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F16まで絞って撮影してみたらD7000のイメージセンサーがゴミだらけ…
4月上旬に撮影した一心行の大桜のこの写真。家に帰ってきてMacで見てみたらすごいことになってました…。
赤い丸のところ、これ全部イメージセンサー(ローパスフィルター)についてるゴミです。
これまでF5〜8で撮影することが多かったので気がつきませんでしたが、明るさを絞って撮影したら見事にゴミが写り込みました。この記事では、Nikonの「クリーニングキットプロ2」を使用した清掃方法をレビューし、初心者から中級者向けにわかりやすく解説します。さらに、販売終了となった同キットの代替品や最新情報を紹介します。
イメージセンサーのゴミ問題とは?
イメージセンサー(ローパスフィルター)に付着したゴミは、写真に黒い点や影として映り込みます。特に、絞りを大きく設定(F16以上)するとゴミが顕著に現れます。たとえば、風景写真を撮影した際に、空や明るい背景に黒い点が散見される場合、それはセンサーの汚れが原因かもしれません。
以下の写真は、Nikon D7000で撮影したもので、センサーのゴミが確認できます。
- 状況:絞りF16で撮影した風景写真
- 問題:複数の黒い点が画像に映り込む
- 原因:D7000を購入して6年間メンテナンスを怠った結果、センサーにゴミが蓄積
確認方法:F16以上の絞りで白い壁や空を撮影し、画像を拡大して確認。黒い点が映っていれば、センサーの清掃が必要です。
ゴミの主な原因は、レンズ交換時のホコリや空気中の微粒子です。以下の予防策を講じることで、ゴミの付着を最小限に抑えられます。
- レンズ交換は風のない場所やクリーンブースで行う
- カメラを下に向けてレンズを交換する
- 定期的にセンサーの状態を確認する
Nikonのサービスセンターでの清掃費用
Nikonのサービスセンターでは、イメージセンサーの清掃サービスを提供しています。2025年7月時点の最新情報によると、以下の料金で清掃が可能です。
- サービス内容:点検+センサー清掃+外観清掃
- 料金:税込3,300円(保証期間外)
- 特典:ニコンのプレミアム会員は10%割引(2,970円)
- 利用方法:インターネットで申し込むと、ニコンピックアップサービスを無料で利用可能
ただし、サービスセンターは東京と大阪に限定されています。地方在住の方は、カメラのキタムラや他のカメラ専門店で同等のサービス(料金:約3,300円)を利用するのがおすすめです。
メリット:
- プロによる安全な清掃
- カメラの他の部分も点検してもらえる
デメリット:
- 地方在住者はアクセスが難しい
- 繰り返し利用するとコストがかさむ
Nikon クリーニングキットプロ2のレビュー
「Nikon クリーニングキットプロ2(CKP2)」は、プロのメンテナンス技術を自宅で再現できるキットとして人気でした。以下に、キットの内容と使用感を詳しくレビューします。
以下のアイテムが含まれ、初心者でも扱いやすい設計です。
- ケース:日本製の高品質なプラスチックケース(MEIHOブランド)
- ハンドラップ:無水エタノールを染み込ませるためのツール
- シルボン紙:レンズやセンサー清掃用の柔らかいレーヨンシート
- クリーニングスティック(2本):平らな先端でシルボン紙を固定
- ブロアー:Nikonロゴ入りのゴム製ブロアー
- ブラシ:ホコリ除去用の強めの毛を採用
