クリエイター必須の左手用ツールはTourBoxで決まり!
Adobe系のツールはもちろん、いろんなグラフィックツールや映像編集系のアプリケーションを毎日使い倒してるクリエイターの方に超絶おすすめしたいのが、この四角いコントローラー『TourBox』です。
この便利なツールの存在を知ったのが2020年2月。Makuakeというクラウドファンディングで資金を募ってたので支援しました(今では普通にAmazonで買えます)。
当初の予定では4月中に配送されるはずだったのが、コロナの影響で遅延が発生。中国の配送会社SFエクスプレスで追跡してみたら何故かオランダまで船便で運ばれてました(オランダが船便の中継地点だったようです)。
5月中頃ぐらいまではちょくちょく追跡番号を確認してましたが、一向にステータスが変わらないので関心がなくなり...。
もうその存在を忘れかけてた6月下旬にボロボロのダンボールで届きました。
2ヶ月かかって届いたTourBox ボロボロ...
これがうちに届いたTourBoxのダンボール。
ダンボール上面ににはちょっとした穴がありました。
サイドにはかなり大きめな穴。何か硬い棒で突き刺さないとこんな穴はできません。
肝心のTourBoxのパッケージは大丈夫そうですが...
TourBoxのパッケージにも穴が空いてました...
かなり強い力で突かれたみたいです。
他の部分にもちょっとした凹みがありました。
パッケージの中身。説明書と保証書が入ってます。説明書はきちんと日本語でも記載されてました。
中身は大丈夫そうかと思いきや...
包装されてる袋にTourBoxのノブの跡がくっきり...。何度も何度も上下にガンガン揺らされた結果でしょう、もうちょっとで破れそう。大丈夫かなこれ。
底面の角部分の包装紙は破れてました。
そのほかにも今感じで小さく破れている箇所がいくつもありました。
破れた包装紙のカスがついてましたが、TourBox本体には傷はありませんでした。
Makuakeで購入したものって、届くかどうかヒヤヒヤするし、届いたら届いたでこんな状態って...。なんか気が気じゃ無いですね。
今後はもう、Makuakeは利用しないかも。
実際、僕が支援したTourBoxがオランダ経由で配送に時間がかかってる間に、Amazonで普通に1万円台で買えるようになってました。翌日配送で。
Makuakeで支援した金額との差額を払うからAmazonから送ってくれって何度も思いましたよ。
TourBoxの設定はとても簡単
TourBox本体とUSB-Cケーブル。
本体はマットな質感でサラサラな肌触りです。ずっしり感があってなかなか良い感じ。
底面には滑り止めがあってデスク上で操作してても動くことはありません。
デスクの上にTourBoxを置くとこんな感じ。左手で操作するツールです。
TourBoxコンソールというアプリを公式サイトからダウンロードして使います。
アプリをダウンロードすると、各アプリ毎に設定を好きなように追加することが可能です。
PhotoshopやPremiere、LightroomなどいくつかのアプリはTourBoxのサイトにプリセットが用意されてるので、それをダウンロードして使うことも可能です。
使い方はYouTubeでたくさんの方がレビューしてるので、そちらを見た方が早いです。
TourBoxでLightroomの作業が格段に向上!
試しに、写真を200枚ほどLightroomでレタッチして現像してみました。
「前の写真の設定をペースト」や「自動補正」をショートカットに追加して、キットボタンにハイライトや黒レベルなどを設定してるので、ほとんどTourBoxだけで次から次にレタッチが完了していきます。
気がついたら200枚以上が30分もかからずに現像まで終わってしまってました。
いつもなら1時間以上かかってたので、作業効率が倍以上になりました。
これ、もっとカスタムすればさらに作業効率が上がりそう。使ってて、かなりワクワクするツールです。
数時間使ってみたら、よく使うボタンの周りが皮脂だらけになってました。
マットな質感でいい感じかなと思ってたので、もうちょっと皮脂が目立ちにくい表面ならよかったかも。
数時間使ってると、左手にTourBox、右手にマウスを構えてるので、両肩がバッキバキに固まってしまってました。ちょっと姿勢をもうちょっと考えないとつらい。
ただ、作業効率が爆上げするのは間違いありません。
Premiereの横スクロールやシーケンスの拡大縮小もノブやダイヤルを使えばササッとできます。
まとめ
届くまでに時間がかかって、ダンボールがボロボロで中身も傷があったので、使う前からちょっとブルーな感じでしたが、実際に使ってみると製品自体は素晴らしい出来でした。
僕の使い方としては、Lightroomで写真をレタッチしたり、PremiereやAfter EffectsやAuditionで映像関係の作業をするときに大活躍してくれそうです。
運営の方でもTourBoxコンソールのアプデートが頻繁に行われてまして、これを書いてる時点のv2.0では自分でアプリ毎に設定を切り替えなきゃいけませんが、v2.1ではプリセットオートスイッチで使用中のソフトウェアに合わせてプリセットが自動的に切り替えられるようになるようです。
価格は2万円ほどですが、作業効率が爆上がりするのは間違いなので、クリエイターの皆さんはすぐ元を取ることができるはず。
自分オリジナルのショートカットを登録できれば、神ツールになるのは間違いありません。
左手専用の超おすすめツールですよ。
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