ダイロンマルチで綿の帆布素材は染まる?無印良品の汚れた白い椅子カバーを染め直し

無印良品の椅子カバーが汚れたのでベージュに染め直し

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購入当初は真っ白だった無印良品のチェアカバー。

綿の帆布素材でとてもしっかりしてまして、もう10年ぐらい使ってますが破れは皆無。

ただ、洗濯は定期的にやってましたが、ちょっと色焼けたような古くなった感じで全体的に黄色くなってきました

ダイニングチェアとして使っているので、食べ物のシミも目立つようになってきました。

もう洗濯じゃ落ちなくなってきたので、そろそろ買い替えようかなと思ってたんですが、以前グラミチのパンツを染め直したら見事に復活した↓ので、ダメ元で今回も染めてみることにしました。

予算1,500円!色褪せたチノパン(カーキ色)を染めてみた!ダイロンマルチ2回目

汚れて色焼けた無印良品のチェアカバー

座面についてhたたくさんのシミ
なんでこんなところにシミがつくのか不思議なくらい、たくさんのシミが取れずに残ってます。

背もたれの上は色焼けて変色してる
背もたれの上は色焼けて変色してます。ここを持って椅子を出し入れするので、汚れが定着してしまってます。

染めるために用意したもの

染めるために用意したもの
今回は、ベージュに染めたかったので、以前使ったダイロンマルチではなく、ちょっと高めの『DYLON プレミアムダイ col.10 ぺブルベージュ』を2袋、使ってみました。

一応、色止め剤(カラーストップ)も用意しましたが、

  • プレミアムダイは通常のダイロンマルチよりも染料の定着の良さに優れていること
  • 洋服のように頻繁に洗うものではない

ということを考慮して、カラーストップは使いませんでした。

ボウルとゴム手袋と塩とトング
そのほか、

  1. 染料を混ぜるためのボウル
  2. 染料をしっかり混ぜるためのゴム手袋とトング
  3. 500gの塩(1袋につき250g)
  4. 染料と椅子カバーを混ぜて漬け置きするポリバケツ

を用意しました。

プレミアムダイはダイロンマルチよりも大量に塩が必要になりますが、40度のお湯で染まるので取り扱い断然こっちがラクですね。

椅子カバー2枚の重さ
椅子カバー2枚の重さは783gでした。

やる前に測っておけばよかったんですが、プレミアムダイは1袋で約250gの繊維が染められます。

ということは、4枚全部で約1500gの椅子カバーを十分な濃さで染める場合、6袋が必要になります。

染める直前にこのことが判明したので、もし薄かったら後で別の濃い色で染めなおせばいいかと、今回はこのままやることにしました。

白い椅子カバーをベージュに染め直す

ボウルに染料を開ける
まずはボウルにプレミアムダイ ぺブルベージュの染料を2袋分入れます。白っぽい色ですね。

塩も500g入れます
ここで塩も500g入れます。

40度のお湯、500gで染料液を作ります
40度のお湯を500g入れて、染料液を作ります。

以前使ったダイロンマルチは80度のお湯だったのでお湯を沸かすのが大変でしたが、プレミアムダイは40度のお湯なので、給湯温度を40度にしておけばそのまま使えます。超簡単!

ポリバケツにも11.5リットル(1袋あたり6リットル)のお湯を入れ…

ポリバケツのお湯と混ぜます
先ほど作った染料液を入れてよく混ぜます。

染料液が茶色に変化した
入れる前は紫色っぽかった染料液が、ポリバケツに入れてしっかり混ぜたら茶色っぽくなりました。塩が溶けると変色するようです。

染めるものを入れて15分間しっかり混ぜる
染めるものを広げて入れ、15分間しっかり混ぜます。40度のお湯なので、ゴム手袋しておけば簡単に混ぜられます。

染料液はちょっとヌルヌルしてます。直接肌に付くと肌が荒れるかもしれないので、しっかりとゴム手袋をして混ぜます。

45分間、浸けおきする
45分間、浸けおきします。今回はお湯が少なかったので、染めるものが全部浸かりません。

ボウルに4kgのダンベルを置いて重石にしました
全部浸かるように、ボウルに4kgのダンベルを置いて重石にしました。45分間のうち、3回ほど途中でかき混ぜました。

水洗いして良くすすぎます
水洗いして水が透明になるぐらいまでしっかりすすぎます。

色止め剤を使う場合は、ここで使ってください。

陰干しして乾けば完了
洗濯機で脱水後、陰干ししてしっかり乾けば完了です。

染め直した結果

無印良品の白い椅子カバーをベージュに染め直した結果がこちら。

白をベージュに染め直した結果
一見綺麗に染まってそうですが、肉眼で見るとかなり薄くてほんのりベージュという感じになりました。

椅子に付いてたシミは若干目立たなくなりました
椅子に付いてたシミは若干目立たなくなりました。

背もたれの上の色焼けも目立ちにくくなった
背もたれの上の色焼けも目立ちにくくはなりました。

結果としては、一番気になってたシミや色焼けが目立ちにくくはなったので、最低限の目標はクリアしてますが、見た目があまり変わってない&キレイじゃないです。

予算的には、680円 × 2 = 1,360円 と低コストでできたのでよかったんですが、染料が少ないとどうしても色が薄くなってしまうようです。

あと、素材は綿なんですが帆布なのでTシャツなどと比べると若干染まりにくいような感じがしました。

ちょっとこのままじゃスッキリしないので、今度はもうちょっと濃い色になるように『DYLON プレミアムダイ col.11 ダークブラウン』を3袋ぐらい使って染めてみようと思います。

説明書通りだと6袋必要ですが、今回の失敗で染料が少ないと薄くなることが分かったので、薄い茶色に仕上げるためには半分の3袋がちょうどいいかなと。

詳細はまた後日!

つづき

ベージュに染めたら残念な結果になった無印のチェアカバーをダークブラウンに染め直しました。

4枚で3,510円!シミで汚れた無印良品の椅子カバーを染め直す!レビュー動画あり

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