カメラとレンズと湿度、感染、影響、予防方法についてのまとめ

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夏のカビ対策!大切なレンズはドライボックスでしっかり守る
夏のカビ対策!大切なレンズはドライボックスでしっかり守る
デジタル一眼レフカメラを使うようになって意識しはじめたのが「湿度」。
そのため、カメラとレンズを置いている室内には湿度計を設置してるんですが、つい先日、梅雨時期になんと80%を超えてました
気温も高くかなりジメジメしてたので湿度も相当高いだろうなと思ってましたが、まさか80%を超えてるとは思ってもみませんでした。
NikonからCanonに乗り換えた時に、不要なカメラやレンズを整理しまして、随分機材は減ったんですが、常時使わないレンズも2つほどある。
カメラやレンズは定期的に使っていればカビの心配は無いんですが、数週間から数ヶ月使わないとカビる可能性がぐんと上がります。
というわけで、防湿庫を買おうかなとも思ったんですが、入れる機材が少ないので以前使っていたハクバのドライボックスを活用することにしました。

カビがレンズに及ぼす影響

カビとは何か。
カビは菌の仲間で糸状構造をしていることから「糸状菌」とも呼ばれます。分類上は菌類の酵母やキノコと同じです。
レンズにカビが発生するとどんな影響があるのか
見た目が悪いのはもちろん、そのままの状態で撮影すると写真に写り込んでしまいます
さらには、ガラス内部まで浸透してしまうため光学性能にも大きな影響が発生する可能性が高いです。
過去にイメージセンサーに汚れが付着しまくった時に、F値を絞って撮影するとセンサーに付着したゴミが写真に写り込むことがあったんですが、それと似たような感じです。
ゴミだらけのイメージセンサーを清掃するために「Nikon クリーニングキットプロ2」を購入!
イメージセンサーに付いた汚れは清掃できますが、レンズに発生してしまったカビはなかなか取ることが難しいです。
表面なら取れますが、内部やレンズ内部まで浸透している場合はどうしようもありません(メーカーにて修理してもらうことは可能)。
キレイに取れたとしても、カビの胞子は完全には無くせないので、いずれまたカビが発生してしまいます。

カビは他のレンズに感染する

カビは微生物なので、放っておけばどんどん育って広がっていきます。
カビは菌類なので、成長するために胞子を飛ばしてます。
そのため、同じ場所に収納していたレンズやカメラにもどんどんその胞子が付着し、カビが感染し拡大していきます
なかでも、レンズのガラス表面にはコーティングが施されているため、そのコーティングを餌にするためレンズのガラスにカビが発生することが多いです。

カビが発生しやすい環境

カビが発生する条件としては、

  1. 湿度が60%以上
  2. 温度が5〜35℃
  3. 栄養分がある
  4. 酸素がある
  5. 1〜4が揃った時間が長いとカビが成長する

1.カビは湿度が60%以上の環境を好みます。
2.また、温度が5〜35℃で成長が加速します。
3.栄養分については、人間の栄養にならない壁のクロスや畳なども養分になるのでどうしようもありません。
4.酸素についても、これが無いと人間も生きられないので対策のしようがありません。
1〜4の条件が揃い、その時間が長ければ長いほどカビは喜び、どんどの成長を続けてしまいます。
このなかで、人間がコントロールできるのは「1.湿度」と「5.時間」だけです。
カビの好む湿度を作らず、成長して定着する時間を与えないというのがカビ対策のポイントです。

レンズにカビが生えた場合の清掃方法

レンズにカビが生えてしまった場合は、自分での清掃は難しいです。
手が届く範囲であれば、レンズクリーナーなどで取り除くことも可能です(掃除に使ったレンズクリーナーを他のレンズに使うとカビが移ります。使用したクリーナーは必ず捨てるようにしてください)。
ただ、レンズ内部に発生している場合は、分解掃除やガラス交換が必要になります。
自分でもできないこともないでしょうが、レンズを強くこすりすぎるとレンズに傷がついてしまう可能性もあるため、専門業者やメーカーに修理依頼するのが安心です。

レンズやバッグにカビを生やさないための予防方法

これまでのレンズの保管場所
これまではDIYした棚の上にレンズ3本を置いてました。
ただ、夏になりエアコンをつけてない時の湿度は、平均して70〜80%とかなり高め。カビが喜ぶ湿度です。
エアコンを除湿運転すると一気に50%まで下がるんですが、エアコンを切ってる時間帯の方が長いので、この状態で放置するのが心配になってきました。高価なレンズもあるし。
棚の一番下にはカバン類も
あと、棚の下に置いてるカバンたちも湿度が多いとカビが心配です。今回は、レンズだけでなくカバンにもカビ予防対策を施しました。

