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GITZO買うならアウトレットがおすすめ!
とうとうGITZOの三脚買いましたー!
コンパクトなミラーレス一眼カメラα6400を買ってからというもの、室内だけでなく室外にも動画撮影に出かけたい衝動が…。
特に、これまでほとんどやってなかったタイムラプス動画に興味が湧きまして、三脚が必要に。
普段自宅で使ってるマンフロットの三脚があるものの、ビデオ雲台に付け替えてるので3.9kgもある。これじゃちょっと重すぎるので、あまり外に持ち出したくない。
そこで欲しくなったのが軽くてしっかりしてる三脚。ManfrottoのBefreeシリーズがいいなぁと思って調べてみると、どうも作りがそこまでしっかりしてるわけではないとのこと。
機材の参考にしているYouTuberさんがBefeeを使ってましたが、結局はGITZOに買い替えされてました…。
GITZO(ジッツオ)って何?
カメラを使うようになって三脚が欲しくなってくると、いろんなところで耳にするのが「GITZO(ジッツオ)」というメーカーの名前。
1917年にフランスで生まれたカメラ機材のメーカー。当初はカメラやケーブルレリーズなどの周辺機器を取り扱っており、三脚の製造は1950年代から。
カメラを使ってる人なら誰もが知る超一流の三脚メーカーです。
世界で初めて脚パイプにカーボンファイバーとバサルトファイバー、雲台にマグネシウム合金を採用しました。
現在はマンフロットやザハトラーも属しているヴァイテックグループに加わり、イタリアで生産が行われています。
GITZOの三脚のシリーズと型番について
三脚の製品カテゴリーには、
- 堅牢性と安定性を重視した「システマティック」
- 汎用性の高い「マウンテニア」
- 携行性重視の「トラベラー」
大きく分けてこの3つがあります。(そのほかに、「ミニトラベラー」と「一脚」シリーズもあり)
「システマティック」は、長いレンズと重い機器を使うプロ写真家向け。最も頑丈で最も安定した三脚です。ジッツオの高品質とパフォーマンスのすべてを象徴したシリーズです。
「マウンテニア」は、携行性と堅牢性を兼ね備え、非常に頑丈で軽量。Gロックシステムや取り外し可能なセンターコラムなど、ジッツオの最新の技術ソリューションの最先端を備えています。
「トラベラー」は、携行性と可搬性を両立した軽くてコンパクトな三脚。携行性だけではなくトラベラーGロックシステムなどジッツオの最新の技術も取り入れたシリーズ。
収納性・携帯性・軽量性を最重視するならトラベラーシリーズで決まりです。
次に、型番についてもご説明しておきます。
型番には一定のルールがありまして、この表を参考にします。
ブランド名 | 種別 | 脚径 | 材質 | 段数 | 世代 | 種類 |
G (ジッツオ) |
T (三脚) |
0 (21.7) |
3 (アルミ) |
3段 | 0 | T |
K (キット) |
1 (25.3) |
5 (カーボン) |
4段 | 1 | OT | |
M (一脚) |
2 (29.0) |
8 (バサルト) |
5段 | 2 | S | |
H (雲台) |
3 (32.9) |
6段 | 3 | LVL | ||
S (アクセサリ) |
4 (37.0) |
4 | EX | |||
B (ブーム) |
5 (41.3) |
5 | L | |||
C (キャリング) |
LS |
脚径はCarbon eXactで単位はmmです。0型、1型、2型と表現します。
種類についての読み方は、
- T(トラベラー)
- OT(オーシャントラベラー)
- S(システマティック)
- LVL(レベリング)
- EX(エクスプローラー)
- L(ロング)
- LS(ロングシステマティック)
- GTS(ジャイアントシステマティック)
- QR(クイックリリース)
です。
例えば、今回購入した『GK1545T-82TQD』だと「GK1545T」の部分は、
- G(GITZO)の、
- 三脚と雲台のK(キット)で、
- 脚径は1(25.3mm)、
- 材質は5(カーボン)、
- 段数は4段、
- 世代は5世代、
- 種類はT(トラベラー)
ということになります。
この法則を知っておけば、そんな三脚なのか分かりやすいですね。
GITZOをアウトレットでおトクに購入
GITZOの三脚を購入するにあたって、重要視したのが次の5点。
- バッグに入れる時の収納性
- 持ち運ぶ時に苦痛を感じない軽さ
- 最高アイレベルは160cmほど
- ミラーレス一眼やフルサイズの一眼レフで使用するので、載せる重さはせいぜい2kg程度まで
- 超望遠などの大きなレンズの使用予定はなし
マウンテニアかトラベラーで迷いましたが、折りたたんだ時の縮長がより短いトラベラーシリーズに決めました。
脚径は1型で十分。
材質は当然カーボン。
段数はよりコンパクトな4段。
種類はトラベラー。
これらの点を考慮して、三脚『GT1545T』と雲台『GH1382TQD』がセットになった『GK1545T-82TQD』に決めました。
本体重量は三脚と雲台で1.4kgと超軽い!それでいて最大耐荷重は10kg!格納高は42.5cmと超コンパクト!文句なしの三脚です。
ただ、値段がかなりお高い。
GITZOオンラインストアでは、135,575円(税込)と10万円を軽く超えちゃってます。
そこで、少しでも安く手に入れるために色々探して見つけたのが、ヴァイテックイメージング株式会社のアウトレット、楽天市場の『マンフロットアウトレットストア』です。
マンフロットアウトレットストアでは、マンフロットやジッツオなどパッケージに傷や汚れがある商品や生産完了品などの未使用品が、割引価格で販売されてます。
アウトレットだからといって製品に何か不具合があるわけではなく、パッケージに傷があるだけの新品(未使用品)なんです。
そこで見つけたのがこちら『トラベラー三脚GT1545T+雲台GH1382TQDキット』。価格はなんと!税込みで106,800円でした。GITZOオンラインストアより28,775円も安い。Amazonでも12万2千円ほどで販売されてるので、それと比較しても1万5千円も安い。
箱にダメージがあっても特に気にしないので、在庫があるうちにソッコーで注文しました。
GITZOのアウトレット、傷はどこ?
