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iPhone/iPadの写真と動画をバックアップする5つの方法を紹介した時に注文していた『Qubii Pro』。
どういう製品かというと、iPhone/iPadを充電する時にiPhoneとACアダプタの間に差し込むだけで写真・動画・連絡先・Facebooとinstagramの写真と動画・Flickr・Twitterまでバックアップできる、とても便利なアイテムです。
パソコンを持ってなくても、写真や動画を簡単にバックアップすることができます。
うちにはiMac Proがあるんですが、妻・娘・息子と使用するiOSデバイスが増えてきたので、それぞれをMacに接続してバックアップするとストレージがなくなる&面倒になってきました。
Qubii Proなら、1枚のmicroSDカードで複数台のiOSデバイスをバックアップできるので、これは便利だろうと思って買ってみました。
「Qubii」と「Qubii Pro」の違い&機能
「Qubii Pro」はAmazonでも1年前ぐらいから販売されている「Qubii」のアップグレードバージョンです。
Proバージョンでは、USB3.1に対応し転送速度が最大3倍以上速くなりました。バックアップ時間も約30%高速化されました。
USB3.1の12W充電にも対応してます。
また、ストレージ機能が追加され、ファイルappにてデータの保存場所として指定できるようになりました。これにより、iPhoneやiPadのファイルをSDカードに移動して別のデバイスで閲覧するなど、USBメモリのように使うことが可能になりました。
カラーバリエーションは、「Qubii」はホワイトのみ、「Qubii Pro」はスペースグレイとゴールドの2色展開です。
「Qubii」と「Qubii Pro」の共通機能
- 写真・動画・連絡先・Facebook・Instagram・Twitter・Flickrのバックアップ
- iTunesコンテンツもバックアップ可能
- iPhoneにデータ復元
- インターネット回線は不要
- パソコン用のmicroSDカードリーダーとしても使える
- モバイルバッテリーでも使える
- 安心のApple MFi認証取得済み
- 最大512GBのmicroSDカードに対応
Qubii Pro 商品写真とセッティング
Qubii Proのパッケージ。
パッケージ一覧。説明書と本体のみでとてもシンプル。
前後にはUSB-Aの差し込み口があります。左がオスで右がメス。
オスの上にはmicroUSBの差し込み口もあります。
本体左右にはロゴがプリントされてます。
microSDカードは別売りです。今回は、Samsung microSDカードの128GBを挿しました。
バックアップするiPhone/iPadのデータ容量よりも多いものを用意してください。
iPhoneの純正USB電源アダプタに接続します。
これでセッティングは完了。あとはコンセントに接続します。
Qubii Pro の使い方
コンセントに接続すると「Appがインストールされていません」と表示されました。
「App Store」をタップしてアプリを入手(ダウンロード)します。
Qubii Proを起動し、画面の指示に従って進めていきます。
途中、写真と連絡先へのアクセス許可、通知の許可を求められます。
僕はすべて許可しておきました。後で変更もできます。
SNSデータのバックアップについても、後で設定変更は可能です。
スタートでバックアップをはじめると、iPhoneデータのスキャンが始まります。
僕のiPhoneの中には、カメラロールに約4,200枚、Macからデータを同期してるファイルが14,500枚ほどあります。
Qubiiのバックアップでは、iPhone内にある写真と動画、すべてがバックアップされるので、1万8千を超えるファイルをバックアップすることになりました。
10時43分に開始して14時56分に終わりました。データ容量は62GBで、転送時間は4時間13分でした。
データが多ければ、初回のバックアップに時間はかかりますが、次回からは差分バックアップになるので所要時間はもっと少なくなります。
バックアップ後、iPhone内からバックアップしたファイルを削除してスマホのストレージを空けることもできます。
バックアップ完了後の画面。
メインの画面では、Qubii Proに挿してるのmicroSDカードの中身を確認したり、バックアップを手動で開始したり、iPhoneに復元することもできます。
microSDカードの中身が確認できます。
操作を終える場合は、データ通信が終わった状態でケーブルを抜きます。ケーブルを抜くと、画面上に通知が表示されます(通知をオンにしている場合)。
次回からは、接続すると自動でバックアップが始まるので、特に何もする必要はありません。
とても簡単でいいですね。
microSDカードリーダーとして使う
パソコンのUSB端子に接続すると、microSDカードリーダーとしても使えます。
microSDカードの中身をMacで確認した画面がこちら。
フォルダ名が「EOS_DIGITAL」となっているのは、EOS 6D mark2で使ってたmicroSDカードを、Qubiiでフォーマットせずにそのまま使ったから。
Qubii Proの設定でフォーマットすれば、フォルダ名は「Qubii Pro」になり、上記画面にある「DCIM」「MISC」フォルダは無くなります。
「フルバックアップアルバム」「連絡先をバックアップ」の中に「iPhone X」のフォルダがありますが、複数のiPhone/iPadをバックアップした場合、iPhone Xと同階層にデバイス名がずらっと並びます。
うちには、バックアップしておきたいiOSデバイスがiPhone X以外に3台ほどあるので、それも同じようにしてバックアップを取りました。
勝手にフォルダを作ってくれるので、パソコンにデータをコピーしてバックアップするときもとてもラクでした。
モバイルバッテリーでもバックアップ可能
コンセントがない場合は、モバイルバッテリーでもバックアップが可能です。
コンセントからじゃなく、モバイルバッテリーで充電することも多いので、そこでもバックアップができるのはいいですね。
使ってみた感想 まとめ
妻や娘が写真を撮るときに使ってるのは、デジカメじゃなく、スマホやタブレット。
そのため、毎日使うiPhoneやiPadには写真と動画がどんどん増えてます。
思い出がたくさんつまっった大切なデータなので、バックアップしなきゃと思ってはいたものの、面倒くさかったのでつい後回しになってしまってました。
Qubii Proなら充電するついでにバックアップも取れる、さらにはそれぞれのデバイス毎にフォルダ分けもしてくれる。
あとは、パソコンに繋げて丸ごと外付けHDDにバックアップしておけば、とりあえずは一安心。
妻や娘がスマホやタブレットを買い替えた時も、データを丸ごと復元することも可能です。