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薄く塗るだけで、汚れ落とし・保護とツヤだし・撥水効果・カビを生えにくくする効果、が得られるワックスを試す!
とても気に入ってる本革の手帳型iPhoneケース。
本革にうっとり!革好きのための手帳型iPhoneケース『ウォレットアジェンダ レザーケース』レビュー
デザインも、革の質感も、使い勝手も、完璧なiPhoneケースです。ただ、一つだけ本革ならではの不満が…。それは、革にとって水は大敵だってこと。革が水分を含むと、繊維が硬くなり型崩れしやすくなります。また、水分に不純物が混じっていると、シミになって取れなくなることもあります。
手を洗った後、完全に乾いてない状態でケースを触ると、どうしても水分がケースに付着して濡れてしまう。Vaja(ヴァハ)のアルゼンチンレザーの表面には凹凸があるのでそこまでシミが目立つことはないと思いますが、大好きなケースなので大切に育てたい。
というわけで、少量つけて薄くのばすだけで「汚れ落とし」「保護、ツヤだし」「撥水効果」「カビを生えにくくする効果」が得られる『ラナパー レザートリートメント』を使ってみました。
使用開始から1ヶ月経過した本革iPhoneケース
これが使用開始から1ヶ月経過した本革iPhoneケース。オモテ面はほぼ変化は見られません。
内側には色の濃淡がちょっと出てきてますね。
特に2箇所、色が濃くなってるところがありますが、これは左手でiPhoneを操作するときに中指と薬指が当たってる部分です。
1ヶ月経過して徐々に自分の手帳型iPhoneケースに育ってきてます。うれしい!
背面も左側のフチの部分にちょっとだけ色の濃淡が出てきました。
ウォーキングや遠出する時には別のケースに付け替えてたので、そんなに変化はありません。特に傷もなく、キレイなままです。
ドイツで生まれたワンタッチレザーケア商品『ラナパー(Renapur)』
これが『ラナパー レザートリートメント(250ml、スポンジ2個付)』のパッケージ。
パッケージ一覧。注意事項と説明書の紙、ラナパー本体(250ml)、スポンジ2つ。
ラナパーはクリーム色の固形ワックスです。
主な特徴はこちら。
- ビーズワックス(蜜ロウ=蜜蜂の巣)とホホバ油など天然由来成分を配合し、ツンとくる匂いがない
- スポンジに少量を取り、革製品の表面に薄く塗るだけで、レザーに活力を与え長持ちさせる
- 表面の保護、艶出し、撥水効果が得られ、縫い目も保護してくれる
- 革靴はもちろん、ハンドバッグ、旅行カバン、コート、ジャンパー、ソファー、車のシート、ダッシュボード、白木など幅広い用途に使える
- 靴に塗る場合は、色艶が蘇るので靴墨は不要
- ベトベトしないので面倒な拭き取りは不要(ベトベトする場合は塗りすぎ)
皮革にラナパーの成分が染み込み、自然の光沢が得られ、革に活力を与えてくれます。
さらに、カビが生えにくくなるという効果も!
ラナパーの使い方
使い方はとってもシンプル。
スポンジに少量(革靴1足に対して0.4g程度)のラナパーを取り表面に薄くのばすだけ。ベタつかないので仕上げの拭き取りをする必要はありません。
革のお手入れはラナパーだけで十分です。クリーナー、クリームは不要です。ただし、ラナパーは汚れ取りではありませんので、汚れがひどい場合は事前にブラシやクリーナーで汚れを落としておいてください。
革によっては変色したり、ツヤが落ちる場合があります。そのため、ラナパーを塗る前に目立たない部分で試し塗りします。内側に塗ってみましたが、ちょっと色が濃くなる程度で特に問題なし。うすーく全体に塗っていきます。
匂いはほとんど感じません。鼻がつくほど近づけると、靴用のクリームのような香りがします。
全体に塗った後のスポンジ。ちょっとだけ革の色がつきました。
ほんの少量塗っただけですが、ツヤが出てきました。
ラナパーを塗ったiPhoneケース
ラナパーを塗った直後の色です。かなり色が濃くなって味が出ました!好きな色です。
ただ、1時間もするとワックスがちょっと乾燥したのか、色はほんのちょっとだけ薄くなりました。
内側は左側のフタ部分に塗りました。右側のiPhoneを載せる部分にはラナパーは塗ってません。こちらもちょっと色が濃くなりました。
光の反射でツヤが出てるのも分かりますね。
背面もオモテ面と同様、かなり色が濃くなりました。ただ、こちらも1時間後ぐらいにはワックスが乾燥してもうちょっと色は薄くなりました。
まとめ ちょっと水に濡れても撥水してくれる!
最後に、水を数滴落としてみたところ、見事に水玉が出来ました!
ただ、すぐ落とさないと少しですが水は吸い込んでしまいます。濡れたままの放置は厳禁です。
完全防水ではないので仕方ないですが、ちょっと濡れたぐらいじゃ色がつかない=水を吸い込まなくなったので、必要充分な撥水効果はあるので安心しました。
革用のクリームは、ソファに使ってる「サフィール ユニバーサルレザーローション(レビュー記事)」がベストだと思ってましたが、それに匹敵するものがあるとは…。
本革の手帳ケースはカビが生える可能性があるので、カビにも強いラナパーを塗っておけば鬼に金棒ですね。
カビが生えてしまったものでも、できるだけブラシでカビを落としてラナパーを丁寧に塗れば、2〜3回繰り返すうちにカビが生えにくくなります。
革製品のカビでお悩みの方にもぴったりのワックスです。