そして注文から2日後に届きました!
ダンボールの中には緩衝材がいっぱい。
出ました〜!三脚GT1545T+雲台GH1382TQDキットの外箱。
さてさて、どんな傷があるのかなと…
この面はOK。
角にほんのちょっと傷がありますが、この面もまぁOK。
こちらも側面の角にほんのちょっと傷あり。あと左側に擦れたような傷も。でも全然OK。
最後の面も…普通にきれい。え?これってアウトレットだよな?と、しばらく自問自答。パッケージのどこに傷が入ってるの?と思うほどキレイでした。
ということは、中身に何か問題が??
パッケージ一覧。説明書・レンチ類・ミニセンターポール・ストラップ・簡易バッグ、そして本体。
全部細かくチェックしましたが傷は皆無。三脚の脚も出し入れしたり、雲台もぐりぐりしてみましたが、一切問題なしでした。
これがアウトレット?と思うレベルでした。今回は運が良かったのかもしれません。ものによってはパッケージに大きな傷が入ってるものもあるようなので、全ては運次第ということでしょうか。
ただ、傷があるのはパッケージだけ。中身は未使用品なので問題ありません。保証も1年間あるし、価格も一般の売価に比べるとかなり安い。神経質じゃない方には特にオススメです。
GT1545T GH1382TQD 写真レビュー
折りたたんだ状態の三脚と雲台。
ジッツオの中でも最もスリムな自由雲台GH1382TQD。シブい!カッコいい!
アルカスイス互換のクイックシュープレート。バブル水準器付き。
「Carbon 6X」の後継でさらに剛性の高い「Carbon eXact(カーボンエグザクト)」が使われているGT1545T。カーボン部分の手触りはさっらさら。寒い冬でも冷たくなさそう。
ゼブラ模様のような特徴的なデザインはノアール・デコールという粉末塗装によって作られたもの。アルミニウムの粉末と、企業秘密の特別な粉末をレジンに混ぜて、マグネシウム製の本体に吹き付け、窯に入れて加熱して柄が生まれます。
これがカバーの役割になり、錆を防ぎ耐久性を高め、耐荷重を大きくしてくれます。
ツイストロック式のGロック採用。自重や上からの荷重でロックがより強固になる構造です。
1/4ほど回せばススっと脚を引き出せます。締めるときも1/4ほど締めるだけなので設置・撤収も簡単!
上が愛用しているマンフロットのMK190XPRO4-3Wに雲台を載せ替えたもの。重さは3.9kg。三脚の耐荷重は6kg。
下が、今回購入したGT1545TとGH1382TQD。重さは1.4kg。三脚の耐荷重は10kg。
ジッツオの三脚は、雲台をさらに収納できるのでもっとコンパクトになります。
センターポールまで伸ばした全伸高は、マンフロットの190が173cmで、GITZOのGT1545Tが163.5cm。
マンフロットの方はレバー式なので、全伸高にしようとすると約4kgを持った状態でひとつずつロックを外さなきゃいけないのでとても大変でした。
一方のジッツオは、くるくる回してさっと伸ばすだけなので、かなり簡単です。さらに重さも1.4kgしかないのでラクで仕方がありません。
thinkTANKphotoのカメラバッグにもちょうど収まりました。
本来はカメラバッグの背面に三脚を固定して持ち運びますが、これならバッグの中に入るのでかさばらなくてすみます。
初めてのGITZO!感想まとめ
最初の子どもが生まれた13年前にはじめたデジタル一眼レフ生活。まさか自分が10万円以上もする超高価な三脚を購入するとは、夢にも思ってませんでした。
やっぱり高いだけありますね。所有欲が満たされまくりです!
最初の数週間は、意味もなくカーボン部分をスリスリしたりノアール・デコールの模様を撫で回してました。
一番良かったのが軽さですね。1.4kgしかないので、どんなところにも持って行くのも苦ではありません。しかも剛性がすごい。脚の部分がぐらつくこともないし、雲台もピタッと止まります。フルサイズとレンズの組み合わせで、2kgぐらいならビクともしません。70-200mmとか乗っけても問題なさそうですね。
携帯性と堅牢性が見事に両立している素晴らしい三脚です。高いけど本当に買って良かった!
これからいろんなところに持って行って使うのが楽しみで仕方ありません!
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