- クリーニングクロス:洗って繰り返し使える黄金色のクロス
- 説明DVD:清掃手順を詳しく解説(現在はYouTubeで同内容を視聴可能)
注意:無水エタノールは別売りです。Nikon指定の「無水エタノールP(外皮殺菌消毒用)」を用意してください。
以下、DVDを含めたニコンのプロたちも使っている、クリーニングキットの中身すべてをご覧ください。
Nikon クリーニングキット プロ2の箱と無水エタノールP 500ml。キットの中にはアルコールは同梱されていないので、Nikon指定の「無水エタノールP(外皮殺菌消毒用)」を購入しました。
Nikonクリーニングキットプロ2のケース。Nikonのロゴが入った前面。
こちらが背面。「MEIHO」「MADE IN JAPAN」の文字が底面にありました。かなりしっかりしたケースです。ガタツキなど一切なし。さすが日本製ですね。
ふたを開けると一番上に「はじめにお読みください」のA4サイズの紙が入ってました。
小物を入れる2段になったのケースがあります。
小物を入れるケースは上の段が取り外しできるようになってます。
一つ一つの製品がきれいに梱包されてます。
内包物一覧。ケース、ハンドラップ、シルボン紙、クリーニングスティック(2本)、ブラシ、ブロアー、説明DVD、クリーニングクロスが入ってます。
ハンドラップの入った箱。
ハンドラップです。この中にアルコールを入れて使います。
蓋をあけるとこんな感じ。クリーニングスティックにシルボン紙を巻き付け、このハンドラップの先端に押し当ててアルコールを適量取り出すことができます。
レンズやイメージセンサーを清掃するときに使うシルボン紙。1枚約1円のレーヨン単糸をシート状にしたもの。キムワイプよりも柔らかいので、センサーを掃除する時にはシルボン紙は必須です。
うすーいシルボン紙。ティッシュペーパーよりはやや固め。破れにくくゴミも出にくい。それでいて適度な柔らかさがあり拭き取るのに最適な紙です。
正月によく見かける「柳箸」のようなクリーニングスティックが2本付属。割り箸や竹串などでも代用できます。
クリーニングスティックの先端は、マイナスドライバーのように平べったくなっている。この広い面と細い面を丈夫に使ってクリーニングを行います。
使用説明DVD。これが欲しかった!(追記:YouTubeにクリーニング方法が公開されてます。やってることはほとんどDVDと同じ内容です。)
YouTubeで似たような動画を見ましたが、このDVDの方がより詳しく説明されてる印象です。
ブロワーとブラシ。
ブロワーにはNikonのロゴが入ってます。ゴムの匂いがしますが、プシュプシュする感触がいいです。
毛がたっぷりのブラシ。ボディに付着したゴミやホコリをしっかりと払い落とせるように腰の強い毛が使われていますD7000についたホコリがきれいに取れました。
黄金のクリーニングクロス。汚れたら洗って何度も使えます。
自分でやったクリーニング結果とまとめ
肝心のイメージセンサーのクリーニング。何度もシルボン紙の巻き方やレンズフィルターでの練習を繰り返して、イメージセンサーのクリーニングをした結果がこちら。計5枚のアニメGIFです。5秒ごとに切り替わります。
1回目:ずいぶん汚れは落ちましたが、まだ3点ほどちょっと大きなゴミが…
2回目:新しい大きなゴミが2つ。清掃後、ブロワーでシュポシュポしたのが原因か?
3回目:大きなゴミが残り一つ!
4回目:シルボン紙に染み込ませる分量が分かってきた。目立ったゴミなし!