カビ予防のために用意したもの

カビ予防対策で用意したもの
ハクバドライボックスは既に持ってるので、カビ予防対策として用意したのがこの3点。
HAKUBA カメラ保管用 アナログ温湿度計 C-82 外から確認しやすいアーム型吸盤付き KMC-82(私が購入したKMC-43は廃盤。後継機モデルがKMC-82です)』は、ドライボックスを購入した時にハクバの湿度計を買ったんですが、安くて意外と使えたので、今回は温度計付きを購入。
今使ってる湿度計は、ハクバのドライボックス内に入れて使います。
HAKUBA 強力乾燥剤 キングドライ 3パック KMC-33S』は、30g×4袋の強力乾燥剤が3パック入ったお得用です。1袋30gで約22Lのスペースで使えます。1袋の使用の目安は8ヶ月です。
湿度をカメラやレンズの保管に最適な40%前後に保ってくれます。
cotta(コッタ) 食品用乾燥剤 シリカゲル 5g 60×50mm 100個』は、バッグ内に入れるために購入。食品全般、薬品の乾燥保管にも使えます。

レンズのカビ予防

しばらく使ってなかったハクバのドライボックス
しばらく使ってなかったハクバのドライボックス15Lタイプ。
しばらく使ってなかったので、内部をエタノールで軽く拭いておきました
長いこと放置してたので、ドライボックス内部をエタノールで軽く拭いておきました。カビ予防です。
ドライボックスにレンズ2本と乾燥剤を入れる
50mmと100mmのマクロレンズは頻繁に使ってるので、ドライボックスには16-35mm70-200mmの2本を入れておくことにしました。
ほんとは、ちゃんとした防湿庫を買おうかなと思ったんですが、機材が少ないのでまだドライボックスでいいかなと。
ハクバの強力乾燥剤は、湿度40%台まで下げるのに約1週間ほどかかります。そのため、一緒に買ったシリカゲルの乾燥剤5gを3袋ほど一緒に入れておきました。
これで、速乾性も生まれるので最初の数時間で湿度を下げることが可能です。
ドライボックス内に設置した湿度計
湿度計を外側に向けて設置したんですが、床に直接置いているため見にくい。
湿度計をドライボックスの蓋に貼り付ける
湿度計をドライボックスの蓋の裏に、ノリがつかないカモ井加工紙のマスキングテープで貼り付けました。
このマスキングテープ、粘着力が強いのに剥がした時にノリが一切付かないのでかなり重宝してるテープです。シュアーテープより好きかも。
上からすぐ湿度を確認できるようになりました
これで、ドライボックス内の湿度を簡単に確認できるようになりました。

バッグのカビ予防

次にバッグのカビ予防です。
バッグのカビ予防
お気に入りのTUMIとthinkTANKphotoのバッグ。あとHHKBの持ち出し用のバッグです。
これらも毎日使うわけではないので、カビが好む湿気が長時間溜まりがちになります。
食品用乾燥剤シリカゲルはジップロックに入れて保存
食品用乾燥剤シリカゲルは開封後はジップロックに入れて保管します。5gが100個も入ってるので、ガンガン使えます。
バッグ内のあらゆるポケットに乾燥剤を入れておきます
TUMIのバッグ内のあらゆるポケットに乾燥剤を入れていきます。
TUMIのポケットに乾燥剤を入れる
外側のポケットにも1つずつ入れました。
シンクタンクフォトのカメラバッグにも乾燥剤を入れる
シンクタンクフォトのカメラバッグにも乾燥剤を惜しみなく入れておきました。
HHKBのバッグにも乾燥剤
HHKBのバッグにも入れておきました。

まとめ

まさか自分が使ってたレンズにカビが発生するなんて…。
誰もがそう思いますが、カビは人の気持ちなど関係なく、湿度が高い状態が長く続けば続くほど増殖していきます。
今のところレンズやカメラにカビが発生したことはありません。
ただ、

  • 靴箱に入れてた靴
  • 長く着てなないスーツ
  • 押入れに放置したままのカバン

などには、カビが発生したことはあります。
見つけた時のがっかり感は今でも忘れません。
振り返ってみると、カビが生えたものは湿度が高い状態で長期間放置してたのが原因なのは間違いありません。
カビは基本的にどんなものにも生えてきます。
大切なものは数週間ごとに取り出して風通しの良い場所に置いておくか、乾燥剤を定期的に入れ替えるなど、定期的なケアをお忘れなく。

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