調整が比較的簡単にできるなと。
そうなると、75mmのハーフボールを追加で買えば、水平出しももっとラクになるかなと。
いや〜、テーブルトップ三脚や自由雲台も申し分ない使い勝手でしたが、大型三脚もかなり満足度が高かったので、ますますSIRUIが好きになってしまいました。
LEOFOTOと比べると価格はちょっと高いですが、その分、機能も多いし使い勝手も良いので、大型三脚をお探しの方には超おすすめです。