クリーングしては撮影してゴミ確認、これを4回繰り返しました。これだけやると、1回目の緊張感がずいぶんと無くなって、余計な力が抜けてスムーズにクリーニングができるようになりました。
コツは、事前に何回もフィルターで練習して、シルボン紙に染み込ませる無水エタノールの量をコントロールすることです。練習してる時には、ハンドラップを1回押して出る無水エタノールの量が多すぎるので、拭き残しがどうしてもできてました。もし出すぎた場合は、余ったエタノールを別のシルボン紙に染み込ませて調節してください。あとは丁寧にゆっくりと拭くことを心がけるように。焦りは禁物です。
ゴミがきれいに取れたのでずいぶんスッキリしました。これで、いつでも安心して愛用のカメラやレンズの清掃ができます。また汚れても安心。心強い味方ができたような感覚です。カメラライフをさらに楽しんでいきますよ〜♪
販売終了後の代替品:おすすめクリーニングキット
「Nikon クリーニングキットプロ2」は2021年5月に販売終了しましたが、類似の製品や個別のツールで代用可能です。以下に、2025年7月時点で購入可能な代替品を紹介します。
- 価格:約3,000円(→ Amazonで最新の価格をチェック)
- 内容:センサースワブ(12本)、クリーニング液
- 特徴:Nikonを含む全メーカーのフルフレームセンサーに対応。使い捨てスワブで衛生的。
- おすすめポイント:初心者向けに設計されており、簡単かつ安全に清掃可能。
- 価格:約6,000円~8,000円(→ Amazonで最新の価格をチェック)
- 内容:センサースワブ(12本)、Eclipseクリーニング液、収納ポーチ
- 特徴:
- フルフレームおよびAPS-Cセンサーに対応(サイズ選択が必要)。
- Eclipseクリーニング液はセンサーに安全で、残留物を残さない。
- 使い捨てスワブで衛生的、初心者でも扱いやすい。
- おすすめポイント:プロのフォトグラファーにも信頼されており、YouTubeで使用方法の解説動画が豊富。詳しくはPhotographic Solutions公式またはAmazon販売ページで確認を。
- 購入時の注意:センサーサイズ(フルフレーム、APS-Cなど)に合ったスワブを選ぶ。
以下のアイテムを揃えることで、Nikonキットと同等の清掃環境を構築できます。
購入先:Amazonやヨドバシカメラで入手可能。ニコン公式YouTubeの清掃動画を参考にすれば、初心者でも安心です。
自分で清掃する?プロに依頼する?
自分で清掃するか、プロに依頼するかは、予算やスキルに応じて選びましょう。以下に比較表をまとめました。
項目 | 自分で清掃(キット使用) | プロに依頼 |
---|---|---|
コスト | 初期投資:約5,000~8,000円 | 1回3,300円 |
手間 | 練習と時間が必要 | 申し込みと送付の手間 |
リスク | センサー傷つけの可能性 | ほぼリスクなし |
利便性 | いつでも自宅で可能 | 地方ではアクセスが困難 |
学習効果 | カメラ知識が向上 | 特に学習効果なし |
おすすめ:
- 頻繁に清掃が必要な方:クリーニングキットの購入が経済的。
- 初心者や慎重派:プロのサービスを利用し、安全性を優先。
FAQ:よくある質問
Q1:イメージセンサーのゴミはどのくらいの頻度で確認すべき?
A:レンズ交換を頻繁に行う場合、1~2か月に1回はF16でテスト撮影して確認することをおすすめします。
Q2:他のメーカーのカメラでもNikonのキットは使える?
A:はい、Nikonクリーニングキットプロ2や代替品は、Canon、Sonyなどのセンサーにも使用可能です。ただし、センサーサイズに合ったスワブを選んでください。
Q3:清掃中にセンサーを傷つけた場合、どうなる?
A:軽微な傷は画質に影響しない場合もありますが、深い傷は修理が必要です。慎重に作業し、プロに依頼するのも一つの選択肢です。
Q4:無水エタノール以外で代用できる液体は?
A:メーカーは無水エタノールPを推奨しています。代用品(例:イソプロピルアルコール)はセンサーを傷つけるリスクがあるため避けてください。
まとめ:清潔なセンサーで快適なカメラライフを
Nikonクリーニングキットプロ2は、初心者でもプロ並みの清掃を実現できる優れた製品です。販売終了後も、VSGOなどの代替品で同様のメンテナンスが可能です。自分で清掃することで、コストを抑えつつカメラの知識も深まります。一方で、リスクを避けたい場合は、ニコンのサービスセンターやカメラ専門店の利用もおすすめです。
定期的なセンサー清掃で、クリアな写真を楽しみましょう!最新のクリーニングキットはAmazonやヨドバシカメラで購入可能です。