HIFIMAN HE-4XXは皮脂が目立たず蒸れも少ない夏でも快適なヘッドホン!(クーラーは必須)

当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。

皮脂が目立たず蒸れも少ない夏でも快適なヘッドホン見つけた!(クーラーは必須)
HIFIMAN HE-4XXはパンケーキみたいなイヤーパッドでフッカフカ!
今年の4〜6月に集中してポチりまくったヘッドホンが全部で7台。
1万円台から8万円台のものまでいろんな価格帯のものを買ってみましたが、一概に「高いから音が良い、安いから音が悪い」ということもなく、それぞれ特徴があって(合うジャンルがバラバラ)全部気に入ってます。
7台使ってみて分かったのは、値段が高いからって自分の耳に最適なヘッドホンだとは限らない、ということ。価格が高くても自分の頭や耳に合ってなければ、音は良くても使う機会が減るのは必至です。
特に装着感はとても重要

  1. ヘッドバンドの素材と頭頂部への当たり方
  2. イヤーパッドの素材と蒸れ感
  3. 側圧

この3点が自分にぴったり合ってるものがベストなのはもちろん、さらには「季節による気温の変化」も忘れてはなりません。

夏のヘッドホンには皮脂と蒸れが大敵

8月が終わろうとしてますが、まだまだ35℃を超える猛暑が続いてます。
仕事部屋にはクーラーをつけているとはいえ、こんなに外が暑いと体の芯まで涼しくなることはないので、熱が逃げずにイヤーパッドの中が蒸れてしまいます
あと、暑いから皮脂の分泌も盛んになっちゃって、人工皮革(合皮)のツルツルタイプのイヤーパッドだとすぐに皮脂でベタベタになっちゃうんですよね。
なので、自然とベロアタイプやスポンジのイヤーパッドが使われてるヘッドホン(HD650SR325e)に手が伸びるようになりした。

HIFIMAN HE-4XXをDROPで購入

そこで、ベロア調のイヤーパッドが使われてて、今までずーっと気になってたメーカー「HIFIMAN」のDROP(旧:Massdrop)限定モデル『HE-4XX』を買ってみました。
HE-4XXは2012年に発売された約5万円のHE-400をベースにしたモデルで、これがDROPだと海外からの送料込みで170ドルで購入できます。日本円で約18,000円です。そりゃ買うでしょ。
アメリカから届いたHIFIMAN HE-4XX
発送から到着まで約2週間ほどでアメリカから届きました。
HE-4XX ダンボールの中身
ダンボールの中身。ちょっと緩衝材が少なくてスカスカでした。運搬時の衝撃吸収されてない…。
HIFIMAN HE-4XX パッケージ
DROP + HIFIMAN コラボの「HE-4XX」です。
HIFIMAN HE-4XX パッケージ 意外としっかりしてました
パッケージは値段の割に意外としっかりしてました。
HIFIMAN HE-4XX パッケージの中身
パッケージの中身。
HIFIMAN HE-4XX パッケージ一覧
ヘッドホン本体とケーブルが付属してます。
イヤーパッドがフッカフカ
イヤーパッドがすごく分厚い!
HE-4XXのイヤーパッド 側面は合皮で耳にあたる部分がベロアになってます
HE-4XXのイヤーパッド。側面は合皮で耳にあたる部分がベロア素材になってます。
触ってみたらすごくフッカフカでした。まるでパンケーキのような感触!こんな柔らかいイヤーパッドは初めてです。
ベロア調なので皮脂は全く目立たないし、通気性もあるので蒸れも少ない方です。
ヘッドバンドはシボ加工の合皮
ヘッドバンドはシボ加工の合皮。こちらも皮脂がほとんど目立ちません
付属のケーブル 1.5m
付属のケーブルは1.5m。L字タイプです。
本体の端子はLRの2箇所
LRそれぞれにケーブルを繋げて使います。ちょっと汚れてました…。

HE-4XX 実際に使ってみた感想

手に取った時に感じたのが、イヤーパッドが今まで使った中で一番柔らかいということ。
HE-4XXのイヤーパッド 側面は合皮で耳にあたる部分がベロアになってます
手で押すとかなりふわふわな感触です。
こりゃちょっと柔らかすぎかなと思ったんですが、いざ頭に装着してみるとこれがちょうど良い硬さ。メガネをつけてても痛くなることもなく、側圧も僕にはちょうど良い感じで、長時間装着してても快適です。
ヘッドバンドも下を向いても全くズレることがないので、デスクワークで手帳やノートに書き込む時も違和感なく使えてます。
肝心な皮脂のベタつきと蒸れについては、どちらも良好。
ベロア調なので皮脂はつかないし、ヘッドバンドは合皮のシボ加工なのでこちらも目立ちません。
イヤーパッドの蒸れは、ゼンハイザーのHD650と同じぐらいの感じですかね。全く蒸れないということはないですが、通気性は良い方なので蒸れ感は少ないです。
肝心の音質については、平面駆動ドライバーですがインピーダンスは35オームなので音量がとりにくい・鳴らしにくいということはありません。どのアンプを使っても平面駆動なので同じようなサウンドが得られます。
全体的にアタック感が丸く、硬い感じが少ないので気楽に長く使えます。ドンシャリ傾向でもなく、適度な厚みも感じるので、いろんなジャンルの音楽を楽しんでます。低音も結構ズシンと響きます。上々です。
最近は、ほんとに暑いのでベタつきがなく蒸れが少ないこのHE-4XXに自然と手が伸びてます。ここ1ヶ月の使用頻度は頭抜けてこれが一番です。
HE-4XX、価格以上に良いヘッドホンでした。
ベロア調のイヤーパッドで、蒸れの少ないヘッドホンをお探しなら、おすすめできる1本です。
一番お気に入りのFOSTEX TH610や、同じくお気に入りのFOSTEXのT60RPは合皮のイヤーパッドです。そのため、ベタつきが気になるのでなかなか使えてません。
これから秋になり気温が下がってくると、使用頻度がどう変化するのか、自分でもちょっと予想ができません。K812もこれからの季節が本番でしょうからね。
ヘッドホンのラインナップに変化があったらまたご報告しますので、ヘッドホンに興味のある方はぜひブログを購読してくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です