軽量コンパクトな撮影用照明『Aputure AL-M9』レビュー 動画でも写真でも使えて予想以上に明るい！

ひとつ持っておくと便利な小型コンパクトなLED照明

最近、写真や動画を撮る際の「光」の大切さを再認識中。

以前は「こんなもんでいいか」と妥協することが多かったんですが、「もっときれいな写真」「その商品を見た人が欲しくなる写真」へのこだわりがちょっとずつ出てきました。

そのため、撮影する場所をちょっと変えたんですが、部屋でブツ撮りするときの光量不足、太陽光を逆光にして撮影したときに手前が暗くなるなど、手軽にさっと光を足したい！と思うことが増えてきました。

というわけで購入したのが、超コンパクトな『Aputure AL-M9 Amaran Lighting Up LED小型ビデオライト』です。

手にすっぽり収まるAputureの小型LEDライト

海外のYouTuberの方がこれの上位機種『Aputure AL-MX LED撮影ライト』を紹介してたんですが、価格が2万円近くもするのでさすがにちょっとコスパが悪い。

すると、それの約4分の1の価格で買えるAputure AL-M9があるじゃないですか。ソッコーで購入しました。

中国のメーカーですが、パッケージも中身もものすごくしっかりしてます。

Siruiの時も感じましたが、もう中国メーカーだからって偏見を持つのはやめました（まだ粗悪な物を販売するとこもあるので、それはそれで注意は必要です）。

パッケージ一覧。ケース（本体は中に入ってます）、説明書と保証書。説明書は英語と中国語でした。

AL-M9本体が入っているケース。ちょっと見にくいですが、タグには「Aputure」と刺繍されてます。

LEDライト本体と付属品を入れるためのポケットが2つ。ベルト通しとカラビナもあります。カラビナは取り外しも可能。

ケース自体の作りもすごくしっかりしてます。

ケースの中身。

充電用のUSBケーブル、ユニバーサルマウントベース、カラーフィルター3枚（写真には写ってませんが、同サイズの白いトレーシングペーパーも付属）、LEDフィルライト本体。

LEDフィルライト本体。実測値は、8.6×5.5×1.3cmでした。プラスチック製ですが、質感は良いです。安っぽさは感じません。

ライトの背面。表と同様、ユニバーサルマウントベースを挟み込むための溝が上下に入ってます。

充電用のmicroUSB端子、ライトの強弱ボタンが2つ、オンオフボタン。1回の充電で約2時間ほど使えます。

その右側面にはステータス表示のLEDがあります。充電中は赤、使用中は青に点灯します。

ユニバーサルマウントベースをつけた状態。カメラのアクセサリシューにつけたり、このまま立てて使うこともあります。

気軽に光を足せるのが便利！実際に使ってみた感想

普段ブツ撮りで使うときは、カメラのアクセサリシューにつけてます。約140gとものすごく軽いので、重さの負担はほとんどありません。

明るさは9段階で調整できるので、周囲の明るさを考えて調整するようにしてます。

プラスとマイナスのボタン、それぞれ1回ずつぽちぽち押して調整もできるし、押しっぱなしにするとバーっと一気に暗くしたり明るくしたりできます。

よく考えられて作られてますね。

後ろから太陽光が逆光であたってます。

左は後ろからの太陽光のみ。右が正面からLEDライトをカメラにつけた状態で撮影したもの。

前からも光をあてることで、手前の部分が黒つぶれせずに情報を認識できるようになります。また不要な影も飛ばせます。

カメラの内蔵フラッシュよりも柔らかい光がいい感じ。ストロボよりは暗いですが、その分はカメラ側で調整すれば問題ありません。

購入してから1ヶ月ほど経過しましたが、写真撮影はもちろん、動画の撮影でも大活躍してくれてます。

使い勝手が良すぎるので、もうひとつ追加で購入するつもり。

Siruiに続いて、また中国メーカーのファンになってしまいました。

いいですよ、Aputure。カメラの照明でお困りなら、オススメのメーカーです。